料理って本当に人それぞれ味の好みがある。
100人いれば100人ともが違うんじゃない?
甘い、辛い、しょっぱい、薄い、濃い、もっともっとある。
好みの味を口では伝えることが出来ないくらい、
いろいろたくさんの要素がからまりあって、
それはそれは深い。すんごく当たり前の話やけど。
で、その中で、自分でもびっくりするくらいの
大好きな味の超ど真ん中ストライクがあるとする。
そのピンポイントの「美味いいいいい!」って言う
舌のツボはたぶんなかなか他人には知ることは
出来ないんじゃないなかな?
どんな一流料理人の料理だって、一流の素材だって、
本音を言えば「もうちょっと醤油かけたい」とか
「もうちょっと辛さ控えめだったら」「あとコショウ一振り」
とか、ストライクゾーンではあるが、自分の中の
超ど真ん中ストライクにはなかなかならないと思う。
なんかそんなことが「当たり前やな」と思ったら、
とたんに気分は楽になる。料理を作るのも楽になる。
美味しい料理を食べに行くのも楽になる。
料理を作ってくれる人にも感謝できるようになる。
作る人がただ自分の舌で最高に美味い!と思った
料理を出してくれるだけであって、自分の舌の美味い
と思う最高を作ってくれるわけではない。
意外とね、この気持ちの持ちようが大事なんよねぇ。
他人は自分と違うんだよって受け入れって言うのかな?
そもそも違うもんだ、から入ると楽なんですよ。何事も。
考え方とか価値観とかもね。
とか思ったりした、今日この頃でーす。