上は決断力の早さが重要 | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

毎週月曜日の朝にスカイプを使って役職者だけの定例会議をやっています。

全役職者8名で会議時間は30分。1週間の営業実績を振り返って何をやったかを語る場じゃなく、これから1週間(今日から日曜日まで)をどうするか?何を何にどのように変えるか?を各自が発表し、それに対して意見交換を行なう。

ここで大事なのが、決断力。

例えば店長であれば、「今週もまた週末にイベントをして盛り上げたい」と言う。「何をするの?予算はいくら?費用対効果(予測)は?」となる。詳細まで決まりきってなくても「○○万円以内で予算比○○%アップが期待出来るなら、実施OK!」と、たいがいはなる。

で、問題はここから。

<A.決断力が早い店長の場合>

(月)…イベント詳細の企画立案を決定。イベントタイトル、予算・内容も決定。→各部に業務を依頼
(火)…各部が準備に取り掛かる。
    →商品部が商材の確保に商談を開始
    →Webチーム・販推担当がデザイン案を製作開始
(水)…準備(デザイン校正、商材の納期確認、など)
(木)…準備(金曜日に告知開始の準備、Blog作成、スタッフ全員での内容確認など)
(金)…告知開始、売場の下準備(POP作成、スタッフ運用手順確認など)
(土)…イベント実施
(日)…イベント実施

月曜日に決断力が早くて全部が決まると、火曜~金曜まで4日間の準備・製作期間があり、より質の高いイベント運営が可能となる。

ところが、

<B.決断力が遅い店長の場合>

(月)…イベント詳細の企画立案をするも、決めきれずにこの日は持ち越し。
(火)…内容に関して1人で決めきれず「みんな、こんなのどう思いますか?意見くださいー」と社内メールでアンケート。
(水)…悩んで決めきれず。(あるいは公休日だったりする)
(木)…悩んで決めきれず。(あるいは公休日だったりする) 
(金)…時間が無いので、適当に妥協的に決めて行く。
→各部に業務を依頼 
    →商品部は交渉の時間がない→ある在庫で間に合わせ的な。。。
    →Webチーム・販推担当がデザイン製作時間が無いので、過去データを使い回し。。。
    →やっつけ告知Blog作成、スタッフに案内するも運用面の詳細が決めきれず、やや混乱。。。
(土)…イベント実施
(日)…イベント実施 

+++

これはほんの一例で、他にも部署ごとに様々な案件がありますが、

・ペンディング
・保留
・持ち越し
・もうちょっと揉みます
・もうちょっと考えます

とか、様々な理由で「決めること」から逃げ出すと、結局いい成果が生まれない(ことが多いと、経験談です)

上の人は、ちゃっちゃと決めないといけない。

決める人が決めないと、組織は前に進まない。「決断力」(=即決力)が重要です。


うーーーん。


決める為には「自信」が必要で、自信を生む背景は「知識」や「経験」で、その為にも「本を読む」ことをオススメします。


あと、必ず「検証」する癖と。