扇風機販売に、もう一工夫 | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

この夏の節電、猛暑の中で、街では扇風機をはじめ、ひんやりタオルだとか冷却グッズがあふれかえっている。小売業を営むものなら、こんな商売チャンスを逃さない。

大阪日本橋、東京秋葉原の電気街ともなると、どこもかしこも扇風機を店頭に並べているが、そもそも扇風機だけを専門に販売しているわけではないので、売り方、演出の仕方にもうちょっとの一工夫がない。展示サンプル機を動かしているだけ、のお店もある。

もったいない。商売は、もうちょっと、もう一工夫、をするかしないか。

扇風機に細くて長いビニール紐を3本くらいくくりつける。これだけで風を受ける前に、風が出ていることを目でわかるようになり、抜群のアイキャッチになる。お客さんの注意や興味を引き付けることができる。もちろん、それだけではダメ。風になびくビニール紐は青色にすべき。言うまでもなく青色は涼しい・冷たいをイメージする色で、それだけで扇風機から涼しい風が勢いよく出ている演出になる。

※追記・・・Blog掲載後に、「オレなら百均で簾と風鈴も買ってきますね」って元職場仲間から連絡をもらった。うんうん、そうそう!って思う。その発想が大事なんよねー。

何も誰もが考え付かないアイデアってことではない。むしろ、誰もが思いつくでしょう、って当たり前ぐらいのレベル。販売員はそこに自ら気づいて、行動・演出できるか?が問われる。ってかそれが仕事。

「もっともっと今以上にたくさん売るにはどうしたらいい?」って時に真っ先に「価格を下げましょう」「10%オフしましょう」など価格を下げることしか考えない販売員はいらない。価格を下げて数を多く売ることは出来るが、それは誰でも出来ること。つまり、販売員のスキルを問わないので、その給料を下げれば実現可能とも言える。

「たくさん売るには?」「値下げしましょう」「じゃ、時給下げるよ」って自らの首をしめる話なんだよ。

「たくさん売るには?」

・陳列場所を変えてみる(もう一工夫!)
・演出方法を変えてみる(もう一工夫!)
・POPを変えてみる(もう一工夫!)
・接客時にスタッフ全員でオススメしてみる

などなど。いくらでも工夫なんてしていける。


うーーーん。


それが楽しいんだけどなー、販売員の仕事(商売)ってのは。


マニュアルじゃないんだよなー。