会社の業績向上と比例して、従業員数が増えてきました。
・2009年が、計 7人体制
・2010年が、計14人体制
・2011年が、計18人体制(4/19で18人)
順調ですが、1つ課題があります。
不思議なものですが、人が増えるに連れて、「遅刻」「欠勤」「病欠」「休み振替希望」が増えてきた。つまり、勤怠が悪くなってきた。業務がギリギリで1人でも欠けたらヤバイからって理由で人が増えたのに、なんとも実際は余計に業務がまわらない。これは理由は簡単。
「僕が(私が)いなくても、何とか仕事は回るやろう。(大丈夫やろう)」
って気持ちが緩んじゃうから。人数が少なかった時は、ほんと誰か1人が休むとなれば、もうホンマに大変なことになって業務が回らなくなる。(その日休みの人が急きょ出勤しないといけない)それを全員理解しているから、勤怠に関しては程よい緊張感があった。ある意味「絶対に休んで他のメンバーに迷惑を掛けられない」と言う高い意識があり、ちょっと体調を崩しかけの早いタイミングでも、そん時は全力で治すことに集中したり、夜遊びを控えたりする。
また、新人の仕事を覚えるスピードも遅くなってきた。いや、正確に言うと新人に「教えるスピード」も遅くなってきた。通常は1ヵ月で詰め込みで覚えてもらった業務を、今は段階を置いてゆっくり3ヵ月かけて教えている感じ。いいか悪いかで言ったら、悪い方向に思える。
なぜかと言うと、新人はそのゆっくりとした仕事のスピード感を、この会社の標準・要求水準だと体に馴染ませる。そしてその対価がこの給料だと認識する。それはやっかいなことで、そろそろ慣れてきただろうと1以上の倍くらい仕事をやってくれと言うと、簡単に「出来ない」「給料を上げてくれ」と言うようになる。
・・・とここに上げた課題は一応なんとか、想定内。
実は人が増えるとこういう問題が出てくるから、こういう感じで修正せなアカンなー、と考えていた通りになった。そしてまた人が30~50人規模では新たな課題が出てくるし、100人だとまた違った課題が出てくる。ここらへんは前職場ソフマップでいろいろ経験させてもらったことが今もめっちゃ役に立ってます。
ソフマップにいた頃の最後の2年(平成18年、平成19年)は執行役員をやらせてもらいました。当時は東証二部上場企業で、株主総会の壇上側を経験できたのも、今ではとても良い経験だったと思っています。
<ソフマップ時代に獲得した、大井の経験値>
・売上高900~1,000億円の会社の経営会議に執行役員として参加出来た。
・実務として、売上予算700~800億円の営業マネジメントを任された。
・社員約300名、アルバイト含め管理スタッフ約1,000名を任された。
これは今でもソフマップにめちゃめちゃ感謝しているところです。
今はこの経験値があるので、
■売上高 1,000億円(現在6億円)
■従業員 1,000人(現在18人)
僕の中での”未知の世界”はこの数値以上の規模になった時です。つまり、まだまだ余裕(←偉そうに言うと)があるので、今回の課題も経験を活かしながら丁寧に対処していくつもりです。
うーーーん。
若い時の苦労は買ってでもせよ、って言いますが、”経験”は本当に役立ちますよ。
嫌だ!の前にまずやってみよう!