言葉が通じなくても、心が通じるって話も例外的にはありますが、それはかなりのレアケースだと思います。基本はやっぱり言葉が通じないと話が出来ないと、コミュニケーションが取れませんよね。ビジネスシーンでは特に顕著に表れると思います。
この互いに「共通する言葉」が本当に本当に、非常に重要なんです。
社長が幹部に期待する行動を具体的に「言葉」にして指示を出し、幹部が従業員に「言葉」で指示します。組織が大きければ大きいほど、伝言ゲームはたくさんの階層によって伝達されるかも知れません。あるいは、社内メール環境により社長から一斉に全従業員に「言葉」が送られるケースも今で珍しくはないでしょう。
ここで一番大事なことは何でしょうか?
ここで一番大事なことは、末端従業員(社員、アルバイト)にまで、より正確に「社長と同じ意図」が伝わるかどうかです。ここで伝わらなかったり、一部は伝わって一部は誤解されていたり、正確性を欠いてしまうと組織としての目標達成が困難になって行きます。
社長や幹部になったら、
・かっこいい言葉を並べたらいい。
・それらしい偉い人が話すような言葉がいい。
ってうわべなんかどうでもよくて、それよりも、
・皆の知ってる言葉で、しっかり伝わればいい。
・シンプルにやって欲しいことだけを言葉にすればいい。
伝えるのが言葉なので、伝えなきゃ意味ないんですよね。
うーーーん。
そして伝わっているかいないかの確認作業を怠ると痛い目に会います(経験者談)