さてさて、すべての広告宣伝には、費用対効果というものがあり、そこに広告戦略というものがあります。
①.商売をはじめる
②.多くの人に知ってもらう(広告宣伝)
③.②によって認知され、実際に買って頂く
④.「売上」-「広告宣伝費+諸経費」=「利益」
あなたが商売を始めたら、より多くの人に知ってもらう為の宣伝活動費用、つまり「広告宣伝費」に毎月いくらの経費を使いますか?
新聞折込チラシ、雑誌広告、ティッシュ広告、DM、電車・バスなど交通広告、駅やビル看板、ラジオやテレビ、インターネット広告など様々な広告手段があります。
だいたいは会社の予算を組む時に、売上の1%~3%程度を新規顧客(+既存顧客)獲得の為に「広告宣伝費」として計上すると思います。(業種によりマージンが異なるので幅があると思います)
売上が月商で1,000万円のお店があったとすれば、例えば2%の広告宣伝費を予算とするなら、毎月20万円を原資として、「よりお客様を増やす宣伝活動」に自由に使えるわけです。
①.広告宣伝に使える原資は限られている。(※通常はPL予算から算出)
②.よりお客様を呼べる、効果の高い宣伝活動が必要。(=費用対効果)
③.広告費を「¥0」にして、その分商品の価格や景品やサービスに使うのもあり!
今やインターネットが普通にある時代。既存メディアに広告費を使うより、広告費に使うお金で、お客様に喜んでもらえることに使えば、もっとお客様が増えるのでは!?
(「広告宣伝費」=「費用対効果」で判断=「目的はお客様を増やすこと」)
例えば、売上月商1,000万円で広告宣伝費が20万円(2%)予算のお店の場合。その1ヶ月20万円の「お客様を増やす為のお金」を商品の値下げ分に使ったらどうなるか?
★いつもは1本5,000円の人気商品を、限定台数80本、1本2,500円(半額!)で販売!
(値引き分の¥2,500×80本=20万円が広告宣伝費分)
もちろん、このサービスを告知して、多くの人に知ってもらわないと効果が無い。
そこでインターネットをフル活用するんです!
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実はうちの会社のe☆イヤホンのやり方が基本的にそうなんですね。
現在、いわゆるメディアを使った広告宣伝費(Google検索広告、価格.comなど)は、売上比実績で0.2%です。つまり1%の広告宣伝費予算の、80%はそのままでは「余るお金」です。この原資を使って、商品値引きやイベントの景品なんかに充てています。
うーーーん。
もうちょい深イイ話をしたいけど、そこは企業秘密なのでBlogではこのへんまで。
傾きかけた企業のPL実績「広告宣伝費」の明細を見ると、あれこれ無駄なことばっかりに経費を使っているのを痛感すると思いますよ。費用対効果の検証を怠っていたツケが回ってくる感じですね。
日々の検証も大事です。