ローソンのおにぎりで思うこと | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

ワンピースのキャンペーンのおかげで、ここ数日間でローソンのおにぎり全種類食べましたよ。はっきり言って食べすぎです。案の定、めっちゃ太りました・・・。

で、おにぎり全種類を食べてわかったこと。

(A)値段のちょい高いこだわり系・・・めっちゃ美味い!!!
(B)100円の普通のおにぎり・・・普通。ってか50円くらいでいいんちゃう?

※ちょい高いこだわり系
http://www.lawson.co.jp/recommend/onigiriya/
 キングサーモンハラミ、焼さけハラミ、黒毛和牛しぐれ煮、熟成生たらこ、etc

今まで高いおにぎりを食べたことが無かったけど、めっちゃいけてるやん!300円あったら、100円を3個買うより、2個ちょい高いおにぎりにした方が満足感が上がりますよ。今まで知らんかった~、くそー。

コストパフォーマンスで言うと、

(A)値段のちょい高いこだわり系・・・139円~168円は、食べ応えがあります。納得価格。
(B)100円の普通のおにぎり・・・2個100円でもいいんじゃない?(半額くらいが妥当?)

商品原価やお店の利益から考えると、

(A)値段のちょい高いこだわり系・・・薄利だが単価を上げる(売上構成比20%~30%)
(B)100円の普通のおにぎり・・・しっかりと利益を取る(売上構成比70%~80%)

店側のマネジメント視点で考えると、たぶん(B)を母体として十分利益が確保(計算)出来るので、ややマージンを削ってでも(A)を投入して単価を上げようと試みているんじゃないかな?消費者心理で、

1.いつも(B)のおにぎり買ってるけど、たまには(A)を買ってみようか。

 ↓

2.(A)を食べて、「なんや、あんまり(B)と変わりないな。次から(B)を買おう。」

となっては単価アップは見事に失敗しちゃうので、(高級おにぎり)市場を育てる意味も含めマージンを削って先行投資的にたっぷりサービスする必要があります。

1.いつも(B)のおにぎり買ってるけど、たまには(A)を買ってみようか。

 ↓

2.(A)を食べて、「おおお!(B)と全然ちゃうやん!次から(A)を買おう!」

こっちが本当の狙いですからね。

ここからはざっくり丼勘定な計算と憶測ですが、

(A)150円の高級おにぎりの原材料費・・・60円(40%)>メーカー/流通/小売マージン90円
(B)100円の普通おにぎりの原材料費・・・20円(20%)>メーカー/流通/小売マージン80円

こんな感じじゃないのかな、と思うんですよ。つまり、

(A)150円 1.5倍
(B)100円

値段は1.5倍でも、

(A)60円 3倍
(B)20円

原材料費でみると1.5倍じゃなくて、3倍くらいあると思うんです。(またはそれ以上)

食品で原材料費が3倍も違ったら、お得感(満足感)が全然違うのは当たり前ですよねー。


うーーーん。


でも、もうしばらく当分はコンビニおにぎりを食べないんですけどね!(笑)