前職のサラリーマン時代に一番多く携わった仕事が、
■赤字を黒字にする仕事
です。この貴重な経験が、今起業をして一番役立っています。不採算店舗や不採算部署や不採算業務を採算が取れるように再生させる仕事です。
今風にわかりやすく言うと【事業仕訳】を企画/実行する仕事ですね。
まあ、言う方や実際に再生させる方も大変なんですが、言われる方(既得権益者、保守派)もビックリと言うか、相当イヤみたいですね。何度も反対にあったことがあります。まあまあな嫌がらせも受けたこともあります。
最終的には多少強引であろうと、無理矢理でも論破するなり、強行するなりします。遺恨が残るケースもありますね。赤字を黒字にする仕事って世間的に言う「きれいごと」だけではないですからね。大概は一筋縄ではいかないですし。誰かが否定され、誰かが責任を取らされ、誰かの権益が無くなる訳です。
<マジメントの原則>
・何を変えるか?
・何に変えるか?
・どのように変えるか?
・・・そして、実績として実際に変わったか?・・・です。
今から思うと、やり方も下手くそだったし、最初の頃は失敗も多かったし、うまくいかないことだらけだったんですが、やはり数をこなして経験するってのはスゴイです。多くの失敗から多くを学び、今の自分のスキルにつながっています。そしてこれはサラリーマン時代だったのが良かった。失敗しても会社が受け皿となり、リカバリーしてくれた。この経験無しでもし起業していたら、何度目かの失敗で倒産しちゃってたかも知れません。
これから起業を考えている人には、出来れば5~10年間はサラリーマンをすることをお勧めします。
・資金をためる
・自分の能力を磨く(様々な失敗経験をする)
・人脈を作る
これらを備えて起業するのと、裸一貫で起業するのでは、雲泥の差だと思います。
うーーーん。
前職ソフマップさん、ありがとう!!!