永田農法的な考え方と、ほどよい緩さと。 | ムズカシイことぬき!

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これは経営者自身が持つ感覚的な経営方針の部分になるのかも知れませんが、僕はガチガチに縛りつけるシステマチックな管理は大嫌いなので、部下に対しては、かなり大胆な放任主義と言うか自由主義と言うか。もっと簡単に言うと、とても「緩い」感じです。

決まり事を作って行きたいって気持ちもありますが、決まり事を多く作りすぎて、かえって部下が「考えて何も出来ない」ことが怖いんです。自分が逆の立場(自分が部下だった)なら、自由に何でもやらせてほしいと思うんです。だからでしょうか。まあ、結果はどっちがいいかって単純に答えが出る問題ではないでしょうから、好きなやり方でやればいいんですけどね。

・トルシエ監督や岡田監督のように、決まり事を決めてシステムチックにガチガチにやるか。

・ジーコ監督のように、選手に任せて自由にやらせるか。

もちろん、ある程度の共通認識の部分は必要です。その中で監督が部分的な最適化ではなく、全体の最適化を図ればいいので、その時に部分的な修正を加えていけばいいんです。

放任主義、自由主義って「楽そうでいいなー」と一見思われるかも知れませんが、実は決まり事のないこっちの方がめっちゃ大変です。全部自分で考えて自分で結果を出さないといけない環境って、実はサバイバルなんですよ。誰も手を差し伸べてくれないし、生き残るには結果を出さないといけないし。(大袈裟に言うと)

昨日、職場環境がめっちゃ大事、っていいましたが、何でもかんでもやってあげる、与えてあげるの過保護の環境とは全然違います。まったくその逆。

■永田農法

めちゃめちゃおいしい野菜や果物を作ろうとして、張り切って過剰に水や肥料をあげてもダメなんですよね。むしろ逆で、植物が水や肥料が欲しくて欲しくてたまらない、って本当にギリギリのところまで我慢してから、やっと水や肥料をちょこっと与えるんですね。そうすると植物本来の生命力が最大限活かされ、一生懸命に根や茎を伸ばし、精一杯葉を広げ、大きな花を咲かせ、実を作るんだそうです。

自分から「絶対に生きてやるぞ!やってやるぞ!」ってなると強いんですよね、植物も人間も同じく。


うーーーん。


表向き「緩ーく」イイ感じで、中身は永田農法(スパルタ式)で、バランスよく。


どっちにしろ、結果重視なわけで。


がんばろうっと。