アメーバ経営 | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

リストラ(=組織の再構築)はなるべく短期的サイクルで、常に修正/修復(リカバリ)、微調整をしておくのが中長期的にはベストだと思います。普段から細部のメンテナンスやチューンナップをせずに、ある時にいきなり大規模なリストラを行なうのはリスクがでかすぎるし、企業そのものや従業員が背負うダメージもでかい。

その為にも、普段から大規模なグループを作らず、少数グループや個人単位で必要に応じてコラボレーションさせるのが一番効率的です。なおかつその少数グループ内での徹底した損益管理意識(経営的管理手法)があれば、もう鬼に金棒って感じです。

この考え方は、先日JAL会長に就任した稲盛和夫氏の「アメーバ経営」として有名な考え方です。
(※ちなみにアメーバブログとは関係ありませんw)

■アメーバ経営とは

※稲盛氏に興味を持たれた方はWikiもチェック!→コチラ

僕としては、そのまま少数グループ経営(=アメーバ経営)をもっとつきつめて最小単位「個人」経営に行かないか、行けないのかが大変気になるところです。

僕の理想は、組織は個人の集合体。個人で採算性を追及すること。例えば大きな漁船一隻に100人乗りこんで漁業をやるのではなく、1人乗りの漁船でその時の同じ目的の船達(例えば60~80隻)が集まり、協力し合って漁業が出来ればいいのにな、と思ってます。

大きな市場に向かっていくのなら、大型船がより最大効率を稼ぐことが可能でしょう。これからの中国やインド、東南アジアやブラジルなどを相手に商売をするなら、より大きな組織(企業)で立ち向かうべきです。(それこそキリン、サントリーは統合すべきだった)でも日本国内のこれから縮小しつつある市場を相手にする場合は、中型船か小型船でフットワークを活かし、効果的なダウンサイジングが可能な組織の方が生き残っていけると思います。

市場やその時の状況に応じた変化(リストラ)を、常日頃から迅速に対応できる組織が理想的です。


うーーーん。


やっぱ5~10名程度のグループが最強なのかな~。