僕は逆算をするのが大好きです。いつもだいたい何でも逆算します。
普通は、
2+5+3+1+5=?
左から順番に計算を進めて、最後に答えがでます。
(2+5=7、7+3=10、10+1=11、11+5=16、答えは16って具合に。)
でも、逆算の場合だと、
?+?+?+?+?=16
既に答えが決まっているので、それまでのプロセスは自由度が高く、
2+5+3+1+5=16
と進めてもいいし、
8+8=16
でもいいし、
5+5+8-2+0=16
なんかでもいいわけです。
つまり、目標が数値化されケツが決まってると、必然的に何をいつまでにやらないといけないかが決まってくるわけです。例えば、毎日作業をして5日で「25」の成果を出す工場に、同じ5日で「30」の成果を出してくれ、と指揮官に要望を出したとします。
1日目:「5」
2日目:「5」
3日目:「5」
4日目:「5」
5日目:「5」
これでは「25」なので、この調子じゃもう1日ないと目標の「30」の成果に達することが出来ません。1日に平均「6」の成果を出せば5日で「30」です。
1日目:「6」
2日目:「6」
3日目:「6」
4日目:「6」
5日目:「6」
でも、もしかしたらどこかで成果「5」の日や「4」の日があるかも知れません。
1日目:「6」
2日目:「5」
3日目:「6」
4日目:「4」
5日目:「6」
この場合、成果「27」で目標「30」には「3」足りなくなります。「25」からは「2」アップしましたが、目標には未達成です。このまま未達成で終わらせない為には、まずは1日の成果のMAXを追及する必要がありそうです。
■全員一丸となってがんばって、とにかく1日の記録を作ろうぜ!
1日目:「7」
2日目:「5」
3日目:「4」
4日目:「8」←レコード!
5日目:「6」
今度は、なんとか成果「30」を達成しました。1日のレコードは「8」でした。やれば出来るもんです。(笑)せっかくがんばったので、1日の成果「8」と最低の成果「4」を徹底的に要因分析してみました。ちょっと毎日「8」をやるにはムズカシイけど、効果的な仕組みに変更すれば、コンスタントに成果「7」は出せそうだ。
1日目:「8」
2日目:「8」
3日目:「8」
4日目:「8」
5日目:「8」
現在のやり方で実現可能なキャパ「40」ってのが判明した。
1日目:「7」
2日目:「7」
3日目:「7」
4日目:「7」
5日目:「7」
システム変更で、無理なく「35」が可能になった。以前「25」⇒現在「35」で140%の伸び率を達成。じゃあ次の目標は「50」!
さあ、目標「50」を達成するためには、
・何を変えるか?
・何に変えるか?
・どのように変えるか?
ですね。
余談ですが、「未来の過去は今」って言葉が大好きで、社名を株式会社タイムマシンと名付けました。タイムマシンなら未来にも過去にも自由に行き来できるので、なりたい未来(夢)を実現させるには、今現在は何をしたらいいのかハッキリとわかる(気がする)からです。
例えば子供達が「将来はプロのサッカー選手になって、日本代表に選ばれてW杯で優勝したい!」って夢があったとすれば、その夢を逆算して、「じゃあ、クラブさぼって今DSでドラクエをやってる場合じゃないよな?」みたいに夢に向かって今やるべき事を明確にして、しっかりとがんばればいいと思うんです。
スポーツや音楽など芸術の世界では、「同じ種目を1万時間の練習をすれば、一流のプロになれる」と言われています。
1日=約3時間 ⇒ 1年=約1,000時間 ⇒ 10年=10,000時間
子供のころから毎日3時間がんばれば、20歳前後でプロになれると言う訳です。まーとにかく何でもとりあえず逆算したらええんです。
逆算すれば、出来ないことも出来るようになるかも知れません。
うーーーん。
がんばろうっと。