イヤホン・ヘッドホンの世界市場 | ムズカシイことぬき!

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イヤホン・ヘッドホンの世界市場ってどんなもんやろか?


日本初のイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」 を起ち上げて早2年と3ヶ月。イヤホン・ヘッドホンに関する国内市場の数字は各メーカーさんから時おり資料として見せて頂いたりするので、ざっくりとは把握しているんですが(これがまたメーカーさんによって数字が違うのでちょっと困っちゃうんですが・・・。)、これだけiPodやiPhoneが世界的大ブームになっていて、しかも携帯電話で音楽を聴くユーザーってのも全世界的に急増中だと思われるので、これはいったい世界規模でなんぼやねーん、と思いませんか?


そこで、ざっくり計算のいい加減な仮説を大胆に無責任に立ててみました。(笑)


日本のイヤホン・ヘッドホン市場は、2009年度は約260億円から280億円程度ではないかと言われてます。本数に置き換えると、約1,300万本~1,400万本くらいではないかと。3年前の2006年度は190~200億円程度だったと言われていますので、ここ毎年は二桁成長している市場です。(直近では、今年の後半はやや鈍化して、二桁成長が一桁になりそうな見込み。とは言っても弊社は倍増していますけど←自慢かよ!←自慢ですw)


では、これが世界市場としてみると、どうなのか?


世界市場では、いわゆるMP3プレイヤーや携帯電話などに標準付属のイヤホンも含め、イヤホン・ヘッドホンの生産量は、約8億4,000万台/年間と言われています。(世界規模でみると日本市場は約1.7%程度と思われます)

日本市場の場合は高級イヤホンブームなどもあり、単価が約2,000円と高いんですが、世界的にはもっと安いと思われますので、半分の単価1,000円で計算すると、8億4,000万台×単価1,000円で、約8,400億円市場と言えるのではないでしょうか。(←あくまで勝手な試算です~。)


この試算の土台となった数字ですが、韓国のOEMメーカー「クレシン(Cresyn) 」さんの公式サイトに紹介があった、「月2000万台が世界市場で約30%」から試算しました。日本市場とのバランスをみてもまあまあ妥当な数字じゃないかな~、と思います。


■PHIATON(クレシン社のブランド)公式サイト


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現在、韓国・米国・ 日本・ 中国・香港・インドネシア ・ ベトナムに現地販売及び生産法人を直営しており、OEM/ODMで月2,000万台のインナーホンやヘッドホンを生産し、世界市場で約30%を占める グローバルブランドに成長しました。


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それにしても、クレシンさんって日本で言うならフォスター さんみたいなもんですかね。基本的にOEM主体のメーカーさんって当然ながら表舞台に出てこないのでブランド力はないです。普通一般の人達からすると「そこどこ?知らないよ~」ってなりますよね。でも知ってる人からすると、「おおお!これフォスター製やん!」「お!これってクレシン製やんか!」ってリアクションになったりします。


あ、そうそう。ちなみに、本日クレシンの日本法人クレシンジャパン の取締役さんとご商談させて頂きました。

iAUDIOで有名なコウォンジャパン の社長さんと代理店さんといっしょになって世界市場のお話勉強になりました。


うーーーん、世界はでっかい。


でも、その前に日本。


いやいや、その前に、まずはイーストブルーを制しないと、グランドラインに行けないし、海賊王にはなれん。


がんばろうっと。