その問題にあった最善の対応かどうか。 | ムズカシイことぬき!

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日々問題があり、日々改善するのが自分の仕事です。問題には大なり小なり色々あります。1人で出来ること・出来ないこともありますし、上手くいく場合・いかない場合があります。ただそんな問題達に対してですが「その時に考えられる最善の対策であるかどうか」を強く意識するようにしています。


判断や対策はなるべく早くするように心がけているのですが、早さだけを優先すると間違った対応になってしまうこともあり、そうなると余計に手間が増えて、結局はまた新たな問題を生んでしまいます。


例えば、プランターで育てている植物が元気が無く、このままでは枯れてしまいそうな場合。(=問題)


植物だから、とりあえず水をいっぱいあげておけ、的な対応になりがちですが、実はその対応は間違いなんですね。まず植物のどこが悪いか、どの部分がどのように問題なのかを調べなくてはいけません。


・根が腐っている

・茎が細い

・下の方の葉っぱが枯れている

・葉っぱの先が枯れている

・花(実)が小さい

・花(実)が少ない


などなど、よくよく調べると、何が問題かが見えてきます。そうすると、それに対して最善と思われる策を講じるわけですね。植物を元気にさせる肥料には窒素、リン酸、カリの3大要素が有名ですが、それぞれ窒素は葉っぱや茎に効いて、リン酸は花や実、カリは根っこに効くと言われています。


仕事の問題でも同じように考えて、何が問題か?その問題の本質的な根っこの部分を見極め、最善の対策を打てるように心がけています。そういう意味で、常にそれが最善の策なのかどうかを自分自身で疑うようにしています。


マネジメントの基本は、


 ・何を変えるか?

 ・何に変えるか?

 ・どのように変えるか?


ですが、一番目の「何」の部分の問題認識を間違っていたらダメダメになっちゃうので、問題に取り組む時は「いったい何が問題か」をしっかりと調べないとダメな訳です。でもそこに多大な時間をかけちゃうのも、その間に問題を放置してしまうことになるので、適度に切り上げ、対策を打たないといけません。


この本質的な問題は何か?を見抜く能力が高いと、問題解決能力も上がります。ビジネスの世界で頭のいい人ってのは、本質的な問題点とその対策が瞬時にわかっちゃう人のことなんでしょうね。


改善改善、また改善。


がんばろうっと。