がんばっていない訳ではない | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

皆、仕事にがんばっていない訳ではない。


いや、むしろがんばっている。特に現場は懸命にやっていたりする。

もちろん、そうでない場合もあるけど、経験から総じて思うのは、

やっぱり現場が一番がんばっている。


踊る大捜査線なんかはその様子を見事に描いているし、

アメリカTVドラマの24(TWENTY FOUR)なんかも同じ。


現場が一番大事。


・・・一番大事?


・・・一番?


はたして会社組織の中で現場が一番だとすると、現場の人が会社の利益

の中からその業績に見合った対価である給料を一番もらえているのか?


あるいは、その会社組織の中で一番だとして、会社組織の中で重要だと

思えるその会社の今後を左右したり、価値・存続を決定付けるほどの案件

を決定する権利が与えられているのか?


答えは、NOですね。

やはり、経営者がその責務を負う。そのことに対して異論はない。


ただ、現場ががんばっていることに対し、

「何で出来ていないの?」「何をやってるんだ!」「何もできない」

などと経営者やその立場に近い幹部が、簡単に片付けて欲しくない。


もし現場が持ったとおりに出来ていないのであれば、それはその幹部や

経営者の責任であり、スキル不足の問題でしょう。

つまり、自分で自分をアホと言ってるのと同じ。


出来ていないのであれば、なぜか?

どうすれば、出来るのか?


何を変えるか?

何に変えるか?

どのように変えるか?


スキルがあれば、出来ますよ。スキルがなければ、せめて現場を

信じましょうよ。現場はがんばっていない訳ではないし、経営者や幹部

の半分以下の給料でがんばっているんですからね。


牛を働かせるのと同じようにムチを打ってるだけじゃー、ダメ。


・・・と自分に言い聞かせてみたりする、今日この頃です。

がんばろうっと。f^_^;