ニュートラル発想 | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

車のギアに「ニュートラル(N)」というのがあります。ギアを入れてない状態。


neu・tral

中立(国)の; 公平な; どっちつかずの; (色が)くすんだ; (ギアが)ニュートラルの; 【生物】無性の; 【電気・化】中性の; 【楽】(舌の位置が)中間の.
中立者[国]; 中間色; 【機】(ギアの)ニュートラル(の位置)


なんとなく中途半端なイメージ。ボケーっとしているイメージかな。でも意外と仕事上で取引の話をしたり、会議を進めたり、部下や上司とのコミュニケーション、いわゆる様々な考え方同士の調整を行なう上では、この「ニュートラル」な状態を保ちながら、ケースバイケースで「ロー」「バック」「セカンド」に入れてみたりするとスムーズに話を進めることが出来る。


たとえば、「消費税5%を10%にしよう!」と言う人達と、「消費税を廃止しよう!」と言う人達が集まって、今後どうしていくべきか?の話し合い(会議)をしたとする。


・・・皆さん、どう思います?会議で何か話が進展すると思いますか?


この会議に参加する人達が「ロー」や「バック」にギアを入れた状態じゃなくて、「ニュートラル」でいれば少し状況は変わります。つまり「現在ありのまま」をまず見るわけです。今回の例の話だと、そもそも消費税5%ってのはどういう問題があるんだ、なぜ存在してるんだ、などをニュートラルな状態で把握しようとします。そして、問題解決のための様々な手法の中に「10%にする」「0%にする」という意見があっただけ。


現在の5%の課題や在り方をもっと知れば、実は「6%」がベストかも知れないし、「4%」かも知れない。また「5%継続」がベストかも知れない。


自分の考えはとても大事だけど、

自分の考えがいつも正しい訳じゃない。


ってことを自分自身で素直に認めること、・・・かな。