ユーティリティプレーヤー | ムズカシイことぬき!

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<ユーティリティプレーヤー>


最近、増えてません?スポーツ各界で。

と言っても、無理やりかも知れないのですが。。。


ユーティリティプレーヤー。いくつものポジションをこなして

チームを助ける万能選手をそのように呼ぶ。

辞書で「utility」を引くと“万能の”、“使い勝手のよい”などとある。


僕は、サッカーが大好きなので、例えると、

ランパード、ネドベド、中田英寿 など。共通点は、

守備も攻撃も出来る。パスもシュートもドリブルもうまく、

スタミナもある。まさにオールラウンダーと言ったところか。


昔、90年代初頭、バスケのNBAのスーパースター、

マイケル・ジョーダン選手のプレイをTVで観ていた。

爽快なダンクシュート以外に、華麗なダブルクラッチ、

はたまた3ポイントシュートもうまい・・・と言うのは皆さん

のよく知るところだけど、


実はジョーダン、「守備」がものすごくうまかった


って話は、”通”な人しか知らないみたい。

(1988年にNBA最優秀ディフェンスを受賞)


最近では(少し前だけど)、女子バレーボール界で一躍有名に

なった「かおる姫」こと菅山かおる選手 。この人国内リーグでは、

リベロと言う守備専門の選手。だけど、代表の試合はレフト

(つまりアタッカー)で出場していた。しかも大活躍。


他にもいっぱいあると思う。最近の時代の傾向と言えるのでは

ないかな。逆に「専門」「職人」と言ったプレーヤーが減ってきて

いると思う。

(サッカーで言うと、横浜Mの久保選手なんか好きなんだけどネ)


これは、仕事(ビジネス)でも同じムーブメントが起きていると思う。

従業員の役割、役職、業務の多様性、脱マニュアルなど。


つまり、1人の従業員に、考えること・判断すること・行動すること

・結果を出すこと・修正すること、などなど、様々なことを要求

するからです。


また、従業員はそのニーズに応えなくてはならない。

現在の仕事には、「ユーティリティプレーヤー」が必要とされている。


小売の世界では、「販売員」は接客してレジを打つだけでは無くなった

んです。接客がうまいだけ、それだけでは昔ほど価値は無くなって

きた。(と思うんです)


販売はもちろん、仕入れをしたり、販促プロモーション計画、また

アルバイト管理など、いろいろ出来る方が良い。


まさに「ユーティリティ販売員」(ミニ社長?)が現場では重宝される

んだと思います。今のこの時代は。