果てしないバトル | 両軸愛者 ~引金派~

両軸愛者 ~引金派~

I am the bone of my bait casting reel .
――― 体は両軸で出来ている

私はサーフ釣りって実際に魚釣りをしている時もですが、釣りをする前と釣りをした後も含めて大事だと思うんですよね。


なので私の中では釣れない時間を特に長く過ごし、入念な準備に時間を費やす釣りだと個人的には考えています。


この日は朝から地形の調査等々に向かい




一応キス(?)が釣れましたw


そして本番は夕方なのでした。


夕方に対サメ専用タックルを用意して迎え撃ちます!




試しにキャストしてみるとハイロー200fが50~60m飛んでくれます。


これだけ飛べば十分ですね!


ただこういう日に限ってサメが現れません…。




持ち込んでいたサブタックルで波打ち際で遊んでいました。


波打ち際でもみくちゃになってバレましたがマゴチを掛けた所でそろそろ時合かなと対サメ専用タックルに持ち替えて投げまくりましたが、そのマゴチをバラした後からうんともすんとも言いませんでした。


結局帰る時間まで何も起こらず、サブタックルでラスト1投を投げてみると


ガツ…グッググ…ピタッ……シーン……


あれ?根掛かりか?


ラインテンションを抜いたり色々やってみましたが微動だにしません…エイか?まさかサメじゃないよな?


一応ネタになればと思い、この隙にスマホのカメラを準備していると


ズァァァァァァァァッッッーーーーー!!!




突然沖に向かって超絶ダッシュ!


ファーストランは動きを見る為に思う存分走らせました。


ラインが100m位出た所でストップしたので、そこからは限界ギリギリの綱引きをしました。


ロッドは常にフルベンド、ドラグもひと巻するとその何倍もラインを出されました。


引っ張る強さはサメっぽい気がしないでもないけど、ヘッドシェイクの様な暴れ方はないからエイな感じがしましたが、姿を見るまではどちらとも言えません。


それから40分後…


やっと波打ち際まで寄せてきましたがマトモに姿がみえない所をみると、これはエイだと思うのですが


この時に釣ったカマストガリザメ(120cm)に引けを取らないパワー


激しく打ち寄せる波に上手く乗せた所でやっと姿を表したのはアカエイですが…超デカい!こんな大きいのこれまで見た事ない!これまで掛けたアカエイの中ではダントツの大きさ!


入水して取り込みに何度か挑んだのですが…正直に言いますね?


アカエイの尾がぶっとくて、私はしっぽを巻いて逃げましたwwwwwwwwwwww


無理だよこんなの怖過ぎるわ!ギャフ無しじゃ取り込めんぞ!タックルもバスタックルだよ?波打ち際に寄せてから20分以上攻防してるよ?掛けてからだと余裕で60分以上ファイトしてない?ファイトの途中でプライヤー海に奉納しても頑張ったよ?対サメ専用タックルなら瞬コロだったかもしれなかったけどさぁ!!!


結局最後にはルアーのフックが伸びて去って行きましたが、ワシあのサイズのアカエイ釣り上げても怖くて近付けんかもしれんな…。


テトラを潜られたり、流木に巻き付けられた擦られまくった新品で巻変えたばかりのPE1.5号は全体的にゾリゾリにされてしまい1発KOしたのでまた新品のラインに巻き直しだよ!


カメラの撮影の時間と家に電話した時間から割出して見た所、少なく見積っても最低でも70分はアカエイとやり取りしていた計算になりました!


今回のアカエイを掛けたロッドはメガバスのオロチカイザだったんですが、その性能を200%発揮させた自信ありますわ!


60分以上ファイトする相手なんて早々居ないと思うので貴重な経験だと思う事にします(ブチ切れ)


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