6年生になってからは先発のマウンドに上がる事が多い長男ですが、ピッチャーといっても少年野球は変化球禁止で球種はストレートとスローボール位のもので、普通に追求するならスピード(緩急含め)とコントロールになると思いますね。
ただ長男はそのセオリーとは違いストレートの種類を追求しており、現段階で大きく5種類あり、そこから各2種づつの派生をして、計10種類のストレートが投げ分けられますね。
ただしストレートであろうとも試合中に意図的に握りを変えて変化させるのは違反という話を聞いたので、試合前に一番調子の良いストレートを本人に決めさせてから投げる様にはしています。
最初はどれも似た様なもので変わり映えしないものだからどれでも良いんじゃないかなと思っていたんですけど、それが試合を重ねる毎にどんどん変わっていき、今では受ける父がその違いを分かる位には差別化されています。
そんな父の野球観というか、固定概念と言った方がいいのかな?
ストレートの握りといえばフォーシームとツーシーム位の概念や選択肢が無かったのですが、ストレート系統の球だけでこんなに多彩になるものなのかと本当に驚いています。
父としては長男はコントロールは良い方なので次はスピードをつけさせたいと思っていたのですが、本人がストレートの握りや回転で投球の質を追求したいと考えるのならそれはそれで良いのかなと、それも立派な道の一つですからね。
本当は長男は試合で自分の持ってる全部の引き出し(ストレート)を出し惜しみなく戦いたいとの事なんですが、それは中学生に上がり変化球解禁になってからのお楽しみという事で取っていますw
長男から
「沢村栄治のストレートの握り方って知ってる?ネットで調べたら出てきたんだけど投げたらどうなるかな?投げてもいいのかな?これって僕にもできるかな?」
と言われた時にもし父が止めとけと言っていたら今の長男は成長は無かったんじゃないかなと思うと、この時の長男のひと言は一生忘れられないですね。
ある意味ターニングポイントだったんじゃないかなって思うんですよね。
これから身に付けなきゃいけない事はまだまだありますが、長男にはこれからも自分で自分の道を追求して時には壁にもぶつかり乗り越え切り拓き続けて欲しいので、父は黙って長男を見守りサポートして行こうと思います。
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