730日ブログ更新達成! | 両軸愛者 ~引金派~

両軸愛者 ~引金派~

I am the bone of my bait casting reel .
――― 体は両軸で出来ている


 



遂に730日ブログの連続更新を達成しました!


アメブロを開設したのが12年前で、それまでロクすっぽ更新してこなかったのに、10年を超えてから2年間毎日書き続ける事が出来るなんて誰も予想してなかったでしょ?w


自分は思い返せば「継続」という事から逃げ続けていた人生でした。


自ら見切りをつけてきたと言えばカッコもつくかもしれませんが、周りからは中途半端な奴だと言われてきましたね。


今回はそんな「継続」に纏わるお話を少し長くなりますが書きたいと思います。


中学生時代は不良ではないし、不登校でも無かったですが、素行不良な子で何か気に入らなければ学校を休んだり抜け出したりしていました。


高校受験前の三者面談で「200日以上欠席があって遅刻・早退の数も50とはいわない。お母さんにこんな事を言いたくはないですが、例え彼が私立を受験したとしても釣り針の先にも引っ掛かりません。」と言われて母親を泣かしてしまい、中学を出たら知り合いづてで漁師か山師になる事が決まっていましたが、母親から記念で良いから受験はして欲しいと泣きつかれてしまったので高校受験に挑む事になりました。


中学通算成績は数学は1桁、英語は2点で絶望的だったのですが、蓋を開けてみると県立高校に受かっていたのでした。


正直担任はあまり嬉しそうでなく、母親や親族は歓喜、野球部の仲間と一緒に喜びを分かち合って、その勢いで好きだった女の子に告白したら「BONちゃんって本当の名前なんやったっけ?笑」とか言われたのは今でも伝説ですwwwwww


これまで迷惑や心配を掛けた皆への恩返しというわけではありませんが、それまで皆勤賞なんか意味が無いと思ってけれど、高校生活での目標として皆勤賞を掲げて入学したのでした。


入学して2ヶ月目に部活の最中に肘をやってしまい痛みで全く曲げらない状態になりました。地元の病院でもっと大きな病院で精密検査しなければならないと言われて、それは1日掛りになるという事で確実に学校を欠席しなければならない事態でした。


そして親との大喧嘩に発展。


皆勤賞より身体が大事な母親VS皆勤賞は肘より大事な私


今考えれば圧倒的に身体が大事でそれに比べたら皆勤賞なんて馬鹿らしい事なのですが、多分生まれて初めて自分で「継続」する事を決意したので、この皆勤賞には命を掛けていました。


話し合いは決裂。


速攻で家を飛び出して2日間公園のベンチで寝泊まりして通学していたのですが、2日目の朝に今回の話のキーとなる担任である恩師から授業中に呼び出されました。


恩師「お前は肘が痛いんやろうが?病院で検査してきなさい。お前が受験で面接の時に『早寝早起き!学校を一日も休みません!』と言ったのは覚えてるけどなぁ…けど若くてまだまだ先の長い人生なんだから、気持ちはわかるけど今無理をするのはいかんぞ?まったく2日間も家に帰らんでお母さんに心配かけてから…いま校門の所に車で迎えに来てるからそのまま病院に行きなさい(ニッコリ)」


もうね。


全力で泣いたよ。


母親にも謝った。


病院から帰った足でそのまま先生にお礼も言いに行った。


それから3年間の色々お世話になったのですが、話は卒業式が終わった最後のHRでの事。


恩師がトコトコと自分の机横にやったきて、高校3年間の総合成績の書かれた紙をソッと表に返して言いました。


恩師「お前は中学の時とは何が変わったと思うかね?」


私「へっへーw赤点が1つもない事っすかねー
w」


そんな恩師の指の先にあったのは欠席日数の項目だった。


恩師「これはお前の受験の面接の時の話なんだがな。私以外の2人の面接官は『この子は欠席日数が200日超えている絶対に学校は続かないからダメですね…』って言ったんだよ。けど私は『いいやこの子は違う。そんな目をした子じゃないですから、責任は私が持ちますので』と言ったんだよ。ほらその証拠に欠席が中学の時と比べて10分の1以下じゃないか、家出してお母さんに心配掛けた事もあったけど遅刻もサボった日は一日もないなぁ。どうやら私の目は曇っても狂ってなかったみたいで良かったよ(ニッコリ)」


私「せ、せ、せんせぇぇぇ(号泣)」


卒業式でも涙って一つも出ないもんだなぁって思っていたのに、この時に涙腺が崩壊してしまったよね。


ウチの母親も号泣してた。


恩師「『継続は力なり』というけれどな。あれは言うほど簡単な事ではないんだよ。どんなペースでもいいから続けていれば力になる日がやってくる。例えばそうだなぁ…風邪を引いて学校を休んだとしてもだぞ?新聞配達を1日も休まなかったのは私はエラいと思んだよ(ニチャァ)」

 
くっそwwwwwwバレてたんかよwwwwwwwww


そんな先生との思い出を振り返ったのが2年前で、ただブログ毎日更新を始めた時にはこんなの継続して何の役に立つんだよと思っていたのですが、毎日記事を書いて継続するには1日限られた時間中で効率的にやらなければ、ブログで飯食ってるとかじゃない限り無理だと思うんですよ。


だってブログの毎日更新なんて普通はやらなくていい事じゃないですか?


そんなブログの毎日更新ノウハウをそっくりそのまま勉強に置換しているのが今なんですよね。


重い腰を上げる様な状況に持ち込まず、サッと始めてサッと終われる環境作り、それはブログも勉強も継続させるには大切な事だと思っていますね。


3年目に向けて継続出来るのかは定かではありませんが、3年目向けてもBONと地獄につきあってもらう。