こんにちは。
「心の育児」シリーズの講座でのご質問&答です。
Q
「上の子が下の子をたたいたりします。
注意の仕方を知りたいです。
上の子は2歳、下の子は0歳です。
強くしかった方がいいのか?
それともそれは逆効果なのか?
何と言ってしかったらいいのか?悩みます。
どうしたらいいですか?」
(Tさん)
A
そういうこと、ありますよね。
たしかに、上のお子さんを注意するときは、
あまり強く言わない方がいいと思います。
優しく言う。
たとえば、
「赤ちゃんはたたかないでね。
赤ちゃんも、たたかれると痛いからね。」と簡単に説明して、
次に、
「たたきたいときは、こっちにして。」と言って
座布団やクッション
「あー、そうか。座布団とか、
こっちをたたいてね、と言うんですね。」(Tさん)
はい。たたきたい気持ちは否定しない。
でも、安全なのものをたたくように導く。
強くしかると、お子さんの心がへこむかもしれないですよね。
そうすると元気がなくなって、また赤ちゃんに攻撃するかもしれな
でも、赤ちゃんをたたく行為を見ると、
「なんてことをするのー!」とい
そのままの気持ちで怒ると、
お子さ
それよりも、「ホントは優しい子だ」と思いながらしかると、
「あ
しかり方が子どもを肯定する言い方
そうすると子どもは安心して、心が落ち着くのです。
安心すると、たたく回数が減っていくと思います。
「座布団(クッションでもOK)をたたいてね」の後に、
「赤ちゃんは、ほら、こういうふうに、なでてあげてね」と
してほしい行動を伝えましょう。
「こんなふうに、そうっと、優しくね」と
赤ちゃんをなでてみせます。
上のお子さんがまねをしてなでてくれたら、
「そう、そう」と笑顔で言うといいです。
「そうか!教えるんですね。」(Tさん)
はい!それから、赤ちゃんをなでた後は、
上のお子さんのことを2倍くらい、なでてあげてくださいね。
そうすると、
上のお子さんが赤ちゃんをなでる可能性が増えます。
「やっぱり、上の子に優しくするといいんでしょうか…。」(Tさん)
はい。
でも、2人目のお子さんが生まれて、大忙しですよね。
ぜひ人手を増やしていただけたらと思います。
家事と育児、大人一人でするのはムリなので。
もし上のお子さんに優しくする余裕がないときは、
ご自分を責めないでください。
「あ、人手が足りないんだ」と思ってくださいね。
「わかりました。
注意の仕方が分かって、安心しました。」(Tさん)
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「心の育児」シリーズの講座
(赤ちゃん連れOK! 講師:すずきともこ)
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