2004年、ニューヨーク国際インディペンデント映画祭で
海外ドキュメンタリー部門 最優秀賞 を受賞。
実話です。 カントクは 坂上香さん。
10年前に町田の自主上映会で観て、とても心に残りました。
「アミティ」(民間団体)のプログラムを導入した、
サンディエゴの刑務所は、再犯率が とても低い。
そこでは受刑者が、自分の人生と向き合い、
心を大切にする人の輪の中で、回復していく。
「禁止したり罰を与えても、
彼らが学んできてしまった
考え方や態度を変えることはできない。」
(レジーナ・スラウター)
「問題は、監獄から出所するかどうかではない。
あなた自身が、内なる監獄から、
いかに自由になれるかだ。」
(ナヤ・アービター&フェルナンデス・メンデス)
私は、「心を聴くと、変わる!聴き方・話し方」講座で
よく、「ライファーズ」の話をします。
人間の心の回復力の素晴らしさ。
終身刑のひとが、おだやかで優しい心を取り戻し、
思いやりのある人に変わるのです。
自分の気持ちを理解することができて、初めて
人の気持ちを思いやれるようになること。
まず、自分の心を大切にすること、
自分の気持ちを理解することの大切さ。
人生観や 世界観が 大きく 広がるような映画です。
下北沢で4月18日から「ライファーズ」が上映されます
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
演劇ワークショップや、
坂上香監督のトークもあります
同時上映の「トークバック」も おすすめです。
坂上香監督の、新作ドキュメンタリー映画です。
本当のことを話すこと、つながることの意味の深さ。
「トークバック」のブログ記事は、こちら
http://ameblo.jp/bonyu-kosodate/entry-11890327062.html
「ライファーズ」は、本も出版されています。
「ライファーズ 罪に向き合う」 (坂上香 著 みすず書房)
http://www.msz.co.jp/book/detail/07698.html
ぜんぶ、実話です。胸を打たれます。