誠に勝手ながら、2017年 8月13日(日)~16日(水)の4日間は、休業とさせていただきます。
17日(木)以降、平常通り営業いたします。
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2017年 7月24日、ワイン会「Bon vin Club」の 107回目となる例会が開催されました。
テーマ:フランスの白ワイン
~さまざなセパージュ~
・・・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・・・
①Flutelle Blanc de Blanc
②Muscadet Sevre Maine Cuvee Classique Domaine de l 'Ecu 2013
③Bourgogne Pinot Noir Domaine Anne Francois Gros 2011
④Chablis Cuvee Vieilles Vignes Domaine Alain Geoffroy 2014
⑤Paul Ginglinger Gewurztraminer 2006
⑥Domaine De Chevalier Blanc 2004
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①使用されるユニ・ブランは、フランスのローヌ南部やプロヴァンスで栽培され、コニャックやアルマニャックといったブランデーの原料として使用されるぶどうであり、イタリアではトレッビアーノとして広く知られています。
外観は濃いゴールドカラーで、キメの細かい泡が立ち上がり、果実味はまさに南国を感じさせるたっぷりとしたもので、イキイキとした酸味と融合し、滑らかで、優しい口当たりでした。
②三つの異なる土壌で栽培されたミュスカデを使用して造られます。
ライムや柑橘系の果実を彷彿とさせる豊かな果実味に、土地の味わいをそのまま表現したようなミネラル感、キレの良い酸とのバランスが見事に調和しており、従来のミュスカデのイメージを覆す、複雑味と滑らかさ、清らかさを持ち合わせた味わいで、エレガントな余韻も長く続きました。同じアペラシオンでも造り手によって全然違うものですね。
③ヴォーヌ・ロマネの名門、グロ一族が造るAOCブルゴーニュ・ルージュ。
オート・コート・ド・ニュイのアルセナン村とポマール村に位置している区画のぶどうから造られており、フルーティーさやフレッシュさもさながら、しっかりとした骨格を持っていました。
今でも十分美味しいけれど、もう2~3年後一番美味しいかも!?
④1850年にシャブリAOCの中心部にドメーヌを構た「ドメーヌ・アラン・ジョフロワ」は「シャブリの申し子」とも呼ばれる程の名手です。
樹齢45年以上の古樹から採れたぶどうのみを使用し、さらに上級シャブリと同様にオーク樽熟成を取り入れるなど、力の入れようは並大抵ではないと言えます。
淡いレモンイエローで、レモンやグレープフルーツ、白い花、樽由来のほんのりとしたナッツなどが香り、しっかりとした味・ミネラルが果実味と融合し、複雑味豊かな味わいを醸し出していました。
⑤ドメーヌ・ポール・ジャングランジェは、エギスハイムの地に1636年に設立された由緒ある造り手です。品種はゲヴュルツトラミネール。
ゲヴュルツとは、ドイツ語でスパイスつまり香辛料の意味で、ライチの香り、グレープフルーツ、トロピカルフルーツまたは藤色のバラの香りとも表現される非常に強いアロマに由来します。
トラミネールはトラミン(イタリア語でテルメーノ)という町の名前であり、この地はゲヴュルツトラミネールの原産地です。
2006ヴィンテージであり、ブラインドテイスティングであれば貴腐ワインと間違えてしまうかのような・・・・・
熟成が進んで黄金色になっており、とにかくアロマのスケールが壮大で、はちみつ、果実のシロップ漬けのような、うっとりする味わいでした。
余韻もとても長く、お帰りになるまでゆっくりと楽しまれた方もいらっしゃいました。
⑥ペサック・レオニャンの森に囲まれたドメーヌ・ド・シュヴァリエですが、名前はこのドメーヌがスペインの巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの通り道にあり、それを守る騎士=シュヴァリエであったという事に由来しているそうです。
現在ではシャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンに次ぎ、グラーヴの中でも指折りのドメーヌとなりました。
ぶどう畑は赤ワイン用が35haに対し、白ワイン用が4,5haであり、生産量も赤の10,000ケースに対し白ワインは1,500ケースと非常に少なく、希少な存在となっています。
少し緑がかった綺麗なイエローであり、とろみのある液質です。アロマはグレープフルーツにミント、シナモン、ドライフルーツ、樽由来のヴァニラ香、そしてヘーゼルナッツ、バタービスケット等、さまざまな要素が混ざり合う、複雑なものです。
パッションフルーツや蜂蜜を思わせる、豊かな果実味と深みのあるミネラルが調和し、きれいな酸が全体を引き締めています。
やや酸が先行気味ではあるものの、非常にエレガントなボルドー屈指の「白のグラン・ヴァン」でした。
2017年 7月12日、ワイン会の「Bon Vin Club」の特別バージョン第4弾が開催されました。
・・・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・・・
①Louis Roederer Brut Premier
②Louis Roederer Cristal Brut 2005
③Meursault Maison Saint Nicolas 2009
④Auxey-Duresses 1er Cru Les Grands Champs D.Taupenot Merme 2004
⑤Puligny Montrachet Premier Cru Les Referts Vincent Girardin 2000
⑥Chassagne-Montrachet Premier Cru La Romanee Domaine Paul Pillot 1989
⑦Montrachet Bouchard Pere et Fils 1988
⑧Chateau Coutet 1999
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◇ルイ・ロデレールは1776年に設立された、世界最高峰されるシャンパーニュメゾンの一つであり、シャンパーニュの三ツ星生産者にも名を連ねています。
他の多くのシャンパーニュメゾンが、買い付けたぶどうを多く使用しているのに対し、ルイ・ロデレールは必要とするぶどうの75~80%を自社畑からまかなうという、これは非常に例外的な事です。自社畑の利点は、ぶどうの栽培から収穫まで徹底した手入れが出来るということであり、それによって質のいいぶどうを多く得られるという、大きなメリットがあります。
2013年、フランスのワイン雑誌:La Revue du Vin de France誌において、ルイ・ロデレールがこだわってきたシャンパーニュ造りが高く評価され、シャンパーニュメゾン・トップ50のうち、ボランジェ、ドン・ペリニヨン、クリュッグ、サロンなど数々の有名メゾンをおさえ、第1位に輝きました。
「手仕事の芸術品」と表現される、唯一無二のシャンパーニュはワインラヴァーはもとより、他の生産者の憧れの的ともなっています。
①ルイ・ロデレールのスタンダード・キュヴェであり、プルミエ=No.1 という意味をもち、全てのシャンパーニュメーカーの中のスタンダード・キュヴェにおいて、1番でありたいという誇りと自信が表れています。
ベースとなるワインのうち、贅沢にも90%がリザーヴ・ワインです。
淡い黄金色の輝きと、持続性の強い繊細な泡立ち、梨、リンゴ、柑橘系を思わせる新鮮な果実、トーストやアーモンドのような香りに溢れ、すっきりとしたアタックながら、次第に豊かな果実味、しっかりとした骨格、奥行きと複雑性が感じられます。
滑らかな口当たりに、気品のある酸と心地良い余韻が口中を贅沢に満たしてくれました。
②クリスタル・ブリュットは、ルイ・ロデレールを代表する、世界最古という歴史あるプレスティージュ・キュヴェであり、ぶどうの出来のいい年にしか造られない、特別なシャンパーニュです。
1876年に、ロシア皇帝アレクサンドル2世の味覚を満たすために生まれました。このキュヴェの高貴さを強調するため、出来上がった素晴らしいシャンパーニュを平底のクリスタル・ガラスのボトルに詰めました。
そして生まれた新しいワインは、その透明で輝いたボトル素材から「クリスタル」と名づけられました。
また、他のシャンパーニュでは見られない、ボトルにまかれたイエローセロファンは紫外線から守る役割があります。(商標登録されており、他のメーカーのものには見られません)
自社所有のグラン・クリュ(特級)畑の最高品質のぶどうのみを厳選し、平均5年に及ぶ長期熟成を経てリリースされます。
鮮やかな黄金色で、泡立ちはきめが細かくクリーミーであり、アーモンド、トースト、ヘーゼルナッツのような香りは非常に豊かです。
繊細で洗練された酸味と圧倒的なミネラル感、芳醇な果実味が凝縮感をより促進させています。非常長く続く余韻はエレガントと表現するに相応しく、ブリオッシュを彷彿とさせるものがあります。
手仕事により、徹底的に品質を追求した確かな造りで、20年程の熟成にも耐えうるとも言われています。
今回の2005年のクリスタル、ようやく飲み頃に入り始めており、まだまだ熟成が期待される1本でした。
③ムルソーは、ブルゴーニュの上質な白ワインの銘醸地として認められており、世界的に有名です。
メゾン・サン・ニコラは、16歳でボーヌの醸造学校を終え、ブルゴーニュの有名な造り手の元(コント・ラフォン、ルーミエ、ミシェル・ジュイヨ等)で修業を摘んだ、ニコラ・ポテル氏が立ち上げたものです。
外観はグリーンとオレンジが入り混じったような色合いで粘性は強く、熟したパイナップル、バナナなどの南国系フルーツのアロマが非常に豊かで、蜜のような、凝縮感に溢れた果実味と穏やかな酸、しっかりとミネラルに構成されていました。
たっぷりとしたボリューム感とともに繊細さも感じられました。
④オークセイ・デュレスはムルソーの西隣に位置する、9つの1級畑を擁する村です。
ドメーヌ・トプノ・メルムは、モレ・サン・ドニに拠点を置き、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌに13ヘクタールの畑を所有し、19のアペラシオンのワインを生産しています。そしてデュガ、ルーミエ、コント・ラフォンに迫る造り手であると言われる「ペロ・ミノ」とは親戚関係にあたります。
華やかな赤いベリーに、紅茶、皮、キノコ、スパイス、甘草も加わり、ほのかに野生を感じさせるニュアンスもあり、華やかながらパワフルとも言える果実味でした。酸は穏やかで、タンニンは熟成を経てしなやか
になってはいるものの、しっかりとした核をもっていました。濃縮感、奥行き感があり、余韻も長いものでした。
⑤ピュリニー・モンラッシェは世界最高峰の白ワインと称賛され、数あるブルゴーニュのアペラシオンの中でも白ワインの頂点に君臨し、南はシャサーニュ・モンラッシェ、北はムルソーに隣接しています。現在では、グラン・クリュ(特級畑)を4区画、プルミエ・クリュ(1級畑)を17区画も有しています。
ワイン醸造一家に生まれたヴァンサン・ジラルダンは、1982年に父から自分の相続分の2haを引き継いで独立します。
綺麗な黄金色に輝き、熟した柑橘系果実や林檎、黄桃を思わせるアロマに、トースト、ナッツ、バター、ヴァニラのようなニュアンスが加わります。豊かな果実の凝縮感、気品がある酸味と骨格のあるミネラルが調和し、エレガントかつクリーンな印象でした。
⑥シャサーニュ・モンラッシェは、ピュリニー・モンラッシェと並んで(隣接)、世界最高峰の白ワイン生産地とされています。豊満で柔らかく、優しい味わいが魅力で、ピュリニーモンラッシェとは異なるスタイルを確立しています。
ポール・ピヨは1858年にこの地に設立された家族経営のドメーヌで、ロバート・パーカー氏もこの地の生産者としてトップクラスであると評価しています。
熟成を経た色は貴腐ワインのような黄金色で、濃厚な蜜、ナッツ、キャラメル、バター、熟したメロンのようなアロマに、ほのかに白コショウなどスパイスのタッチも加わります。
非常にスケールの大きい果実味が一番の魅力であり、とにかくリッチで肉付きが良く、凝縮感は今回のワインの中で1番であった気がします。
⑦ブシャール・ペール・エフィスは1731年創業の、ブルゴーニュの由緒ある造り手であり、世間一般的にネゴシアンとしてのイメージが浸透していますが、実はブルゴーニュ最大の130haの自社畑を所有するドメーヌです。
1970~80年代、一時ブシャールは衰退の時期を迎えますが、1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオ氏が経営を引き継ぎ、畑から醸造などあらゆる面において改革を行った結果、品質は劇的に向上し、世界に名が知れ渡るドメーヌに返り咲きました。
モンラッシェは、誰もが認めると言っても過言ではない、世界一の白ワインであり、語源はmont(山)とrachez(かさぶたができた)に由来し、耕作されていない山という意味です。
同時に、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェの両方の村に、ほぼ半分ずつ分け合っている特級格付け畑(グラン・クリュ)であり、土壌はこの地方に多いキンメリジャンと呼ばれる石灰分の多いアルカリ性で、表面に卵大の石がごろごろしており、シャルドネの栽培に非常に適しています。
両方の村で計5つのグラン・クリュが存在しますが(全て〇〇〇・モンラッシェ)最上は紛れもなく"モンラッシェ"とされています。
熟成により華麗な黄金色に深まり、アロマは熟した洋梨、メロン、バター、ヴァニラ、蜂蜜、アーモンド、クリームブリュレを彷彿とさせ、複雑に混ざり合い、濃密感と繊細さが感じられる果実味に、絶妙におさえられた上品な樽香、香り高い酸と強いミネラルが高次元で調和していました。
29年の熟成を経てチャーミングになっているものの、まさに白ワインが理想とする要素が全て溶け込んだ、世界一の白の「グラン・クリュ」を感じさせるものでした。
⑧シャトー・クーテは元々、13世紀に要塞として造られた起源を持ち、1643年からソーテルヌ・ワインを専門的に製造するようになり、かつて
はソーテルヌの最高峰のシャトー・ディケムも所有していたリュル・サリュース家が経営を行っていました。
特別第1級格付け(1シャトーのみ)のディケム次ぐ第1級(全11シャトー)に格付けされており、第1級のツートップとしてシャトー・クリマンと双璧をなしています。
蜂蜜や完熟したアプリコット、パイナップル、桃にほのかなバニラ、ユリの花のようなアロマを漂わせます。果実味は豊かさと上質さを兼ね備え、きれいな酸、繊細なミネラルと見事に調和がとれていました。
他のシャトーとは異なる、クーテの甘味と力強さを絶妙に抑えたエレガントなスタイルは、皆様から大変好評でした。
2017年 6月21日 ワイン会「Bon Vin Club」の 106回目となる例会が開催されました。
・・・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・・・
①Roederer Estate Scharffenberger Brut Excellence
②Napa Valley Chardonnay Beringer 2014
③Pinot Noir Menage a Trois 2015
④Emblem Napa Valley Cabernet Sauvignon 2008
⑤Hyde de Villaine(HdV) Los Carneros Syrah 2002
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①三ツ星シャンパーニュ生産者に名を連ねている名門「ルイ・ロデレール」が、2004年に傘下に収めたシャッフェンベルガーとともに、カリフォルニアで造るスパークリングです。
ルイ・ロデレールの伝統・卓越したノウハウが惜しみなく注ぎ込まれており、シャンパーニュに引けを取らないクオリティでした。
トロピカルフルーツやヘーゼルナッツ、トーストやバニラのような香りで、泡立ちは細かくクリーミー、豊かな果実味い程よい酸、エレガントで余韻も長く続きました。
②ベリンジャーはナパ・ヴァレー最古のワイナリーです。カリフォルニアの豊かな太陽を浴びて育つぶどうと、高い技術と長い経験から造られるワインは、世界中のワインラヴァーより高い評価を得ています。
ナパヴァレーの優れたぶどう畑の良質なぶどうのみを厳選したワインであり、トロピカルフルーツや青リンゴ、シトラス、洋梨や桃の様なアロマに、程よく抑えたフレンチ・オーク樽のニュアンスも加わります。
凝縮された芳醇な果実味、良質な酸により全体がしっかりと引き締められた、バランスの良い1本でした。
***写真の左から3番目のワインは、とある参加者様から皆様に振る舞われた「ザ・プリズナー 2014」です。③ではありません。
かなり衝撃的な?エチケット。描かれているのは囚人(プリズナー)であり、よく見ると鎖につながれているのが確認できます。
ワイン名は飲む者を虜にするという意味からきているそうです。
カリフォルニアの固有品種(チリなどの一部地域でも見られますが)のジンファンデルを主体に造られたワインであり、これでもかと凝縮された、ボリューミーな果実味は圧倒的で、タンニンもしっかりしたものを持ち合わせており、まさにカリフォルニアを感じられるワインでした。
数年後の熟成したものも飲んでみたいと思わせる、非常にポテンシャルの高い1本でした。***
③異なる3つの畑のピノ・ノワールをブレンドして造られたワインであり、クリアで鮮やかな中位の濃さのルビーカラーの外観、スミレを連想させる花のような、そして熟したチェリーのニュアンスも持ち、バニラの含みが伴います。
熟したベリー系の豊かな果実味と、きれいで穏やかな酸が絶妙にバランスし、スッと溶け込むかのような口当たりは非常に滑らかで、大変好評でした。
④、カリフォルニアワインの父と呼ばれる「ロバート・モンダヴィ」の長男のマイケル・モンダヴィにより2004年に設立された「マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステート」
エンブレムとは、ナパヴァレーの中でも最も素晴らしい畑のカベルネソーヴィニヨンに特化したシリーズです。
紫がかった濃いガーネット色で、カシス、プラム、ベリー系の風味はココア、スパイス、のニュアンスと重なり合い、さらに木樽由来のヴァニラやロースト香も加わり、ふくよかな果実味と適度な酸、そして柔らかいタンニンが調和したエレガントな味わいでした。
⑤ハイド・ド・ヴィレーヌ(HdV)は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者のオベール・ド・ヴィレーヌ氏(1976年のパリスの審判にて審査員を務め、カリフォルニアワインの可能性をいち早く知った一人)と、カリフォルニアのカーネロス地区でハイド・ヴィンヤード(キスラー、パッツ&ホールなどの優れたワイン・メーカーにぶどうを供給しているトップ・クラスのぶどう生産者)を所有するラリー・ハイド氏が2000年ヴィンテージから共同で取り組んだ、新しい試みです。
2002年からはフランス出身の若手醸造家で、ポマール、ムルソー、シャサーニュ・モンラッシェのみならず、ニュージーランドやソノマでもワイン造りに携わったステファン・ヴィヴィアーがワインメーカーとして参画しています。
彼の参画により、従来からのカリフォルニアワインのスタイルと決別し、ブルゴーニュのスタイルを取り入れたワイン造りとなりました。
外観は深く濃い紫色をしており、ブラックチェリー、ブルーベリー、カシスなどの黒系果実や胡椒などのスパイス、バラ、ミント、シナモン、コーヒー、チョコレート等の多様なニュアンスは、実に複雑性に富んでいます。とにかく官能的なアロマで、参加者の皆様は感激されていました。
豊かな果実味、口当たりまろやかな溶け込んだタンニン、上質な酸とのバランスは、それまでのカリフォルニアのシラーの概念を覆したと言えるもので、ブルゴーニュのような繊細さが感じられ、心地よく続く長い余韻にもうっとりさせられました。
2017年 3月30日、CLUB31の97回目となる例会が開催されました。
テーマ:ドイツ
・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・
①Dr.Deinhard Deidesheim Riesling Brut
②Von Winning Forster Ungeheuer Riesling Trocken 2013
③Hallgartener Hendelberg Spatburgunder"R"Troken 2011
④Graacher Himmelreich Kabinett 2011
⑤Graacher Himmelreich Spatlese 2009
⑥Graacher Himmelreich Auselse 2007
⑦Brauneberger Juffer-Sonnenuhr Auselse Goldkapsel 2004(シュロス・リーザー)
⑧Brauneberger Juffer-Sonnenuhr Auselse Goldkapsel 2004(フリッツ・ハーク)
⑨Niersteiner Hipping Trockenbeerenauslese 2003
6月16日(金)、17日(土)、19日(月)の3日間、
期間限定の"父の日特別コース"をご用意致しました![]()
(恐れ入りますが、18日は定休日の為、除かせていただきます。)
前日までのご予約制となっております。
"父の日ランチコース"
・お一人様3500円(税別)
・皆様にワンドリンク付き(ソフトドリンク、ノンアルコール)
・<内容>前菜、スープ、肉料理(牛ホホ肉の赤ワイン煮込み)、デザート、エスプレッソコーヒー、フランスパン
・お父様のみ、お肉料理が少し豪華になります。
(牛ホホ肉と錦牛を使用したお料理)
・記念写真、メッセージカード付き
"父の日ディナーコース"
・お一人様6000円(税別)
・皆様にワンドリンク付き(お父様のみ2杯目もサービス)
・<内容>前菜、スープ、魚料理、牛肉料理、デザート、エスプレッソコーヒー、フランスパン、
・お父様のみ、魚料理、牛肉料理、が少し豪華になります。
・記念写真、メッセージカード付き
※ディナーのお料理の内容は、シェフのおまかせとなります。
お父様にいつもの感謝の気持ちを込めて、
ご家族皆様で是非、おいしんぼの特別なフレンチはいかがでしょうか?![]()
ご予約お待ちしております(^-^)
2017年 5月24日 Bon Vin Clubの105回目となる例会が開催されました。
テーマ:アルゼンチン
・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・
①KAIKEN Brut
②Don David Torrontes Reserve 2016 Bodega El Esteco
③Mendoza Malbec Clasico 2015 ALTOS LAS HORMIGAS
④MONTEVIEJO 2005
⑤CHEVAL des ANDES 2001
Comments・・・
①プレミアム・チリワインの先駆けである、モンテス社がアルゼンチンに設立した「カイケン」
シャンパーニュ方式で、シャンパーニュの最低熟成期間である15ヶ月を上回る24ヶ月以上の熟成期間を経てリリースされています。
ほのかなゴールドカラーで繊細な泡を伴い、青リンゴの爽やかな香りにバターを感じさせるニュアンス、温度の上昇に伴い、ピノ・ノワールの厚みのある豊かな果実味が現れました。実にリッチなスパークリングでした。
②アルゼンチンの土着品種であるトロンテス。
とにかくアロマティック!
ライチ、オレンジ、花の蜜、バラの花びらのように非常に華やかで、アタックはすっきりと、レモンやグレープフルーツの酸を感じさせ、徐々に熟したライチを彷彿とさせる豊かな果実味が感じられました。
③イタリアワイン界のスター達が設立した「アルトス・ラス・オルミガス」
マルベックは世界的にアルゼンチンと、フランス・カオール以外ではほとんど生産されていない品種です。
2015年ということもあり、かなり早めの抜栓。とても硬く、閉ざされているようでした。
数時間後のテイスティングでもまだ変わらず、デキャンティングを2回、グラスもグラン・クリュ(ボルドー)でご提供。
スワリングでようやく開き始め、カシス、ブラックベリー、スミレの花、そしてブラックペッパーなどのスパイス、焙煎したコーヒー豆やバニラエッセンス、湿った土、スモーキーなオークのような香りが
立ち上り、徐々にマルベックの持つ豊かな果実味と、しなやかなタンニンが感じられるようになりました。
少なくとも、もう3年ほど熟成させたら美味しくなるだろうなという印象で、ポテンシャルの高さを秘めていました。
④モンテヴィエホは、ボルドーの名門ペレ=ヴェルジェ家によって2001年に設立された、アルゼンチンのテロワールとボルドーのノウハウで究極のワイン造りに挑む、南半球最大規模のボデガです。
親交の深かった醸造コンサルタンのミッシェル・ローラン氏も携わっております。
外観はとにかく"黒"で、透けておらず向こう側が一切見えないと言ったら、どのくらい濃いかご想像頂けるでしょうか。
ラズベリーやプラムの酸の香り、ブルーベリー、ブラックベリー等の黒系果実、チョコレートの甘い香りが同居しているかのようです。
深く凝縮された果実味が印象的で、しっかりとしたタンニンは熟成を経てまろやかになっているものの、まだまだ熟成に耐えうるであろうという感想です。
こちらの2005ヴィンテージがワイン・アドヴォケイト誌において90点を獲得したのも納得がいきます。素晴らしい1本です。
⑤テラザスは、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)グループのスティルワインを統括する「エステート&ワインズ」がアルゼンチンに展開するワイナリーで、設立は1959年です。
シュヴァル・デ・アンデスは、テラザスとボルドー・サンテミリオン1級の「シャトー・シュヴァル・ブラン」とのジョイントプロジェクトで、シュヴァル・ブランが唯一認めた「シュヴァル」の名を掲げる、アルゼンチン屈指のグラン・クリュです。
最近では2006年ヴィンテージがパーカーポイント96点を獲得しています。
1999年がファースト・ヴィンテージで、リリース直後からワイン・スペクテイター誌で「そのエレガントなスタイルが、南アメリカのイメージを変えるかもしれない。」などと絶賛され、その類まれなる質の高さから、南半球ワインの業界に一石を投じたとも言われています。
フレンチオークの新樽100%で15~18ヵ月熟成、無濾過にて出荷されます。
外観は紫に近いガーネットで、液質は粘性が高
く、カシス、ブラックチェリー、チョコレート、ドライハーブ、濡れた土、トリュフ、タバコや炭焼きの様なスモーキーさなど実に複雑で、これまでのアルゼンチンワインでは感じられなかったものではないでしょうか。
凝縮された黒系の果実味はアルゼンチンのテ
ロワールそのもので、上質な酸、エレガントなタンニンと見事にバランスし、長い余韻が何とも素晴らしかったです。
ブラインドで、世界的に有名なワインと比較したらかなりいいところまでいけそうな印象です。
アルゼンチンとボルドーの架け橋とも言える、感動的なワインです。
。
2017年 5月17日、3回目となる「スペシャルワイン会」が開催されました。
テーマ:DRCエシェゾー 1998
・・・・・・・・Wine Lists・・・・・・・・
①Bollinger Special Cuvee Brut
②Saint-Romain Blanc Georges Rave 2000
③Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Vieilles Vignes Rouge 2006
④Chambolle-Musigny Georges Rave 2000
⑤Morey-St-Denis 1er Cru Thierry Beaumont 2002
⑥Gevrey Chambertin Domaine Claude Dugat 2003
⑦Echezeaux 1998 Domaine de la Romanee-Conti
Comments・・・
①三ツ星生産者に名を連ねるボランジェ。英国王室にも認められ、映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパーニュとしても知られています。
スペシャル・キュヴェに使用されるブドウの約80%が、グランクリュとプルミエクリュ畑のものです。
輝くゴールドカラー、繊細できめ細かい泡立ち、イースト香やビスケット、香ばしいカシューナッツや焼きリンゴ等、アロマは実に複雑です。芳醇ながら活き活きとした果実味、バランスの良さも特筆するに値します。そしてエレガントな余韻、さすがはボランジェと思わせる出来です。
②造り手のジョルジュ・ラーヴは、ワインが飲み頃を迎えるまで出荷しないという信念をもつ、歴史のある優良ネゴシアンです。
サン・ロマン村はコート・ド・ボーヌ地区の最も奥地に位置し、8世紀以上前からのワイン生産地です。
2000年ながら、ハツラツとした酸とミネラル感が印象的でした。温度が上がるにつれてふくよかさが増し、より一層果実味を感じ取ることが出来ました。
③若手の自然派として、近年大変注目されているオリヴィエ・ジュアン。モレ・サン・ドニに拠点を置いています。真面目一筋で、彼のワインに対する情熱には感服させられるほどです。
熟成を経た外観は、淡い色でありながら濃度ある紫色も見られ、ラズベリー、紅茶、土やの香りを放ち、リキュールのように濃密な果実味でした。
適度な酸とミネラル、まろやかなタンニンが口中に広がりました。
④⑤⑥と地続きで、シャンボール・ミュジニー、モレ・サンドニ、ジュヴレ・シャンベルタンと飲み比べていただきました。
④シャンボール・ミュジニーは、北をモレ・サン・ドニ、南をヴージョに挟まれ、そのテロワールから、ブルゴーニュで最も華やか、繊細と表現される女性的なワインが生み出されます。
長期熟成により果実味、タンニン、酸が溶け込
んだ、シルクのような滑らかで、シャンボール・ミュジニーの特徴がよく出ていました。
⑤ボーモン家は長年ぶどうの栽培農家で、長年
ネゴシアンにぶどうを売っていましたが、1991年に7代目当主のティエリー・ボーモンがドメーヌ・デ・ボーモンを設立しました。初リリース時より髙評価を得ており、今やブルゴーニュの新世代を担う一人と言われるほどです。
モレ・サン・ドニは、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれた絶好な区画に位置している村で、僅か150haのアペラシオンに5つの特級畑、40haもの1級畑を擁し、極上な赤ワインを造り続けています。北側は隣接のジュヴレ・シャンベルタンの力強さとテクスチャー、南側は隣接のシャンボール・ミュジニーの優雅さと豊満さを併せ持つワインが生産されています。
深く濃いルビーカラーで、ブラックベリー、きのこ、土、革のような香り。密度の高い厚みのある果実味、そしてしっかりとした骨格。きれいな酸と硬質感のあるミネラルが調和し、力強くも華やかでした。
⑥ジュヴレ・シャンベルタンはそのテロワールから、ブルゴーニュの中でも最も力強く、最も長期熟成型の赤ワインを生み出す事で知られている、偉大な産地です。グラン・クリュ(特級畑)は、ブルゴーニュ地方で最も多い9つを擁します。
クロード・デュガは、ロバート・パーカーに世界でも最高の醸造家の一人であると言わしめた、ジュヴレ・シャンベルタンで5代続くブルゴーニュで最も偉大な数少ない生産者です。
1996年のグリオット・シャンベルタンではパーカーポイント100点を獲得しています。所有する畑はわずかに6ha余りで、父の時代の1977年に自家元詰を開始し、1991年にクロード・デュガで詰め始めています。
深みのある赤紫色でスミレ、赤い花、ラズベリー系の赤い果実の魅力的な芳香。粘性はやや高く、深く凝縮された果実味、タンニンは確かな力強さと繊細さを持ち合わせ、ミネラル、酸と非常にバランスよくまとまっており、長く続く余韻も素晴らしかったです。
⑦世界一のワインで、飲まれるより語られることが多いワインと言われる「ロマネ・コンティ」を生産する、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社の、グラン・クリュのうちの一つであるエシェゾー。
世間ではヴォーヌ・ロマネのイメージが強いようですが、厳密にはヴージョ村とヴォーヌ・ロマネ村に挟まれたフラジェ・エシェゾー村です。
エシェゾーとは"集落"を意味し、標高250mの3~4%の緩やかな勾配を持つ東向きの斜面になっ
ており、茶色い石灰質土壌には良質の粘土が含
まれています。他のブルゴーニュの地区同様、夏は暑く、乾燥した秋と厳しい冬を持つ大陸性気候に属しています。収穫期の秋の天候が変わりやすく、年ごとにぶどうの出来が大きく変わるためヴィンテージがワインに与える影響が大きくなります。
そのため、毎年違う個性を持ったワインが造られています。38ヘクタールと特級畑としては栽培面積が広く、所有者の多さから安定感に欠けると言われがちですが、やはりDRCのエシェゾーは他の造り手を寄せ付けない、圧倒的な品質を保っています。
イチゴ、ラズベリー、カシス、薔薇やスミレ、胡椒、スパイス、なめし革、豊かな腐葉土、トリュフ、僅かな獣臭など、何層にも重なったような複雑な芳香は圧倒的で、果実味は凝縮感と華やかさに富み、酸味とタンニンとのバランス感が完璧に保たれています。力強く官能的ながらやさしさと気品も感じられ、余韻も非常に長く、非の打ち所が無い?と言っても過言ではないワインでした。
参加者の皆様、大変感激されていました。