レストランおいしんぼ  Petit Bon -28ページ目

レストランおいしんぼ  Petit Bon

秋田市八橋本町 けやき通り の
フレンチレストラン“おいしんぼ”のブログ形式のホームページです。

ワイン、食、秋田の日々を綴っています。

 

毎年大変ご好評いただいております「活ウニのファルス」を、

今年もご用意して皆様をお待ちしております!

 

※ウニのお料理は、Bコース(\5000税別)以上でご用意が可能でございます。ご予約制となっております。

 

※天候や海の状況により、ウニをご用意できない場合もございます。

 必ずご希望の方は、お電話にてご確認をお願いいたします。

 

 

 

日頃はレストランおいしんぼをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、当店では5月11日(金)、5月12日(土)の2日間限定で、少し早めの母の日の特典をご用意致しましたブーケ1

 

お母様を含む、親子でご来店のお客様が対象でございます。

お食事をご予約のお客様には、お母様のみデザート1品プラス、そしてカーネーションのお花をサービスさせていただきますキラキラ

 

お電話でご予約の際に、必ず「母の日特典の記事を見た」とお伝えください。

記事を見ていただいた方限定の特典となります。

 

是非ご予約をお待ちしておりますブーケ2

 

 

 

 

 

 

 

下記の画像の大会が、秋田で開催されます。

 ご来店時に、関係者様と証明できるものをお持ちの場合、ワンドリンクサービスサービスいたします。

ご予約の上、是非ご来店ください。

 

 

1985年創業

レストランおいしんぼ

地元産の旬の厳選食材をふんだんに・・・

"秋田流フレンチ"

「普段のご会食、お祝いのお食事、ご両家の顔合わせ、接待等、お客様のさまざまなシーンをお手伝させていただきます。お気軽にご相談ください。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
特別な日のお祝いには・・・

「アニバーサリーディナー」 

入籍されたカップル、バースデー、ご結婚記念日 等、大変好評です。

お一人様 10,000(税別)  予約制(クリスマス期間は除く)

 

特典:乾杯のグラスシャンパーニュ、アニバーサリーフォト、お祝いされる方にスペシャルデザート、オリジナルメッセージカード(お好きなメッセージを入れてご用意いたします。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

"顔合わせプラン"
 

ご結婚が決まったお二人、そしてご両家のための"顔合わせプラン"をご用意しました。

詳しくは2014年9月13日のブログをご覧ください。

 

・・・・・・・インターネット・店頭限定告知・・・・・・・

 

普段のお食事、送別会・歓迎会にも・・・

大好評!!

メインチョイス(いずれもおまかせ内容にて・・・お魚料理 または お肉料理

「プレミアム ランチ」

*ご予約の際に魚料理 または 肉料理のどちらかをお伝えください

¥3,000(税別)

◆ワンドリンク付き、さらに嬉しいスペシャルデザートも

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

個室でいただく "プレステージディナー"


お一人 ¥15,000(税別)

          *3日前までの予約要

フォワグラ、秋田錦牛、活オマール海老 など.......

厳選の極上素材を使用した特別なコース

*食材は仕入れの都合により変わる場合がございます

乾杯のグラスシャンパン付き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆贈り物に最適なお食事券、ございます

ご希望の方はお問い合わせください


店舗情報・メニュー等につきましては、下の画像をクリックしてご覧ください。
 

 

 
*お子様の同伴は小学生以上からとさせていただきます。
◆アクセス

2018年 4月17日 ワイン会「Bon Vin Club」 の116回目となる例会が開催されました。

・・・・・・Wine lists・・・・・・

①Brut Vintage Domaine Carneros 2011
②Hess Collection Select Chardonnay 2015
③Tete a Tete Domaine De La Terre Rouge 2012
④Pinot Noir "Southing" Santa Rita Hills 2006 Sea Smoke Cellars
⑤Dominus 1999

 

 

①ドメーヌ・カーネロスは、シャンパーニュの名門「テタンジェ社」が、そのエレガントなスタイルをカリフォルニアでも造り出そうとアメリカの「コブランド・コーポレーション」と合同で、1987年ナパ・ヴァレー南のカーネロス地区に創立したワイナリーです。
ブリュット・ヴィンテージは、良質なぶどうを使用し、テタンジェの卓越した技術を駆使し、シャンパーニュ方式で3年間の瓶熟成を経て出荷されます。
 シトラス、ライム、メロン、西洋なし、焙煎したナッツ類を思わせる香りに、エキゾチックなスパイスのニュアンスも加わります。 繊細な泡はクリーミーで柔らかく、柑橘系のフィニッシュによってバランスも素晴らしく、余韻も長く続きます。

 

②ワイナリーはスイス人、ドナルド・ヘスが1986年にクリスチャン・ブラザーズから購入したことから始まりました。
 元々へス家はスイスでビール醸造やホテル経営をしていましたが、ドナルドがナパ・ヴァレーを訪れた際に、その地のワインに感動し、新天地でワイン造りに夢を託してナパヴァレーに移りました。
 洋ナシ、パイナップル、メロンの果実味にやさしいオークの香りが重なり、柔和でスムースな口あたりです。南国を思わせる果実のふくよかさと、冷涼なモントレーの気候が反映されたフレッシュさの両方を持ち合わせています。

 

③サンフランシスコで30年間にわたり、ワインの小売業をしていた、ビル・イーストンが80年代半ばにアマドール・カウンティ、シェナンドア・ヴァレーに立ち上たワイナリーです。
ワイナリーと畑の周辺一帯が赤土の火山性土壌であることから、ワイナリー名を「テール・ルージュ」としました。
イーストンはアマドール・カウンティに昔から植えられていたローヌ系品種をメインに、ボルドー系品種も少量植えています。
 カリフォルニアらしい豊かな果実味に、ローヌの複雑な、野性味あるスパイシーさが加わる事により、深みのある味わいを造り出しています。スタンダード・キュヴェながらポテンシャルが高かったです。

 

④オーナーのボブ・デイヴィス氏は海外で飲んだワインの味わいに感銘を受け、世界最高の"究極"のピノ・ノワール造りを目指し、1999年にサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズにシースモーク・セラーズを設立しました。
 ピノ・ノワールは、南向きの斜面でのみ栽培されます。夏の夜はサンタ・エネズ川の深い割れ目から、ひんやりとした霧の層=シー・スモークが畑を通ることにより、ぶどうの熟成のスピードが遅くなります。まさに霧が最高品質のピノ・ノワールに必要な熟成の時間をもたらします。
 外観はやや濃いめの澄んだルビーカラーで粘性は高く、ダークチェリー、スミレ、なめ
し革、枯草のニュアンスがあります。カリフォルニアのピノ・ノワールらしい凝縮感のある果実味と、程よいタンニンがあり、エレガントながらしっかりとした骨格があります。
 かつて幻とも言われたシー・スモーク、現在も市場でほとんど見られません。

 

⑤シャトー・ペトリュスなど、数々のボルドー右岸のスターワインを育てあげた世界屈指のワインメーカー「クリスチャン・ムエックス」は、カリフォルニア大学デービス校在学中からナパ・ヴァレーの可能性を感じ取っており、1982年にカリフォルニア州の中でも随一の銘醸地ナパ・ヴァレーに伝説的なナパ・ワイン「イングルヌック」のジョン・ダニエルの娘、ロビン・ダニエル・レイルとマーシャ・スミスとともにドミナス・エステートを立ち上げました。
 ドミナスの畑から目と鼻の先にはオーパス・ワンの畑もあり、いかに恵まれた環境であるかをうかがい知ることができます。
 熟したプラム、カシス、チェリーのリキュールを思わせる妖艶なアロマに、エスプレッソ、スパイス、タバコの葉、杉、そしてドライフルーツのほんのりと甘いニュアンスが加わり、とても複雑です。
 しなやかに溶け込んだ美しい酸と、濃密な果実味が見事に調和し、熟したタンニンは継ぎ目が無く非常に滑らかで、甘く長い余韻を伴います。柔らかく、繊細で優美な女性的とも言えるスタイルは、ボルドー右岸の熟成したものを彷彿とさせ、力強く男性的と言われるオーパス・ワンとは対照的なものです。
 知名度はロバート・モンダヴィとムートンのベンチャーであるオーパス・ワンに一歩譲るものの、リリース直後から、有名評価誌で毎年高得点を獲得し続け、名実ともに肩を並べる程のプレミアム・ワインに成長しています。
尚、1995年よりドミナス・エステートは完全にムエックスが所有・運営することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年 3月21日 Bon Vin Club "Special" 8th が開催されました。

 

テーマ:シャトー・マルゴー 1982

①Guy Charlemagne Grand Cru Blanc de Blancs Cuvee Charlemagne 2010
②Blanc de Lynch Bages 2009
③Pavillon Blanc du Ch. Margaux 1990
④Chateau des Eyrins 2005
⑤Chateau Palmer 1996
⑥Chateau Rauzan Gassies 1982
⑦Chateau Margaux 1982

 

Comments

 

①ドメーヌは1892年、シャルドネの聖地とされるコート・デ・ブラン、ル・メニル・シュール・オジェ村に設立されました。代々継承してきたギィ・シャルルマーニュの畑は、斜面を中心に広がる、多くの素晴らしい区画です。さらにドメーヌの真向かいには「サロン」がありますが、近年各種ワイン誌では「サロン以上にメニルらしさを出す造り手」として抜群の評価を受けています。
 当キュヴェは、最上の区画で収穫したぶどうのテート・ド・キュヴェ(一番搾り果汁)のみを使用し丁寧に醸造され、自家セラーで4年間の熟成期間を経てリリースされます。
  レーズンやドライいちじく、ブリオッシュ、クルミ、ナッツなどが複雑に絡み合うアロマです。グレープフルーツのような爽快な果実味がほのかなスパイスのニュアンスと共に展開し、スモーキーなミネラリティがワインの骨格を支えています。華やかさはもとより、純粋にテロワールを追求し、ぶどう本来の味わい、熟成による美しい変化をひたむきに表現しています。

 

②スーパーセカンドとして名が挙がっており、5級格付けながら2級に匹敵すると言われる「シャトー・ランシュ・バージュ」による白ワイン
で、1990年がファーストヴィンテージです。
  熟成が進んだ外観は黄金色になっており、アロマはグレープフルーツ、木樽由来のヴァニラ、蜂蜜、アプリコット、ナッツ等が複雑に絡み合うものです。
 南国のフルーツを彷彿とさせる、リッチでボリューム感のある果実味を、爽やかな酸が引き締めることにより、ワインはエレガントにまとめ上げられ、非常に長い余韻ももたらします。
 元々生産量が少ないメドック地区の白ワインですが、ブラン・ド・ランシュ・バージュは特に少量・希少であり、パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーとともにメドック地区のトップクラスの白ワインとして名が挙がることも多いそうです。

 

③わずか12haの畑のソーヴィニヨン・ブランから造られ、生産量は赤であるシャトー・マルゴーの5分の1と、非常に希少です。
 熟成を経て、外観はゴールドがかかり、かすかにオレンジ色も入り始めているかのようです。白い花、爽快感のあるハーブ、香水のようなニュアンス、液質はとろみを帯びており、フルーツの砂糖漬け、バナナ、トロピカルフルーツ、シナモン、クリームを感じさせる濃密さがあります。
 優れたテロワールはもちろんですが、これほどまでに華やかさ、複雑性、力強さを併せ持つのは、さすがはマルゴーの為す業であり、メドック最高峰の白ワインとして君臨しています。

 

④シャトーの当主であり、グランジュル家の4代目でもあるエリックですが、彼の父親、祖父、曽祖父は、3世代にわたりシャトー・マルゴーのセラー・マスターとして活躍していました。
 エリックはその後を継がず、父親と共にシャトー・デ・ゼランを立ち上げ、マルゴーの畑まで道を挟んで歩いて6歩という素晴らしい立地で(他にはデュフォール・ヴィヴァン、ディッサン、マルキ・ダレム、フェリエール、等の名だたるシャトー群があります)70年に渡って継承された技術と経験を余すことなく注ぎ、ワインを造り続けています。
 濃い色調で、カシスやブルーベリー等の黒い果実の香りが立ち、タンニンは豊富ながら丸くきめ細かいもので、凝縮された果実味と相まって、マルゴー村の洗練された、エレガントなワインを造り上げています。

 

⑤1814年、イギリスのシャルル・パルメ将軍が恋に落ちた未亡人より購入したのが、当時は「ドメーヌ・ガスク」と呼ばれていたシャトーです。その後の1816年~1831年にかけて、彼はカントナック、イッサン、マルゴーの3つの村の土地を買い続け、ぶどう畑を増やし、設備を充実させるなど様々な改良を行った後、「ドメーヌ・ガスク」を彼の名が入った「シャトー・パルメ」に改名しました。

 その後何度か所有者が変わり、大掛かりなシャトーの改革を成し遂げましたが、1855年の格付けでは3級という評価でした。結局現在のシャトーが完成したのは1856年であり、もう少し時間があれば今以上の評価を得られていたはずだと言われています。

  当時の格付けでは3級ですが、現在はマルゴー村の2級格付けワインを超えた、マルゴーに迫るクオリティと高く評価され、マルゴーと2級シャトーの間の価格で取引されています。

 ワインの特徴としては、同村の他のシャトーに比べてメルローの比率が高いことが挙げられ、マルゴーらしい香り高さや華やかさに、ポムロールのような豊かさや肉付きのよさが加わっています。
 カシス、プラムのような黒いベリーと、落ち葉、マッシュルーム、杉、スパイスのような複雑なアロマ、豊かな果実味と柔らかく滑らかなタンニンが口中に広がり、華やかな余韻も長く続きます。

 

⑥かつては、同じく2級の「ローザン・セグラ」と一つのシャトーでした。
ローザン・ガシーの所有する28.5haの畑はパルメの真向かいで、シャトー・マルゴー、ローザン・セグラ、ラスコンブなどと隣接しています。

豊富なタンニンと凝縮感を蓄えることが出来る、カベルネ・ソーヴィニヨンにとって理想的な土壌から造られるワインで、マルゴー地区の銘柄では重く肥えた力強いタイプとされています。
 ブラックベリーやカシスの黒いベリー、なめし革のニュアンスがあり、心地よく漂う樽香はヴァニラを彷彿とさせるものがあります。
 酸味と熟した果実味、熟成を経て柔らかくなったタンニンが見事に溶け合う事により見事な一体感を醸し出し、エレガントな余韻へと続きます。

 

⑦5大シャトーの一つであり「ワインの女王」「ボルドーの女王」と呼ばれるシャトー・マルゴーの歴史は12世紀にまで遡ります。当時はシャトー・マルゴーの前身であった「ラ・モット・ド・マルゴー」という畑の記録がありますが、その頃にはまだぶどうは植えられていなかったそうです。
 シャトーとしての歴史は、1572年~1582年に、レストナック家の一人であるピエール・ド・レストナックが、それまで植えていた穀物を見限ってぶどうを植え始めたことによって始まりました。
 まだ本格的なワインが造られていなかった当時、マルゴーは同地区の他のシャトーとは一線を画す、本格的なワインを造り出すシャトーとして、その名前を知られる存在となっていました
1855年、パリ万博のメドック格付けでは1級に格付けされ、ジロンド県ワインのテイスティングでも、満点の20点評価を獲得した、唯一のシャトーとなりました。
 畑はパルメの隣、北東部に位置しています。大部分は水はけの良い砂利質の土壌ですが、一部に石灰質のところや砂利質粘土のところもあり、土壌は非常に多様化しているそうです。シャトーの周りには、ランクロ・ドゥ・マルゴーと呼ばれる最良の区画が広がり、ここには最大で1万本と、非常に高い植樹密度でカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられています。
 さらに少し内陸部に入ったところには「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」の畑が、合計12ヘクタール広がっています。

 エピソードとして、イギリスの初代首相であるロバート・ウォルポールも3ヵ月毎に4樽という頻度で購入し、アメリカの偉大な作家"ヘミングウェイ"は孫娘にマルゴー(英語読みではミーゴ)と名付けていたそうです。
 近年の動きとして、2009年より「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー」をリリースしています。これはファーストの「シャトー・マルゴー」、セカンドの「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」に次ぐサードラベルのワインです。
 エッジにオレンジがかかるガーネット色で、カシス、杉、ヴァニラ、ハーブ、トリュフ、スパイス等が複雑に香ります。類を見ない程ぶどうの成熟にとって好条件が揃った1982年ということもあり、果実の凝縮感は他のヴィンテージより抜きん出たものがあり、熟成したきめが細かい、滑らかなタンニンと相まって「ワインの女王」としての風格を漂わせます。また、華やかで持続性のある余韻も実にマルゴーらしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年 3月12日、Bon Vin Clubの115回目となる例会が開催されました。

テーマ:イタリア

・・・・・・Wine Lists・・・・・・

①Prosecco Conegliano Valdobbiadene Superiore Extra Dry Carpene Malvolti
②Vermentino Toscana Poggiotondo 2013
③Rosso di Montalcino Tenuta Poggio IL Castellare 2012
④Il Carbonaione 2007
⑤Barolo Sperss GAJA 1988

 

Comments・・・・・・・

①アントニオ・カルペネは、1860年に友人から紹介されたシャンパーニュに感銘を受け、試行錯誤の結果イタリアで初めてシャルマ方式(シャンパーニュ方式に近い、タンク内二次発酵方式)によるスパークリングワインを生み出した、プロセッコ製造の第一人者とされ、プロセッコの父と呼ばれるようになりました。
 輝きのある緑がかった淡いレモンイエローで、繊細で柔らかい泡が立ちます。青りんご、豊かな柑橘類が香り、アタックのフレッシュな酸は、爽やかなレモン、梨を感じさせます。中間からは凝縮された豊かな果実味とミネラルの見事な調和が見られ、アフターには繊細な余韻がもたらされます。

 

②ポッジョトンドは、フィレンツェとピサの間、キアンティ地区に位置し、世界を駆け巡る天才醸造家「アルベルト・アントニーニ氏」が所有するワイナリーであり、実家でもあります。彼は、イタリアのフレスコバルディ社やアンティノーリ社、テスタマッタ社などの銘醸ワイナリーで活躍し、現在でもアメリカ(オー・ボン・クリマ)、アルゼンチン、チリ、ポルトガル、オーストラリア、南アフリカなど、世界20社近い生産者のコンサルタントを行っています。
 綺麗に澄んだレモンイエローの液面からは、白い花や、シトラスのようなアロマ、豊かなハーブ香が感じられます。キレのある酸と程良いミネラル、旨みのある果実味がフレッシュながら、コクのあるワインを造り上げています。

 

③ポッジョ・イル・カステッラーレ(丘の上の城跡)という名前は、この場所の歴史的なルーツを思い起こさせます。標高600mの石が多く見られる、南向きの畑はわずか9haであり、樹齢は5~10年ですが、40年の区画もあります。

真夏は40℃を越す暑いところですが、標高が高いため昼夜の寒暖差があり、さらに強い風が吹いてぶどうを冷やすことから、十分な糖分が蓄えられます。
 モンタルチーノのサンジョヴェーゼだけで造られるワインであり、ぶどうは完熟してから手摘みで収穫し、発酵は選別酵母を使い、6度に温度管理しながら7~8日間で行います。その後3,000Lのオーク樽で8~10ヶ月間熟成を経てからリリースされます。
 ルビーレッドの色合いに、スミレや完熟したラズベリージャムのような濃厚なブーケがあります。ボリュームのある果実と、溶け込んだ滑らかなタンニンの、バランスがとれた凝縮感のある味わいです。当ヴィンテージは「ワインスペクテーター誌2014.10.15」で90点のスコアを獲得しています。

 *まるでピノのような味わい、大変好評でした。

 

④「イタリアワイン界の重鎮」「スター・エノロゴの先駆者的存在」とされるヴィットリオ・フィオーレ氏は、イタリアワインの品質向上に大きく寄与し、さらにコンサルティング・ワインメーカーとして世界各国を飛び回っていました。
そんな彼ですが、1978年に病気がちな妻の体調を思い、環境の良いトスカーナに移り住み、以来その経験と知識を集約させた自身のワインを造るべく畑を探し始めました。遂に1991年に理想の畑を見つけ出し、集大成ともいえるワイン「イル・カルボナイオーネ」を完成させたのは、翌1992年のことでした。
  紫がかったエッジの濃いガーネットで、全体に黒みが強い色調は、非常に深いものです。アロマはブラックベリーやブラックチェリー、スパイス、鉛筆の芯、皮革、腐葉土にヴァニラ等、何層にも重なっているかのようです。
特筆するに値するのは凝縮された果実味で、力強くもきめが細かいエレガントなタンニンと見事に調和しており、長い余韻へと続きます。

 *これぞイタリア、果実のボリュームが支配する、濃厚な1本

 

⑤イタリアワインの生産者として、トップクラスに位置付けられている「ガヤ」の歴史は、17世紀半ばにガヤ・ファミリーの初代、ジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方からピエモンテに移住してきたことから始まりました。
ジョヴァンニ氏は1859年にワイナリーを創設、2代目の時代には、現当主であるアンジェロ氏の祖母、クロチルド・レイ女史もワイン造りに参加し、徹底して品質にこだわるガヤスタイルのワイン造りの基礎を造り上げました。
 そして3代目、アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立し、同時に「ソリ・サン・ロレンツォ」や「コスタ・ルッシ」などの畑を購入し、ワイナリーを拡大しました。
 そして4代目、1961年からワイナリーに携わっていた現当主のアンジェロ氏の時代となります。バリック樽(小樽)の導入や、単一畑のワインの生産など、様々な改革を実施し、ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りながら、革新的な設備や技術を取り入れ、世界中から認められる存在となっています。
 興味深いことに、1996年以降のスペルスにはバローロ(DOCG=原産地統制呼称)の表記は見られません。
 それは、革新的で日々進化し続けるガヤが、イタリアの原産地呼称からも抜け出すようなワイン造りを開始し、畑名の主力商品の格付け
を自ら見直し(DOCランゲに格下げ)をしたためです。ですがこれはワイン法においての話であり、消費者は格下げされたワインが紛れもなく偉大なワインであることを知っています。この出来事から、DOCGを手放してまでも最高のワインを造りたいという、ガヤの情熱が感じ取れます。
 スペルスはバローロの中でも最も良いと言われる「セッラルンガ」の最上の区画にある畑です。その特徴は何といっても力強さで、濃厚で酸がしっかりとしたクラシックなバローロのスタイルを見事に体現し、長期の熟成が期待できるものです。

 30年の熟成を経てもしっかりとした骨格を持ち、力強さの中に、熟成によって得られた皮や樹皮、紅茶の葉、きのこ、プラムなどの香り、口当たりがやわらかな果実の甘味、複雑味が加わったワインは、まさに「帝王のバローロ」と呼ばれるにふさわしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月28日、Bon Vin Clubの114回目の例会が開催されました。

テーマ:ボルドー・ポイヤック

・・・・・・Wine Lists・・・・・・

①Jaillance Cremant De Bordeaux Brut Cuvee De L'abbaye
②Chateau Trebiac Blanc 2012
③Chateau Bernadotte 2007
④Chateau Haut Batailly 2007
⑤Chateau Pontet-Canet 1986
⑥Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1986

 

Comments

①1950年にコート・デュ・ローヌ中部、ディー村の協同組合としてスタートし、2001年に現在の社名「ジャイアンス」に改められました。
 そして、その他の地域のスパークリングの生産にも着手するにあたり、優良生産者とパートナー契約を結び、現在はAOCクレマンの
フランス国内シェアもNo1を誇るトップブランドへと成長を遂げています。
 クリーミーな泡立ち、白い花や梨、アーモンド等の複雑なニュアンスが感じられます。豊かな果実味と適度な甘みがあり、セミヨン由来の柔らかな味わいが広がります。余韻も長くブリオッシュのような後味が続きます。実績として「コンクール・ナショナル・デ・クレマン2010」で金賞を獲得しています。

 

②ボルドーの南35㎞ほどに位置する、AOCグラーヴのシャトーです。このシャトーはかつて1872年に修道士たちによって設立された孤児
院でした。1985年、現オーナーの父がシャトーに呼ばれ、孤児院の子供たちにぶどう栽培やワイン造りを学ばせる指導を始めます。
その後、1999年息子のアルノー・ド・バトレ氏が役目を引き継ぎワイン造りを成熟させ、2008年には修道院がシャトーを手放したため、アルノー氏が現在のオーナーとなりました。
 淡いイエローであり、リンゴや白桃のようなフレッシュでフルーティな香りが立ちます。まろやかな果実味と酸味のバランスが良く、余韻にソーヴィニヨン・ブラン由来の心地よい苦味を残し、全体をまとめあげています。

 

③1997年、シャトー・ピション・ロング・ヴィル・コンテス・ド・ラランドが買収し、大幅なてこ入れ、ラランドのスタッフによる醸造など、当時のオーナーのランクソン夫人は、ベルナドットを「プティ・コンテス」と呼び、大切にし愛情と情熱を傾けていました。
 カシス、ブラックベリー等の果実の香りの中に、ブラックペッパーのスパイシーさも感じられ、豊かな果実味を酸味がしっかり支えています。タンニンはこなれて柔らかく、滑らかになっており、シルキーな舌触りで長く続く余韻はエレガントなものです。

 

④元々は同じく5級格付けの「シャトー・バタイエ」の一部でした。1942年に2つに分割され、南の一部のわずか20haのぶどう畑が「シャトー・オー・バタイエ」となりました。
 現在のオーナーは「サン・ジュリアンのラフィット」とも称されるスーパーセカンドの代表格「デュクリュ・ボーカイユ」を所有するボリー家です。
木樽由来のヴァニラ、トースト、チョコレートの香りにスパイス、腐葉土、そしてなめし革、栗の渋皮のブーケが広がります。 
 アタックは大変ソフトでシルキーであり、熟成したタンニンや酸が、凝縮感のある豊かな果実味に溶け込んでいます。優雅な余韻が長く続き、スタイルは典型的なポイヤックというよりは、柔らかで優美な「サン・ジュリアン」に近いものとなっています。

 

⑤18世紀の初め、当時メドックの知事だったジャン・フランソワ・ド・ポンテは、ポイヤックに複数のぶどう畑を所有していました。
数年後、後継者により「カネ」と呼ばれる隣接する地区の土地が買い足され、その際にポンテ家の名が現在のシャトー名に加えられました。その1世紀後の1855年、格付け5級に名を連ね、シャトー・ムートン・ロートシルトに隣接する畑から、秀逸なワインが生み出されています。
 甘いオーク樽と西洋杉のような黒カシスの強い熟成香を持ち、ほのかにマッシュルームを思わせる香りが感じられます。
 濃厚な果実のエキス分と熟したタンニンのバランス、しっかりとした骨格が感じられ、まさにバランスの良い正統派ポイヤックらしいスタイルです。

 

⑥メドック格付け第1級「シャトー・ラトゥール」と、同じく格付け2級の「シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン」の間に位置し、格付け1級シャトーに肩を並べる「スーパー・セカンド」として、長年ボルドーファンに愛され続ける銘柄のひとつです。
 17世紀まで遡ると、かつては「ピション・ロング・ヴィル・バロン」と「ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは一つのシャトーでした。
管理が困難な時もありましたが、ラランド王の下に嫁いでいた元の所有者の次女が継承し「ラランド王国の王女=コンテス・ド・ラランド」の名前を持つシャトーが誕生しました。
 1925年、当時ボルドーで「クルティエ」と呼ばれる、シャトーとワイン商の間を取り持つ仕事を行っていたエドワードとルイのミアーイ兄弟がシャトーを買い取り、1978年、エドワードの娘にあたるメイ・エリアンヌ・ドゥ・ランクサン婦人がこのシャトーを引き継ぎ、ステンレス発酵槽の新設、樽貯蔵室の拡充、テイスティングルームの新設をするなど、品質の向上に貢献し現在の名声を築きました。

 また、2012年には、シャトー・モンローズで活躍した若き醸造家ニコラ・グルミノー氏も加わり、クオリティもより一層向上することとなりました。
 茶色がかかったガーネット色で、ココアやエスプレッソコーヒー、枯葉、ブラックチェリー、スパイスが香ります。
完熟した果実味と酸、やわらかいタンニンが織りなす上品な味わいは、女性らしい優美さを持つことから「ポイヤックの貴婦人」と称され、まるでシャトー・マルゴーのようだと形容される事もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月はおいしんぼの

バレンタインディナーコースをご用意致しましたが、好評をいただき、無事終了となりました。

誠にありがとうございました。

 

3月は第2弾として「ホワイトデーディナーコース」をご用意致します!

特別な日に、恋人同士、またはご家族で秋田流フレンチを味わってみてはいかがでしょうか?

是非ご予約お待ちしております(^-^)

 

「ホワイトデーディナーコース」

3月14日(水)

お一人様 6000円(税別)

 

内容:前菜、スープ、お魚料理、お肉料理、シャーベット、デザート、

エスプレッソコーヒー(自家製フランスパン付き)

 

◇特典◇

・皆様に乾杯のスパークリングワイン付き(ノンアルコールも可)

・デザートに添える女性へ向けてのメッセージカード付き

・女性のお客様のみデザート豪華盛り

・記念写真の撮影(その場でお渡しいたします)

 

※ 3月14日以外、又はランチタイムでのご利用を希望される方は、ご予約時に是非ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

1月31日(水)、ワイン会「Bon Vin Club」の113回目となる例会が開催されました。

テーマ:サン・ジュリアン

①Cremant de Limoux Brut Sieur d'Arques
②Chateau Bel Air Perponche Grande Cuvee Blanc 2011
③Chateau Malescasse 2004
④Chateau Terrey Gros Cailloux 1995
⑤Chateau Leoville Las Cases 1984

 

Comments
①シュール・ダルクは1946年にラングドック地方リムーに設立された、南仏でも指折りの実力派ワイナリーであり、シャトー・ムートン・ロートシルトと共に、南仏のプレミアムワイン「バロナーク」を生産することでも知られています。
 リムーはベネディクト会の修道士「ドン・ペリニヨン」が修行した地、そして世界で初めて発泡性ワインが誕生した地としても有名であり、その歴史はシャンパーニュより古いものです。
  グリーンがかったイエローの色調であり、黄色いリンゴや白桃のコンポートのようなアロマがあります。リムーの特徴である、フレッシュで活き活きとした酸と、ボリュームのある果実味が絶妙に融合しています。
 尚、醸造には白ワインの権威として名高い、ボルドー大学のドゥニ・デュブルデュー氏が携わりました。

 

②「モン・ペラ」や「ジロラット」で知られるデスパーニュ家がアントル・ドゥー・メール地区に所有するシャトーです。
 醸造はボルドーで最先端と言われています。
 熟成が進み黄金色になりつつあり、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系果実と熟したパイナップルや白桃、ハチミツのアロマに、フレッシュなハーブ等のニュアンスも加わります。豊富な果実味と、しっかりとしたミネラルが厚みと複雑味をもたらし、グラーヴのクリュ・クラッセに通ずる、飲み応えあるワインとなっています。

 

③サン・ジュリアンとマルゴーの間の、隠れた銘譲地とも言えるラマルク村に位置し、その歴史は1824年にまで遡ります。
 ロバート・パーカー氏は「真面目に経営されているブルジョワ級シャトー」と評価しており、2003年の格付けにおいては、見事クリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格上げされました。
 完熟したラズベリーやブラックベリー、ドライフルーツなどの果実のアロマに、トーストやモカ、タバコ、腐葉土といった複雑なニュアンスが重なります。
 熟成により、豊かながらも滑らかになったタンニンが心地よく、旨味の広がる円熟した味わいで、長く官能的な余韻も魅力的です。

 

④シャトー・テレ・グロ・カイユのぶどう畑は2箇所あり、メインの区画はシャトー・レオヴィル・バルトンとシャトー・タルボに隣接、もう一つの区画は、シャトー・グリュオー・ラローズ、シャトー・ベイシュヴェル、シャトー・デュクリュ・ボーカイユに隣接しています。
 著名なワイン評論家であるペッパーコーン氏は「サン・ジュリアンで最上のクリュ・ブルジョワの一つと言って間違いない」と評価をしています。
 熟成を重ねた外観はレンガ色で、サン・ジュリアンの特徴である生き生きした果実の香りに、腐葉土やキノコのニュアンスもあります。豊かな果実味に溶け込んだタンニンは、丸くなりつつも、まだ程よく力があり、同時にしっかりとした酸も持ちます。
 余韻は古酒故の、長くじわじわと続く優しいものです。

 

⑤サンジュリアン村には「レオヴィル」と名のつくシャトーが3つあります。「レオヴィル・バルトン」と「レオヴィル・ポワフェレ」、そしてこの"レオヴィル・ラスカーズ"です。
  元々は一つだった畑が分家して出来たもので、レオヴィルの下の名前には、分家当時の所有者の名前がそのまま残っています。
 レオヴィル・ラスカーズの格付けは2級ですが、「1級に劣らない品質の2級」とされる「スーパーセカンド」の筆頭としてと名高く、実力は1級シャトーに肉薄するものがあります。
 石壁に囲まれた畑の区画の北部は、ポイヤックとの境界線で、ちょうどラトゥールの畑と向かい合う位置になり、ジロンド川によって運ばれた砂利が堆積した水はけの良い土壌は、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しており、非常に良質なぶどうを産出します。
 熟したカシスやさくらんぼのような赤~黒系の果実に、スパイス、スミレの花、ヴァニラを彷彿とさせる焦がしたオークの樽香、キャラメル等の甘いものなど、ニュアンスに富んでいます。
 ジューシーな果実味と控えめな酸、そして若干の苦みがアクセントとなり、果実味との見事なバランスを保っています。
滑らかな口当たりで、綺麗な果実味が香る長く奥行きのある余韻は、洗練された旨味も伴います。