レストランおいしんぼ  Petit Bon -26ページ目

レストランおいしんぼ  Petit Bon

秋田市八橋本町 けやき通り の
フレンチレストラン“おいしんぼ”のブログ形式のホームページです。

ワイン、食、秋田の日々を綴っています。

2018年10月17日(木)、 ワイン会「Bon Vin Club」の122回目となる例会が開催されました。

テーマ:グラーヴ

 

 

・・・・・・Wine lists・・・・・・

①Domaine J. Laurens Cremant de Limoux Le Clos des Demoiselles 2015
②Chateau Crabitey Blanc 2014
③Chateau du Haut Maray Rouge 2008  
④Chateau Carbonnieux Rouge 2008
⑤Chateau Haut Bergey 1997
⑥Chateau Pape Clement Rouge 1995

 

Comments・・・

 

①ドメーヌ・ジ・ロレンスは、シャンパーニュの生産者ミシェル・ドゥルヴァン氏がリムーのポテンシャルの高さに魅せられ、1980年に立ち上げたワイナリーです。2000年にはシャンパーニュ時代を共にしたリムー出身の醸造家、アンリ・アルビュルス氏を迎え入れています。
 収穫は全て手摘みで、区画、品種ごとに分けて醗酵させ、一番搾りの果汁のみを使いシャンパーニュと同様に瓶内二次醗酵方式を用い、瓶内熟成は20ヶ月です。
 輝きのある微かにグリーンがかった淡いイエローで、泡立ちはクリーミーであり、グレープフルーツやレモンなどの柑橘果実、洋梨のコンポート、ブリオッシュ、ナッツ、蜂蜜のような香りが感じられます。口に含むとスムースな飲み口で、メリハリの効いた豊かで上品かつなめらかな酸味と、熟成感のある繊細で柔らかな果実味が見事に調和しています。

 

②かつて、修道院が経営する孤児院所有のシャトーでした。ポルテの丘に広がる、恵まれた条件の畑で造られるワインは当時から高い評価を得ていました。
1982年に醸造家のジャン・ラルフ・ドバトレが雇われ、ぶどう畑の管理とワイン造りを任されるようになりました。1999年からは息子のアルノーが引き継ぎ、2008年には修道院からシャトーを買い取り、所有者となりました。
 2009ヴィンテージはイギリスの専門誌「デカンター 2012.2月号」の<2009グラーヴ白&ペサック・レオニャン特集>でテイスティングによりグラーヴの中でトップの評価を受けました。さらにこの評価は、ペサック・レオニャンのドメーヌ・ド・シュヴァリエ、スミス・オー・ラフィットに次ぐ高いものとなりました。

  香りは白桃、りんご、洋梨、を彷彿とさせるものがあり、芳醇な果実味と、品のある酸が調和していました。今でも十分に美味しいのですが、もう2~3年後位に最高の状態になりそうです。

 

③シャトーはジェロームとジュリアンの兄弟によって運営されています。兄のジェロームが馬を飼える場所を探していて初めてこの土地を見た時、石灰岩土壌であり斜面であるということに惹かれ、この地でワイン造りをすることを決意しました。調査で、サンテミリオンやフロンサックのような土壌であることが分かり、非常に質の高いワインが生まれると確信しました。
 寡黙で職人タイプの弟ジュリアンは、畑を買う前からエノログ(ワイン醸造技術管理士)を目指し、ボルドー大学へ通っていました。1999年から大きなワイナリーで働き、2005年からはシャトー・パヴィで働いています。
 濃いガーネット色で、香りにはカシスやブラックチェリーなどの果実香に、ローリエ、ブラックペッパーにようなスパイシーなニュアンスが加わり、さらに茸、湿った土、腐葉土などの熟成香が漂います。
 こなれたタンニンと穏やかな酸味、豊かな果実味がバランスよく調和し、全体に丸みを帯びた柔らかな印象です。セパージュもそうですが(メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%)、畑(土壌)の影響が大きく、サンテミリオンの肉付きがいい、グラン・ヴァンを彷彿とさせるワインです。

 

④ボルドー市街地からほど近くに位置する、グラーヴ地区の中でも最も規模の大きなシャトーであり、歴史は13世紀にまで遡ります。また、景観の美しいシャトーとしても知られ、日本でも認知度が高いと言われています。
 グラーヴにも独自の厳格な格付けが存在し、カルボニューは赤・白共に格付けを果たしている数少ないシャトーです。(全6シャトー)古くからエレガントでしなやかな、高品質な白ワインを造り出すことで知られていましたが、近年では赤ワインの生産にも力を入れており、最近では生産量の半分を赤ワインが占めるようになりました。特に1985年以降は品質が著しく向上したと言われています。
 深みのあるガーネット色で、カシスなどの黒系果実のアロマにスモーキーなニュアンスが加わります。熟した果実味と上品な酸、しなやかなタンニンが絶妙に融合した、ペサック・レオニャンのエレガンス・フィネス感じさせるワインです。余韻には、スパイスなどの複雑な風味を伴います。

 

⑤16世紀からペサック・レオニャンに位置するシャトー・オー・ベルジェイは、サン・テミリオン地区にバルド・オー、ポムロールにクロ・レグリーズなどを所有する「ガルサン・カティアール家」が1990年代以降に同シャトー所有してから目覚しい品質向上を遂げ、ロバート・パーカーから「ボルドーのペサック・レオニャン地区の星の一つ」と評されています。
外観はオレンジがかった深い赤色で、ブラックチェリー、スミレ、ドライフルーツ、シガー、腐葉土、茸などを思わせる様々なアロマを感じさせます。熟成を経てこなれたタンニンが果実味に溶け込み、柔らかい口当たりの、ペサック・レオニャンのエレガンスが見事に体現されたワインとなっています。

 

⑥グラーヴの格付けシャトーで、ボルドーで最も歴史のあるシャトーと言われるパプ・クレマンの名は、13世紀にぶどう園を所有していた法王クレマン5世からつけられたものです。
 1986年以降、40以上のシャトーとワイナリーを所有するベルナール・マグレがオーナーとなり、醸造コンサルタントにはミシェル・ロランを起用しました。品質は著しく向上し、今ではグラーヴ地区を代表するトップシャトーになっています。
 シャトーは120人での選果、ミクロビラージュ(人為的にワインに酸素を供給すること)の導入など、ち密な醸造でも知られますが、特に細やかな畑仕事に注力しています。正確な栽培を支えるのがドローンを使った畑のデータ取得です。上空からGPS技術とカメラを使って畑のデータを区画別に取り、病気や水分、ストレス、ぶどうの熟度、光合成の進み方、土壌の固さなどのデータを地上に飛ばし、パソコンのプログラムで解析します。これにより、地上で人間が見るより正確に区画ごとの状況が把握でき、より良いぶどうを収穫するための様々な対策が可能となっています。これらはまさに伝統的な手仕事と最先端技術の融合と言えます。
 赤みを少し帯びた紫色で、砂礫(されき=砂と小石)土壌ならではのスモーキーで魅力な黒系果実の香りがあり、コーヒーやスパイス、ハーブのニュアンスも感じられます。
 甘みを含むしっかりとしたタンニンと、凝された果実味、穏やかな酸が融けあい、鉱物的な旨みが感じられる余韻がもたらされます。
 近年さらに評価を上げており、2009・2010の両ヴィンテージでパ-カーポイント100点を獲得しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしんぼでは、11月15日(木)、16日(金)の2日間「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁日に合わせまして、イベントを開催致します。

厳選された5銘柄の「ボージョレ・ヌーヴォー」の飲み比べ、シェフによる<秋田流フレンチ>とのマリアージュを存分にご堪能下さい。
 詳細につきましては、下記画像をご覧下さい。
ご予約お待ちしております。

 

 

 

 

1985年創業

レストランおいしんぼ

地元産の旬の厳選食材をふんだんに・・・

"秋田流フレンチ"

「普段のご会食、お祝いのお食事、ご両家の顔合わせ、接待等、お客様のさまざまなシーンをお手伝させていただきます。お気軽にご相談ください。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
特別な日のお祝いには・・・

「アニバーサリーディナー」 

入籍されたカップル、バースデー、ご結婚記念日 等、大変好評です。

お一人様 10,000(税別)  予約制(クリスマス期間は除く)

 

特典:乾杯のグラスシャンパーニュ、アニバーサリーフォト、お祝いされる方にスペシャルデザート、オリジナルメッセージカード(お好きなメッセージを入れてご用意いたします。)

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"顔合わせプラン"

ご結婚が決まったお二人、そしてご両家のための"顔合わせプラン"をご用意しました。

詳しくは2014年9月13日のブログをご覧ください。

 

・・・・・・・インターネット・店頭限定告知・・・・・・・

 

普段のお食事、送別会・歓迎会にも・・・

大好評!!

メインチョイス(いずれもおまかせ内容にて・・・お魚料理 または お肉料理

「プレミアム ランチ」

*ご予約の際に魚料理 または 肉料理のどちらかをお伝えください

¥3,000(税別)

◆ワンドリンク付き、さらに嬉しいスペシャルデザートも

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

個室でいただく "プレステージディナー"


お一人 ¥15,000(税別)

          *3日前までの予約要

フォワグラ、秋田錦牛、活オマール海老 など.......

厳選の極上素材を使用した特別なコース

*食材は仕入れの都合により変わる場合がございます

乾杯のグラスシャンパン付き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆贈り物に最適なお食事券、ございます

ご希望の方はお問い合わせください


店舗情報・メニュー等につきましては、下の画像をクリックしてご覧ください。
 

 

 
*お子様の同伴は小学生以上とさせていただきます。
 
◆アクセス
 
 

 

昨年に続き、当店は「ダイナースクラブ フランスレストランウィーク2018」の参加店となっており、期間限定の特別なコースを設定いたしました。

 ご予約の上、是非お越しください。

 

 

期間:2018年 9月22日(土)~10月8日(月)

金額:お一人 \5,000(税込)

時間帯:ディナータイム(ご希望のお客様にはランチタイムでも提供させていただきます)

 

☆ダイナースクラブ会員様はもちろん、非会員様もご利用いただくことが出来ます。

 

◇ダイナースクラブのカードでお支払いのお客様には、ワンドリンクサービスさせていただきます。***必ず事前にご提示ください***

 

~Menu~

・季節の旬の食材を取り入れた前菜の盛り合わせ

30年以上にわたる当店のスペシャリティ "スープ・ド・ポワソン"

・本日の鮮魚料理

・秋田のブランド牛「秋田錦牛」を使用したメインディッシュ

・ガトーの盛り合わせ、季節のフルーツ添え

・エスプレッソコーヒー、自家製フランスパン

 

*内容はすべてシェフおまかせとさせていただきます。

*アレルギーのある方はご予約時に申し付け下さい

 

 

 

 

2018年 9月20日(木)、 ワイン会「Bon Vin Club Special」の11回目となる例会が開催されました。

テーマ:アラン・ロベール・ル・メニル・レゼルヴ・ブラン・ド・ブラン1979

 

 

・・・・・・Wine lists・・・・・・

①Pierre Peters Grand Cru Cuvee de Reserve Brut Blanc de Blancs
②Puligny Montrachet Paul Pernot et Ses Fils 2009
③Chambolle Musigny Mombies Domaine Robert Sirugue 2009
④Puligny Montrachet 1er Cru Folatieres Paul Pernot et Ses Fils 2009
⑤Batard Montrachet Paul Pernot et Ses Fils 2009
⑥Pierre Peters Cuvee Speciale Les Chetillons Brut Blanc de Blancs Grand Cru 2004
⑦Alain Robert Le Mesnil Reserve BLANC DE BLANCS 1979

 

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ピエール・ペテルス

ドメーヌは、ガスパール・ペテルス氏が、ぶどう栽培農家の娘ドゥエ女史と結婚したことにより、1858年からぶどう栽培専業農家として始まりました。その後、息子のルイ・ジョセフ・ペテルス氏の代まで続きました。
 シャンパーニュの元詰め販売は、戦争から帰還したルイ・ジョセフ氏の息子カミーユ氏が、1919年「カミーユ・ペテルス」のブランド名で、レコルタン・マニピュランとして始めました。
 1932年、カミーユ氏の息子ピエール・ペテルス氏は、12歳の時から自社ブランドを広めるべく活動を行いました。この時代に、カミーユ氏はメニルで最も著名な畑のひとつ、レ・シェティヨンを2ha購入しました。
1946年にピエール氏は、ドメーヌ名を自身の名前「ピエール・ペテルス」に変更し、その後1967年、ピエール氏は息子のフランソワ氏にドメーヌを相続、自社畑も20haまでに拡大し、相続で分割されていたレ・シェティヨンの畑も1.2haまで再購入しました。
  2007年には、4代目としてロドルフ・ペテルス氏がドメーヌを引き継ぎました。彼は著名な醸造家であるジャック・ペテルス氏(ヴーヴ・クリコの元醸造長)を叔父に持ち、とても恵まれた環境で育ちました。コンサルタントなどの仕事も経験し、幅広い視野でこのドメーヌをより大きく成長させることを大いに期待されている有望な若手醸造家です。
また、2006年より、ジャック・ペテルス氏もブレンディングに関わっています。
 栽培はシャルドネのみで、平均樹齢は35年、65年を超える老木もあります。代々ペテルス家が守ってきた様々な特徴を持つシャルドネを引き継ぐとともに、「シャンパーニュの歴史と誇り」「ペテルス家代々のメモリー」を守り続けることにより、最高のシャンパーニュが造れると確信しています。
 1995年、ピエール・ペテルスのシャンパーニュがボランジェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ、クリュッグ・ミレジメと共にアシェット・ワインガイドで<最も心に残るワイン>に選出され、2005年にはフランスのベストセラーワインガイド「デュセール・ジェルベ」で、クリュッグ、ボランジェ、ドン・ペリニヨンに並ぶ5ツ星の最高ドメーヌに格付けされました。
 また世界一のシャンパーニュ評論家とされるリチャード・ユリーンも、シャンパーニュ愛好家のバイブル「4000 champagnes」の中で、「ステンレスタンクで造り上げたモンラッシェ」、「ジャック・セロスとRMシャンパーニュNO.1の座を争うシャンパーニュ」と断言している程の、非常に評価が髙い造り手です。

 

①4つの特級畑(ル・メニル・シュール・オジェ、アヴィーズ、クラマン、オジェ)のシャルドネを使用して造られます。
また、1988年から23ヴィンテージ以上が注ぎ足されている、秘蔵のリザーヴワインを贅沢に50%以上も使用しています。
 全体にグリーンがかった明るいイエローで、泡立ちは豊かできめ細かく、はっきりとしています。始めはグレープフルーツ、レモンなどさわやかな柑橘系のクリーンでピュアなアロマが立ち、洋梨のコンポート、ほんのりとバター、軽く焼いたトースト等、様々な香りが現れます。
 シトラスや青りんごのフレッシュな果実味があり、当主のロドルフ氏が表現しているように、塩気を伴うようなミネラルが感じられます。それぞれの区画の特徴が見事に調和し、シャルドネの多彩な表情が堪能することができます。

 

⑥「レ・シェティヨン」は、クロ・デュ・メニルと双璧を成すと言われる、ル・メニル・シュール・オジェ村の最高峰の単一畑で、面積は僅か1.2haです。樹齢70年以上の古樹であり、素晴らしいテロワールと、代々大切に引継いできた45種ものシャルドネ(クローン)から、瓶熟成72~96カ月の期間を経て、同ドメーヌのフラッグシップ・キュヴェを生み出します。
 熟成を経た外観は黄金がかっており、始めは白桃や梨等のフレッシュなものが感じられ、徐々にブリオッシュ、ローストしたナッツ、焦がしたバターやハチミツのニュアンスも現れます。
柔らかい果実味にはぶどう本来の上質さが感じられ、存在感のある酸とミネラル感が芯の強さを与え、繊細でエレガントな余韻が長く続きます。

 

ポール・ペルノ

1850年創業の、常にピュリニー・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。現在では、創業者の孫とその息子達の手で運営されています。除草剤や化学肥料を使用せず、剪定は非常に細やかで、剪定した若枝を粉砕して畑に撒き、腐植質が送り込まれています。収穫は全て手作業であり、その他の各工程においても徹底的にこだわり、テロワールとヴィンテージの持ち味を引き出すべく、自然な手法が心がけられています。
 多くの優良な畑を所有しており、以前はぶどうをジョセフ・ドルーアン等に販売していましたが、現在はほとんどのワインを自分たちの名前で元詰めしています。
 著名なブルゴーニュワイン評論家であるマット・クレイマーは、ポール・ペルノを「ピュリニーの王座をルフレーヴと競うドメーヌ」と表現しています。

 

②平均樹齢50年の、4つのパーセル(区画)のシャルドネから造られます。
 桃、ミント、花、そして樽由来のナッツの芳香があり、豊富なミネラルとヴィンテージの恩恵を受けて良く熟した甘い果実味、スパイシーさもあり、そしてしっかりとした酸が非常に高いポテンシャルを感じさせてくれます。
完全に村名クラスのレベルを凌駕していると、高い評価を得ています。

 

④フォラティエールは計17.64haの、ピュリニー・モンラッシェ最大の面積を誇る1級畑です。
畑名は、斜面上部は雨が降ると土砂の流亡が激しく、地形が変わるほど畑が被害を受けていたため「フォール・テール=狂った土地」と呼ばれ、それが転じて、フォラティエールになったとされています。しかしこのクリマの下部は、斜面中腹の絶好の場所に位置し、ミネラルと果実味のバランスに優れた、じつに優美な白ワインを生み出します。

 白桃、白い花、ミント、鉱物、バター、洋梨、熟したパイン、ナッツ等様々なアロマが混ざり合いますが、やはりフレッシュでキレのある香りが印象的です。
 高い粘性はオイリーという表現が相応しく、十分に熟した果実味、しっかりとした酸と特筆に値するミネラルが調和し、見事な味わいを造り出しています。
密度の高さ、奥行きの深さも感じさせ、アフターには長い余韻がもたらされます。

 

⑤ポール・ペルノが所有する0.6haの「バタール・モンラッシェ」の区画は、すべて「モンラッシェ」に隣接する、素晴らしい畑です。
 同ドメーヌのフラグシップ・ワインに位置づけられており、評論家のマット・クレイマー氏「ポール・ぺルノを凌ぐバタール・モンラッシェは思い当たらない」と絶賛しています。
 淡く緑がかった濃い黄金色で、レモンやライム、ハーブ、白い花、鉱物、ホワイトペッパーなどに、熟した桃、蜂蜜、カスタードやバター等の芳醇なアロマが加わるかのようです。
 モンラッシェの仲間のうちで最も肉厚、肉感的とされるだけに、完熟感のある圧倒的な果実味が支配するようですが、ピュリニーらしい硬質的なミネラルと、のびやかな酸が巧みに調和し、見事なバランスを魅せられているかのようです。

僅かに塩分を感じさせる豊かな余韻は、どこまでも続くかのような、非常に長いものです。年間生産量は僅かに600本と非常に希少です。

 

③1960年創業の、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠を構える非常に小規模な生産者です。顧客は個人客が主体で、一般マーケットでの流通量は極僅かとされています。働くスタッフは女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れており、化学薬品を使用しない害虫対策など、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。
 数年前からDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)が使用しているものと同じ選別機械を導入し、品質は飛躍的に向上しました。
 レ・モンビーは銘醸一級畑レ・シャルムの近くに位置します。
 エレガントで香水のように洗練されたアロマを持ち、柔らかく純度の高い、甘みをたっぷりと含んだ赤い果実味に、土やオークのニュアンスが上手く溶け込んでいます。それらに、際立つミネラルとしなやかなタンニンが融合し、元々のシャンボール・ミュジニーのもつ、繊細で優雅な味わいをより一層華やかにしています。

 

アラン・ロベール

シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区、ル・メニル・シュール・オジェ村のRM(レコルタン・マニピュラン)生産者であり、17世紀から1990年まで長熟型のブラン・ド・ブラン生産していました。
 近代化が進む中でも「いいものだけを作る職人でありたい」と、自社畑100%、低収量(AOCで認可されている半分)完熟ぶどうのみを使用、温度や衛生の管理が難しい樽が1960年代以降、ステンレスタンクにとって代わられた中でも(サロン、ピエール・ペテルスもステンレスタンク派)、生産終了まで樽にこだわっていました。
 ル・メニル・シュール・オジェ村のシャルドネは、ミネラル感がとても高く、造られるシャンパーニュは、若いうちはとても硬いため、ロベール氏は、ゆっくりと十分に熟成をさせてから世に送り出します。「シャンパーニュを作るのに、時間がかかるのは当然のこと」と悠然としていて、デゴルジュマン(澱引き)とドサージュ(加糖)は受注してから行っていました。するとボトルの中でより長く、澱とともに寝かせられる分、複雑味を増したシャンパーニュが生まれるからです。
 また、通常の750mlボトルの方が商業的には売りやすいにもかかわらず、倍のマグナム・ボトルの方が、より良い状態でゆっくりと熟成が進むという理由で、他の生産者よりもマグナム・ボトルの瓶詰めの割合が多くなって
います。
 このように伝統的製法を頑なに守り続け、PR活動も一切せず流通量も少ない、知る人ぞ知る存在のアラン・ロベールでしたが、ロバート・パーカー氏から、最高の5つ星生産者の評価を受け、サロン、クリュッグと並んで「ブラン・ド・ブランの三傑」と言われ、一躍有名になりました。
 残念ながら、1990年を最終のヴィンテージとして、すでに畑は売却され新規の醸造は行なっていません。(サロンのディディエ・デュポン社長が来日した際に、アラン・ロベールの畑を購入し、ドゥラモットに使っていると明言したそうです。また、ルイ・ロデレール社とクリュッグ社も購入したとの説もありますが、定かではないようです。)
 生産終了から時間が経っている現在では、全くと言っていいほど市場に流通しておらず、今や幻とも言われる存在になっています。

 

⑦ル・メニル・レゼルヴは平均樹齢30年のぶどうが使用され、一次醗酵は大樽(デュミ・ミュ
イ)で行われます。二次発酵は一般的なボトル・キャップで栓をした瓶で行われます。
 約40年の期間を経た外観は、長期熟成したソーテルヌのような深い黄金色で、保管状態の良さから泡も生き生きとしており、完熟した洋梨、黄桃、バターやハチミツが香り、豊かな果実味と

酸が溶け込み、同時にメニルのミネラルも感じられました。

 シャンパーニュながら、もはやこれは極上の「白のグランクリュ」と表現したくなるものでした。

特筆すべきは延々と続く、上品な余韻。アラン・ロベールが参加者様の喉を通り、しばらくシーンとなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

2018年 9月13日(木)、 ワイン会「Bon Vin Club」の121回目となる例会が開催されました。

テーマ:白ワイン(ブルゴーニュ)

 

 

・・・・・・Wine Lists・・・・・・

①Cremant de Bourgogne Blanc De Blancs Lou Dumont 
②Pouilly-Fuisse Bouchard Pere & Fils 2007 
③Bourgogne Pinot Noir Domaine Francois Gerbet 2012
④Puligny-Montrachet Les Levrons Maison Saint Nicolas 2009
⑤Puligny Montrachet Premier Cru Les Referts Vincent Girardin 2000

 

comments

①オーナーの仲田晃司氏は、大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会ったのがきっかけで、1995年頼るつてもなく単身渡仏し、ひたすら努力を重ね2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを誕生させました。
 2003年には、かねてより念願だった自社の醸造所をジュヴレ・シャンベルタンに開設し、そのお披露目パーティーを開きました。スペシャル・ゲストとして招かれた「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエ氏は、その場にあった仲田氏のワインを大絶賛し、それまではあまり認知されていなかったルー・デュモンがついに「神様が認めたブルゴーニュ」となった瞬間でした。
 綺麗な白い花の香りのニュアンスがあり、立ち上るアロマは爽やかな柑橘系フルーツを彷彿とさせます。
細かな美しい泡が立ち、熟した果実の旨みにフレッシュでキレの良い酸があり、豊かなミネラルが味わいに厚みをもたらします。エレガントな余韻はバランスに優れ、魅力的なものです。

 

②ブシャール・ペール・エフィスは1731年創業、ブルゴーニュの由緒ある造り手であると同時に、ブルゴーニュ最大の130haの自社畑を所有するネゴシアンです。
 1970~80年代、一時は衰退の時期を迎えますが、1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオ氏(2015年に79歳で他界)が経営を引き継ぎ、畑から醸造などあらゆる面において改革を行った結果、品質は劇的に向上し、世界に名が知れ渡る造り手に返り咲きました。
 プイィ・フュイッセのAOCが制定されたのは1936年のことで、2億年の歴史を持つ土壌は、最高品質の白ワイン"モンラッシェ"とよく似た特徴を持つ土地でもあり、波のようにうねった丘陵地が続く地形は、その傾斜によって悪天候の影響を受けづらく、白ぶどうを栽培するには理想的であると言われています。
 レモンやりんご、グレープフルーツ、ナッツ、アーモンドのほのかなアロマがあります。デリケートな樽香と膨らみのある果実味、ミネラルが見事に調和し、エレガンスを感じさせるものがあります。

 

③ヴォーヌ・ロマネに拠点を構えるフランソワ・ゲルベは、1947年にフランソワ氏によって創設され、1983年に2人の姉妹が父親の跡を継ぎ現在に至ります。ヴォーヌ・ロマネ村を中心に点在する自社畑は僅か15haと小規模です。
彼女たちはマネージメントのみならず、畑仕事から醸造、瓶詰め、ラベル貼りまで全て自分たちの手で行い、女性らしい丁寧で細やかな仕事が大変高く評価されています。また、ロバート・パーカーより3つ星を贈られ、クラスマンやデキャンターなどのワイン専門誌などでも髙スコアを獲得しています。
 輝やきのあるルビーカラーで、チェリー、プラム、クランベリーなどの新鮮な赤い果実に、スパイス、土、樽熟成からくるほのかなコーヒーの香りが加わるかのようです。
 ミネラル感があり、果実味は程よいボリュームを持ち、細かなタンニンとのバランスの良さを感じさせます。女性らしい繊細さ、美しさが表現されたワインとも言えます。

 

④メゾン・サン・ニコラは、16歳でボーヌの醸造学校を終えた後、ブルゴーニュの有名な造り手の元(コント・ラフォン、ルーミエ等)そしてオーストラリア、カリフォルニアで修業を積んだ、ニコラ・ポテル氏が立ち上げたものです。
 メゾン立ち上げ以前から付き合いのあったほとんどのぶどう生産者と関係が続いており、安定した高品質なぶどうが供給されています。ルヴロンはピュリニー・モンラッシェの斜面下部に位置する畑です。

外観はグリーンとオレンジが入り混じったような色合いで粘性は強く、熟したパイナップル、バナナなどの南国系フルーツのアロマが非常に豊かです。
蜜のような凝縮感に溢れた果実味と穏やかな酸、しっかりとしたミネラルによって構成され、たっぷりとしたボリューム感と繊細さも醸し出しています。

 

⑤ワイン醸造一家に生まれたヴァンサン・ジラルダンは、1982年に父から自分の相続分の2haを引き継いで独立します。「畑にはなるべく手を加え、醸造は出来るだけ自然に」というコンセプトの元、ぶどう本来の味わいを活かすために、新樽の比率を減らしたワイン造りを行っています。
 ピュリニー・モンラッシェは世界最高峰の白ワインと称賛され、数あるブルゴーニュのアペラシオンの中でも白ワインの頂点に君臨し、南はシャサーニュ・モンラッシェ、北はムルソーに隣接しています。現在では、グラン・クリュ(特級畑)を4区画、プルミエ・クリュ(1級畑)を17区画も有しています。
  綺麗な黄金色に輝き、熟した柑橘系果実や林檎、黄桃を思わせるアロマに、トースト、ナッツ、バター、ヴァニラのようなニュアンスが加わります。豊かな果実の凝縮感、気品がある酸味と骨格のあるミネラルが調和し、エレガントかつクリーンに仕上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1985年創業

レストランおいしんぼ

地元産の旬の厳選食材をふんだんに・・・

"秋田流フレンチ"

「普段のご会食、お祝いのお食事、ご両家の顔合わせ、接待等、お客様のさまざまなシーンをお手伝させていただきます。お気軽にご相談ください。」




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特別な日のお祝いには・・・

「アニバーサリーディナー」 

入籍されたカップル、バースデー、ご結婚記念日 等、大変好評です。

お一人様 10,000(税別)  予約制(クリスマス期間は除く)

 

特典:乾杯のグラスシャンパーニュ、アニバーサリーフォト、お祝いされる方にスペシャルデザート、オリジナルメッセージカード(お好きなメッセージを入れてご用意いたします。)

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"顔合わせプラン"
 

ご結婚が決まったお二人、そしてご両家のための"顔合わせプラン"をご用意しました。

詳しくは2014年9月13日のブログをご覧ください。

 

・・・・・・・インターネット・店頭限定告知・・・・・・・

 

普段のお食事、送別会・歓迎会にも・・・

大好評!!

メインチョイス(いずれもおまかせ内容にて・・・お魚料理 または お肉料理

「プレミアム ランチ」

*ご予約の際に魚料理 または 肉料理のどちらかをお伝えください

¥3,000(税別)

◆ワンドリンク付き、さらに嬉しいスペシャルデザートも

 

 

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個室でいただく "プレステージディナー"


お一人 ¥15,000(税別)

          *3日前までの予約要

フォワグラ、秋田錦牛、活オマール海老 など.......

厳選の極上素材を使用した特別なコース

*食材は仕入れの都合により変わる場合がございます

乾杯のグラスシャンパン付き

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◆贈り物に最適なお食事券、ございます

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*お子様の同伴は小学生以上とさせていただきます。
 
◆アクセス
 
 

 

下の画像の学会が、秋田で開催されます。

ご来店時に、関係者様と証明できるものをお持ちの場合、ワンドリンクサービスサービスいたします。ご予約の上、是非ご来店ください。

下の画像の大会が、秋田で開催されます。

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2018年 8月23日、ワイン会"Bon Vin Club"の120回目となる例会が開催されました。

テーマ:シャンパーニュ ~セパージュの比較~

①Jamart Carte Blanche
②Drappier Brut Nature
③Guy Charlemagne Grand Cru  Reserve Blanc de Blancs
④Bourgogne La Corvee au Pretre Domaine de la Poulette 2006
⑤Savigny les Beaune Les Vermots Bertrand de la Ronseray 2001

 

 

・・・・・・Wine Lists・・・・・・

①ジャマールは1934年に創設されました。パン屋を営んでいたエミリアン・ジャマールが、モエ・エ・シャンドンのカヴィストとして働いていた義父と共に村の醸造所を購入した事から始まります。使用されるピノ・ムニエはジャマールの曽祖父が植えたものであり、樹齢80年の非常に希少なものです。

白くきめ細かい泡にアプリコットやリンゴの蜜のアロマが感じられます。アタックはソフトでフルーツフレーバーが広がり、マシュマロのように柔らかく甘やかなニュアンスが印象的です。造り手の思いが込められた、ピノ・ムニエの柔らかさと心地良いミネラル感が体現されたシャンパーニュとなっています。

 

②ドラピエはシャンパーニュの最南端コート・デ・バールのウルヴィルを本拠地とし、1808年の創業から家族経営を続けています。およそ1億4千年前のジュラ紀からの石灰石土壌が広がり、ブルゴーニュから伝来したピノ・ノワールに非常に適しています。
シャンパーニュ髄一の自然派であり、10年以上もの間試行錯誤を繰り返し、1989年より完全無農薬栽培に成功しています。
  外観はやや麦わら色のイエローで、活き活きとしたライムの様な柑橘系のニュアンス、そして旨味を強く感じさせるアンズ、リンゴなどの果実味があります。時に際立つのはシャープな酸と硬質感のあるミネラルの力強さです。ドサージュを行わない「ブリュット・ナチュール」の、純粋な果実の旨味・厚みが極限まで引き出された、ピュアなシャンパーニュです。

 

③ドメーヌ・ギィ・シャルルマーニュは、シャルドネの聖地「コート・デ・ブラン」の中でも、最もエレガントでミネラルに溢れ、長命なシャンパーニュを生み出すル・メニル・シュール・オジェ村に、1892年に創業されました。
サロン、クリュッグの二大巨頭が有名ですが、最も良質な区画を所有するギィ・シャルルマーニュの品質はそれらにも引けを取らず、テロワールを体現する至高のブラン・ド・ブランを醸し出しています。
 外観は綺麗な色調の黄金色で、柑橘系の香り、フレッシュな酸味とリンゴの蜜のような豊かなアロマ、ヘーゼルナッツやイースト香のニュアンスも感じられます。
ドメーヌの真向かいに位置する「サロン」以上にメニルらしさを醸し出す造り手として、各種ワイン誌で抜群の評価を得ています。

 

④歴史が非常に古く、ルイ14世の時代からぶどう畑を所有していた記録が残る造り手であり、6世紀以上に渡って代々女性によって受け継がれてきましたが、ワイン造りの伝統は、有能な夫に守り続けられています。19世紀初めにピノ・ノワールの品種をつくったテオドール・ルネヴェイ氏や農業監査長官などで、名を知られた人物ばかりです。

 毎年必ずワインガイド、アシェット誌に掲載されるなど、常に高い評価を得ています。
 「ラ・コルヴェ・オー・プレートル」はヴォーヌ・ロマネ村から収穫したぶどうのみを使用し、12~13ヶ月の樽熟成を行って造られます。

チェリーやハイビスカスの花などの綺麗な香りが立ち、しっかりとした酸と旨味の詰まった果実味、タンニンとの素晴らしいバランスは、ヴォーヌ・ロマネを彷彿とさせるものがあります。

 

⑤ベルトラン・ド・ラ・ロンスレイは、1972年にドミニク・ラヴォー氏が購入したネゴシアンです。1980年、ラヴォー氏は販売するワインの品質を大きく向上させたいという思いから、ぶどう栽培農家とのパートナーシップを組むことを決め、減農薬栽培、収量や剪定などを細かく取り決め、従うよう求めています。
  イチゴやラズベリーの赤い果実に、微かに紅茶や、タバコなどが加わるアロマで、果実味は柔らかな甘さを感じさせるものです。ややシャープともとれる酸ながら馴染みが良く、角が取れたタンニンとの見事な調和が見られます。