『スゴ腕どうぶつドクター』という
アメリカ、ミシガン州で動物病院を経営している獣医師の暮らしと仕事を追ったドキュメンタリーナショジオのTV番組を時々見ているのですが
先日そのなかでペットのねずみ(遠目だけれどたぶんファンシーラット)を病院に連れてきた女性が出てきました。
「安楽死をお願いしに来たの」とのこと。
ねずみの入ったキャリーにカメラがズームすると
キャリーごしでもわかる大きな腫瘍で
身体の形がボコボコと変形していました。
「えっ!?」と思ったのが
女性が受付にキャリーを預けて
「では帰ります」とあっさりと帰ってしまったこと。
ひとけのない診療室にぽつんと置かれたねずみが入ったキャリー。
確かに、もう手を施しようがないのかもしれません。
苦しみ続けるよりは、早くその苦しみを取り除いてやりたいという気持ちも分かる。
でも、もしも日本の飼い主さんだったらどうでしょう。
かわいがってきたペット(畜産動物の場合はそんな余裕はないと思いますが)
安楽死をさせるのはもっと特別な場合の手段で
ほとんどは最後まで看取るのではないかと思ってしまいました。
少なくとも、もしも私だったら
高度医療を施して死を先のばすことはしないかもしれないけれど
最後の息がもれて自然に旅立つその瞬間まで
そのコが生きようと呼吸をしている限り
少しでも長く生かしてやりたいと思ってしまします。
この世に生を受けた同じ生き物として。
時を同じくして、
インスタでフォロワーが1万を超える人気の
モルモット飼育アカウント(こちらも確かアメリカ)で
飼っているモルモットのなかの一匹が亡くなったという報告のなかで
「泌尿器系の病を抱えていたから動物病院に安楽死に連れていく予約をしていたのに、その前に旅立ってしまった」という記述があり、海外の飼い主さん達には、回復する見込みのないペットを安楽死させることはわりと身近な行為で、逆にペットの介護という概念はあまりないのかもしれないと思いました。
せめて、あのテレビ番組のなかで
安楽死の注射をされるねずみちゃんが
息をひきとる最後の瞬間まで
「よくがんばったね、いいコだね」と飼い主さんになでてあげてほしかった
と思ってしまうのは、センチメンタルな考えなのかもしれませんけれども。
▼画像は本文とは関係なくお銀さん。
「おいでやす」旅館の女将さんみたい
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ぼんてん本日の体重:
銀河本日の体重:293.5g
梅ちゃん本日の体重:1043.0g
食事:
ぼんてん
■チモシー1、2番刈り、(食べ放題)
■副食:デグー用ペレットMIX少々、クレイングラス、バミューダヘイ
■おやつ:菊芋、テイストプラスペレット等々
銀河
■チモシー1、2番刈り(食べ放題)
■副食:デグー用ペレットMIX少々、クレイングラス、バミューダヘイ
■おやつ:菊芋、テイストプラスペレット等々
梅ちゃん
■チモシー1、2番刈り(食べ放題)
■副食:モルモット用ペレット15g ビタミンCタブレット1コ
■おやつ:生野菜2カップ弱、ボタニカルヘイ、バミューダヘイ少々
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