「葬列」

ぜいたくに咲いた真っ白なツツジが
棺に詰め込まれたお別れのお花のように
いたるところで喪に服している

季節は
初夏

葬列はまだか
しばらくここで待つ
味気ない霊柩車では 来るな
何を祈ろう
それにしたって
こんな暑い日に
死ななくたって
よかったものを

神様

あなたたちはわたしたちを
汗まみれにして

闇雲に生き急いだ足跡を遺させる