『とりのあたま』

さらさらとした砂漠の砂
赤茶色をした
外国からやって来た砂漠の砂
記憶の片隅で
さらさらさらさら舞っている
三年前まで住んでいた
小部屋で行方をくらました

四隅に現れては消える
洞穴の入口に
夜が影を落として行く
次々逃げ出す
明らかに白い過ちを 
とらえては影にひきずりこんでいく
眉は偽っている
口先は偽っている
洞穴はいつも顔を見落とす
瞳が茶色で
影はまだグレー

感情の爆発を待たずに
会いに行き
私は 
外に出なくなる

脅迫している
スープに
くちばしが入っていた
怒るよ
羽をむしり取ったとりのあたまで
おいしいだしを
作っているからだとしても