『冬の日』

川下で泣いた
声を上げずに泣いた
ちょろちょろちょろちょろと
水が流れた
涙は土にかえった
寒さから身を守って
首をすくめて歩いた
夜になりきれない夕暮れが
むなしい むなしいと叫んだ

加速して

飛行機が

火の玉みたいに

雲を切る