今回も心技体の「技」について続けて考えていきます。
FXはもう、スワップだけでいいんじゃないかな。という話の続きです。
スワップの金額は各国の金利、特に政策金利に左右されます。
その為、常に変動リスクがあるという事はご承知おき下さい。
各国の金利については、個人投資家でどうにか出来る事ではないので、
変動してしまったら諦めましょう。
個人投資家として出来る事は、どうやればスワップが効率よくもらえるか、
についてになると思います。
下の表は米ドル-円、ユーロ-円とミニ米ドル-円、ミニユーロ-円を比較したものです。
ミニ〇〇とは、必要証拠金の多い通貨ペアの約1/10の必要証拠金で
参入できるようにしたお財布に優しい通貨ペアですね。
スワップも通常の1/10・・・とならないのが注意点です。
買建米ドル-円のスワップ6に対し、ミニ米ドル-円は0。
買建ユーロ-円のスワップ-17に対し、ミニユーロ-円は-2。
どうやら、プラスの小数点以下は切捨、マイナスの小数点以下は切り下げになるようです。
比較してみましょう。
米ドル-円、単位1、必要証拠金42,153 スワップ6。
ミニ米ドル-円、単位10、必要証拠金4,216×10=42,160 スワップ0。
つまり、ミニ商品よりも通常の通貨ペアで購入した方が、スワップが良いという事ですね。
少額から投資を始めるのはとても良いと思いますが、通常の通貨ペア以下だと効率が悪いという事です。 気を付けましょう。

次のコツとしては、レバレッジの問題があります。

上はSBIの最大レバレッジの「SBIハイレバレッジ25」を使用した数値。
先ほどから使用している数値ですね。
下段はSBIの最小レバレッジの「ローレバレッジ1倍」を使用した数値。
必要証拠金が跳ね上がった為、年間利回りは大幅に下がっていますね。
投資として運用するのは難しいレベルです。
更に必要証拠金もまとまった額が必要なので、種銭も多額になります。
レバレッジを低く設定する事は確かにリスクを下げる効果があります。
ただ、この利回りなら、不動産にしろ、インデックスにしろ、他にいくらでも投資の方法があります。
FXでは基準通貨で最大レバレッジが基本になると考えた方が良いと思います。
それではリスクが高いのでは?
その通り、その為にリスクを回避するための経費を入れます。

2021年2月現在、私が1.2を争う良い浜だと思っている(信じてはダメですよ)、
ドル-スイスフランの浜を見てみます。
スクリーンショットを撮った現在値は0.89562ですが、
わかりやすく、0.9で買建をしたとします。
歴史的に見て、満潮に向かっていくように見えますが、
更に引き潮が広がる可能性もあります。
線を引いておいた0.87634は歴史的な引き潮ですね。
この浜は月足なのですが、年足でも歴史的な引き潮です。
ただ、この数値は最近つけたので、
もう一度この数値をつける可能性は高そうです。

ここで、以前にあげた浜辺の棒立てゲームを思い出してください。
0.9で棒を立てて、買建をしたとします。
更にルールを追加します。
今度は「海の中」に棒を立てます。
更に引き潮が広がり、波打ち際が2本目の棒まで後退したら負け(ロスカット)というルールです。
貴方はどこに2本目の棒を立てますか?
歴史的な引き潮だったので、もう二度と起きないと考えるなら、
0.87634。切を良くして0.875でしょうか。
いや、最近起きたばかりだから歴史的更新はまたありうる。
それなら、0.85くらいが妥当でしょうか。
いやいや、この種銭は苦労して貯めたもの、万が一が、あっては困る。
それなら、0.8くらいが妥当でしょうか。
もっと不安なので、もっと下げたほうが良いでしょうか。
この部分は投資家判断ですね。
「心」「体」と相談してバランスの良いところに設定してください。
ただし、設定したのなら、設定しただけの「資産防衛」に対する金額を入れなければなりません。
ドル-スイスフランはおおよそ0.1変動するたびに、1単位毎に10万円の利益、もしくは損益が出ます。
0.9→0.875の場合、2.5万円の損益。
0.9→0.85の場合、5万円の損益。
0.9→0.8の場合、10万円の損益が出ます。
必要証拠金を前ブログから、42,159として、
スワップ22円/1日、単純に損益が出た分を補うとすると、
0.9→0.875の場合、必要資産 67,159で、スワップ年利 12.0%
0.9→0.85の場合、必要資産 92,159で、スワップ年利 8.7%
0.9→0.8の場合、必要資産 142,159で、スワップ年利 5.6%となります。
これに加えて、ロスカットを何%にするかという問題が発生し、
それによって更に安全ラインを引き下げるか、
もしくは「資産防衛」の為の資金を減らすことができます。
ロスカットについては、説明が長くなるので。
次回に続きます。