今回も心技体の「技」について続けて考えていきます。
FXは買建・売建、両方いけるので安心してボクシングができるという話をしました。
FXの利点はそれだけではありません。
もう一つの利点はスワップです。
スワップとは通貨の金利差で発生するプラス、もしくはマイナスの金額の事ですね。
ユーロ-円で見てみます。
売 12 買 -17 となっています。
これは1単位(後で説明します)を1日持っている毎に、
もらえる、もしくは支払わなければならない円の金額を表しています。
ユーロ-円で売建すると、1日1単位ごとに12円もらえ、
買建にすると1日1単位ごとに17円支払わなければならない事になります。
前回のユーロ-円相場と比べてみます。
※わかりやすくする為に月足ではなく日足でとっています。
これは売建の浜ですね。
売建で下がった所を買い戻し、利益を得るのが目標です。
これをキャピタルゲイン(売買差益)とすると、
スワップはインカムゲイン(継続利益)という事ができます。
ユーロ-円の売建なら1単位1日12円入ってくるわけです。
1日12円とかケチ臭い?
そんな事ないです。 1日12円、大きいですよ。
キャピタルゲインを得なくても、
それだけで優秀なインカムゲインの投資になります。
私が作ったエクセルを載せてみます。
左側が買建の表、右側が売建の表になります。
1単位を購入し、1年間寝かせてもらえる金額が年間スワップ。
必要証拠金に対して、何%稼げたかの比率が年間利回りになります。
ユーロ-円、売建だと、必要証拠金50,791に対して、年間スワップは4,380。
年間利回りは表面上8.6%になります。
まだ、けち臭い? キャピタルゲインを狙えるうえに、
年間利回り8.6%はかなり優秀な投資だと思いますが、
そう思われるのも仕方がないかもしれません。
何しろ、2021年2月時点で世界各国は新型コロナウィルスに対する経済対応の為、
金利を引き下げている真っ最中です。
金利が引き下げられれば、このスワップも利益が目減りしてしまいます。
逆に言うと、歴史的な世界規模の金利引き下げでもこの利回りは確保できる。
とも言えますね。
参考までに、新型コロナウィルス直前の1年前、2020年2月のスワップも載せてみます。
ユーロ-円、売建だと、年間利回り5.0%・・・? あれ?今の方が8.6%だから良いのですね。
これは悪い例でした。 すみません。
昨年の例として、実は見て欲しいのは米ドル-円の買建、年間利回り46.8%。
米ドル-円は比較的安定した浜で、市場規模も大きめです。
もう、スワップだけでいいんじゃないかな?と思えてきますね。
※新型コロナウィルスの影響で、2020年2月時点では5.2%まで下がっていますが・・・。
表に一緒に載せている南アランド、トルコリラは
今年だろうが昨年だろうが凄まじい利回りをたたき出しています。
数値だけなら羨ましいですね。
ただ、前述したように市場規模がドルやユーロに比べて小さいです。
波が激しく、スプレッドが大きく、始めからマイナススタートの事等からお勧めはしません。
更にこの手の数値を利用した詐欺も横行しているのでご注意下さい。(銀行や証券会社でも)
米ドル-スイスフランは年間利回りについては、米ドル-円よりも良いうえに、
チャートの波は更に穏やかなので載せています。 時期としては買建の良浜ですし。
はい、ここまででスワップの魅力的な数字を載せてきましたが、
これはあくまでも表面利回りだと考えてください。
必要経費を引く前の利回りです。
「心」と「体」を無視した「技」一辺倒の数値と言っても良いです。
「心技体」を整えるためには、ここから工夫が必要です。
また、この私の載せた表のスワップを出すためにも、多少の工夫が必要です。
次の表が関わってくるのですが・・・。
次回に続きます。








































