先日、SmartNewsでこんな記事が配信されました。
気になったので、紹介されていた書籍をAmazonでチェックしてみました。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
Amazon.co.jp
「まえがき」はこんな感じ。
【本書「まえがき」より】
まずは、有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた―。
この寓話の教訓は、人生には、働くべきときと遊ぶべきときがある、というものだ。
もっともな話だ。
だが、ここで疑問は生じないだろうか?
アリはいつ遊ぶことができるのだろう?
それが、この本のテーマだ。
私たちは、キリギリスの末路を知っている。そう、飢え死にだ。
しかし、アリはどうなったのか?
短い人生を奴隷のように働いて過ごし、そのまま死んでいくのだろうか?
いつ、楽しいときを過ごすのか?
もちろん、誰もが生きるために働かなければならない。だが、ただ生きる以上のことをしたいとも望んでいる。「本当の人生」を生きたいのだ。
この本のテーマはそれだ。
ただ生きるだけではなく、十分に生きる。経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える。
もちろん、誰もがそのような人生を望んでいる。だが現実には、全員がその望みを叶えられるわけではない。
私は長いあいだ、この問題について真剣に考え続けてきた。友人や同僚とも何度も議論を重ねた。
この本で読者にお届けするのは、その成果だ。あらゆる問題を解決する答えなど存在しない。だが、私はあなたの人生を確実に豊かにする方法だけは知っている。
目次はこうなっています。
ルール1:「今しかできないこと」に投資する
あなたは喜びを先送りしすぎている
今しかできないことに、惜しみなく金を使え
ひたすら貯めて、どうなる?
若い頃にはした金を貯めるな
金やモノのために、あなたが失っているもの
「節約人間」への警告
無駄に金を貯めこんでいる、そこのあなたへ
さよなら、蓄えるだけの人生
ルール2:一刻も早く経験に金を使う
借金してでも絶対にすべきこと
人生一番大切な仕事は「思い出づくり」
経験をポイント化してみよう
「思い出の配当」はバカにできない
経験を増やすと、雪だるま式に幸せになれる
「老後の備え」より大切なこと
ルール3:ゼロで死ぬ
スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ
「金を稼ぎたい中毒」の末路
2年半タダ働きした女性の話
「ゼロで死ぬ」は効率の極み
でも、仕事が好きだから問題
老後のための貯蓄は、ほとんど使わずに終わる
祖母にあげた1万ドルのゆくえ
エイリアンの襲来に備えて貯金するバカはいない
ルール4:人生最後の日を意識する
寿命を予測したことはあるか?
「長寿リスク」への正しい備え方
貯蓄より長寿年金をすすめる理由
「富」の最大化から「人生」の最大化へ
人生が変わる「死」のカウントダウンアプリ
ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える
死んでから与えるのは、遅すぎる
死後にもらうと、うれしさ半減、価値は激減
いつ、誰に、いくら与えるかを今すぐ考えよう
金の価値を最大化できる年齢は「26~35歳」
親と過ごす時間が子に与える驚くべき効果
子どもとの経験か?仕事か?
なぜ彼女は、コツコツ貯めた820万ドルを寄付したのか?
死後の寄付は非効率すぎる
チャリティは待ってくれない
ルール6:年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
支出と貯蓄のバランスを最適化せよ
「収入の〇割を貯金する」をやめる
健康は金よりも重い
あなたの体は、間違いなく、衰えていく
金の価値は加齢とともに低下する
今、金を使うべきか迷ったら
「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める
健康の改善は、人生を大改善する
若い頃に健康に投資した人ほど得をする
中年期には金で時間を買いなさい
ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
いつまでも子ども用プールで遊べると思うな
死ぬ前に後悔することトップ2
「いずれ失われること」に目を向ける効用
「タイムバケット」で後悔しない人生をつくる
ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
人生最大で最高のパーティー
資産を”減らす”タイミングを決めよう
老後に必要な金を確認する「魔法の計算式」
資産のピークは「金額」ではなく「時期」で決める
資産を減らすポイントは45~60歳
再び、でも仕事が好きだから問題
あなたが考えているより、老後に金はかからない
さあ、老後を待たずに金を使い始めよう
ルール9:大胆にリスクを取る
リスクを取らないリスク
夢に挑戦すべきか迷ったら
住む場所を変える不安を乗り越える方法
リスクを恐れるあなたへ
目次を読んだだけで内容を読んだ気分になってしまいましたが…。
ところどころ納得感が大きい部分もあります。
でも…。
死ぬ前にZERO以下になりたくない、という考えの方が多いような気がします。
ZEROになったらどうしようかしら?
Zero(合唱) 加藤いづみ
テグジュペリ 加藤いづみ
Amazon.co.jp
私の座右の銘は「行き当たりばったり」ですから…。
なんとかなるかもしれません。
もう一つの座右の銘は「世の中美味しい儲け話なんか無い」なので…。
欲の皮を突っ張らずに生きて行こうと思います。
今夜も週末ルーチンです。
とりあえず、なるべくリーズナブルに「今」を楽しみたいと思います。