ピエモンテ州のトンナートソース、南仏のピストゥースープ | bon repas 日記

bon repas 日記

料理好き、ワイン好きが高じて「料理研究家」の道へすすんだ私。



そんな私の日々の「bon repas(ボン・ルパ)=おいしくて楽しい食事」を綴ります。

2023年1月の料理教室
一皿目は「メカジキのグリルとトンナートソースのサラダ仕立て」

イタリア ピエモンテ州の郷土料理「ヴィッテロ・トンナート」(仔牛肉の料理)をヒントに、
ご馳走サラダにしてみました。トンナートソースは、「ツナ、アンチョビ、ケイパー」を
入れるツナマヨソースのようなイメージ。
今回のレシピは少しライトで日持ちもするようにしたので、野菜やバゲットのディップなどと
して、色々お楽しみいただけるといいなぁと思います。
 
メインは「鶏モモ肉のポワレ ピストゥースープ仕立て」
年10回開催している市民講座で、久しぶりにピストゥースープのレシピをご紹介
して、改めて美味しさを実感。野菜だけの旨味でも、凝縮すると優しく旨い!んです。(笑)
こちらは、南仏の料理です。15年程前に、カンヌで食べた思い出の味。
…で、今回はレシピをアレンジして、鶏モモ肉をプラス。スープと一緒に火入れするので
鶏肉がふわっと柔らかくなります。…体も温まる一皿です。
 
デザートは「トルタ・ディ・ノッチョーレ」
ピエモンテ州の郷土菓子、ヘーゼルナッツたっぷりのケーキ。
少しカカオもプラスして、ナッツの香りをひきたてるレシピになりました。
 
今月はワインも、ピエモンテ州から選びました。

Langhe Rosato 2021年/Roberto Sarotto

◆生産者 ロベルト・サロット◆葡萄品種 ネッビオーロ100% 

ベリーの香りがチャーミングで、ワイン単体でも楽しめる上、料理とも幅広く
合わせやすいワインです。
テーブルは、春を待ちわびるイメージで。花は。青文字とフリージア。
今月は雪が降ったり、極寒の日もありましたが、確実に春は近づいていますね。
2月はより春を感じる料理にしたいなぁと思っています。