Sauvignon BlancとPinot Noir NZ.フランス.イタリア | bon repas 日記

bon repas 日記

料理好き、ワイン好きが高じて「料理研究家」の道へすすんだ私。



そんな私の日々の「bon repas(ボン・ルパ)=おいしくて楽しい食事」を綴ります。

3月初めは、リクエストをいただき平日にワインのクラスを開催しました。
テーマはニュージーランドとフランスのソーヴィニヨン・ブラン&ピノ・ノワール。
赤ワインは外観や香りからピノ・ノワールと間違われやすいネッビオーロの中から
特にチャーミングな果実味を持つと言われるRoero(産地名)のワインをチョイス。
 
今回のワインリスト

1.SAINT BRIS MOURY 2019年/Domaine GOISOT

  ◆産地:フランス ブルゴーニュ オーセール サンブリAOC ◆品種:SB100%

2.Sauvignon Blanc 2019年/Dog Point Vineyard          

   ◆産地:ニュージーランド・マールボロ ◆品種:SB100% 

3.Cotes de Beaune Rouge 2017Maison Joseph Drouhin        

  ◆産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌAOC ◆品種:PN100%

4.Stratum Pinot Noir 2020 Sherwood Estate 

  ◆産地:ニュージーランド・カンタベリー・ワイパラ・ヴァレー  ◆品種:PN100%   

5.Roero 2017/MALVIRA    

  ◆産地:イタリア・ピエモンテ ロエロDOCG 品種:ネッビオーロ100% 

6.La Selvatica Asti Spumante 2021 Caudrina  

  ◆産地:イタリア・ピエモンテ アスティDOCG 品種:モスカート100% 

 
今回は初めてご参加の方もいらっしゃったので、白、赤に分けて簡単に
産地の説明やワインの特徴を説明した上で、それぞれブランドテイスティング…
という流れにしました。ゲーム感覚で楽しんでいただければいいなぁと。
 
①②を比べると、①は香りは穏やかな柑橘系で豊かな酸とミネラル感を感じる味わい
②はレモンピール様な香り華やかで味わいも香りのままにジューシー、フルーティー。
③④⑤は、香りのトーンが③④で赤いベリー系の香りが第一アロマにあるのに
対して、⑤は果実の凝縮感に紅茶葉の香りもあって複雑…というところで、皆さん迷われたご様子。
味わいは、③はなめし皮の香りが戻り、果実の凝縮感を感じる一方で高い収斂性。
④は酸もタンニンも果実味も豊かでジューシー、フルーティーで日照量の豊かさを感じる。
⑤は味わいが柔らかくてエレガント。果実の凝縮感を感じ、余韻が長い。
白ワインは②が、赤ワインは③の人気が高かったですね。
ま、難しいことは抜きに、ワインは美味しく楽しめることが一番大切です。(笑)
 
 
料理は
・真鯛と春野菜と八朔のサラダ バターの香り  ・あおさ海苔とホタルイカのリゾット
・豚肩ロースのナヴァラン ・苺のベイクドチーズケーキ
サラダ、写真は鯛も八朔も隠れていますが、スライスしたコールラビを添えました。
リゾットは赤ワインとも楽しめるように、ホタルイカをたっぷりのせて。
春の料理、ナヴァラン(私のレシピは豚肩ロース肉を使用)と、デザートはアスティと楽しんで
いただきたくて、少し柔らかめのチーズケーキにしました。
今回、思いがけず賑やかにご参加いただいたので、追加でもう一本。ネッビオーロの復習を
兼ねて、バローロを。…ご参加の皆様、ありがとうございました!
 
ワインのクラス、リクエストをいただきプライベートレッスンもしています。
今回は「イタリアのシャルドネ」を
3種類、産地や樽の使用に着目しながらテイスティングしていただきました。
ワインの勉強が主なので、食事はなしで、チーズを少しお出ししています。
 
プライベートレッスン、日時も、内容もリクエストに応じてアレンジ可能です。
お気軽にお問合せください。