涼しい朝の野鳥観察 カイツブリ・ゴイサギ・ツバメ・ヒヨドリ | 高井戸の住人のブログ

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本は歴史ものとSF、ミステリーときどき文学。
No more whale & dolphin hunting!
Save Palestine!

昨日は午前中涼しかったのでまた一週間ぶりに井の頭公園に行って来ました。


◼️カイツブリの分布

井の頭池のカイツブリのヒナたちは全員無事でした。

今年は昨年と違ってまあまあ順調に子育てが進んでいます。


カイツブリのヒナたち9匹のおよその日齢

・弁財天3兄弟:孵化38日ほど。

・池尻2兄弟:孵化27日ほど。

・北部浮島3兄弟:孵化23日ほど。

・狛江橋ひとりっ子:孵化23日ほど(?)

今のところ、カイツブリの各ペアともに、“見えない縄張り”の中で行き来していますが、北部浮島のカイツブリは御茶ノ水池からボート乗り場の方にも出て行っています。


ボート乗り場前広場。


◼️ゴイサギ

昨日はカイツブリの巣に興味がありそうなお客さんが居ました。

ゴイサギです。


ゴイサギの若鳥。御茶ノ水池・西部、水辺の小径沿い。


ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)。弁天池の境界。

どちらも抱卵中のカイツブリの巣から10メートル以上離れていましたがマークしている感じがしました。


御茶ノ水池の巣。卵3個ほど。



弁天池の巣。卵4個ほど。


天敵になりうる大きな生き物の存在を認めていても、向かって来ない限り巣でじっと卵を抱いて守っていて、敵が向かって来ると夫婦揃って猛然と立ち向かうのですごいですね。
一気にアドレナリンが増えるのかな。
何年か前の話ですが、カイツブリ夫婦がヘビを追い払おうとし始めたら、その騒ぎを聞きつけて普段境界を争う隣のカイツブリとか、なぜかバンまで加勢にやって来たのを観たことがあります。

◼️カイツブリの一夜城

それからボート乗り場前の水域でまた浮巣を造るカイツブリ・ペアがいました。

以前もたぶんこの水域で浮巣を作ってダメになってしまったペアと思います。

月曜日にボートが休みだったのでそれで忘れてまた営巣し始めたと思います。

早く良い営巣場所を見つけられますように。


◼️ツバメ

武蔵野公会堂のツバメは6月4日からツバメが戻って来て巣に座っていましたが、その後見かけなくなりましたが巣が壊されてしまっていたのでカラスにでも襲われて逃げてしまったままのようです。


壊された巣の一部が巣受けからはみ出している。

6月4日に上空をツバメの成鳥と幼鳥が井の頭公園上空を飛び回っていたので、たぶん一番子(春生まれのヒナたち)をどこか別の場所で育て上げて、その後ここに戻って来たんじゃないかと思います。

たぶん場所を変えて二番子の子育てをがんばると信じています。


富士見ヶ丘のツバメ。

一番子6羽を育て上げて二番子の産卵に入ったようです!

目が潤んでいる感じ。


◼️ヒヨドリ

珍しく歩道で何か始めたので観てみました。

コガネムシ?を食べるヒヨドリ。

やっぱりひと飲みでした。