高井戸の住人のブログ

高井戸の住人のブログ

読書、植物・野鳥観察、犬、ドラマ、音楽、旅行などの記録です。
本は歴史ものとSF、ミステリーときどき文学。
No more whale & dolphin hunting!
Save Palestine!

きょうは、去年11月に亡くなった叔父と叔母の安城のマンションにあった写真や旅の記録帳をまた見直していました。

二人は子供はいませんでしたが叔父は車好きだったので、連休のたびに叔母と二人で仲良く旅行をしていました。


今年一月にマンション売却前にマンションで取っておくもの、廃棄する物の分類をやっていたのですが、その時はイトーヨーカドーがまだあったので歩いて行ってスーパーでお持ち帰り自由のダンボール箱をいくつかもらって、そこに仕分けしてどんどん入れる作業をひとりでやっていました。

ほかの家電、衣服、着物、家具、骨董品、食器などなどは全部、売買を仲介してくれる不動産会社に頼みました。


小物の仕分け作業をしていたら偶然、叔父と叔母の『旅の記録帳』が出て来て来ました。

叔父と叔母は目的地のほかに行程、距離、ガソリン代、宿泊費代などもきちんとメモしてあり、元気だった頃の叔父と叔母がどこにどう行ったのか分かって、家に帰って来て嬉しく読ませてもらいました。


《旅の記録帳》にあった旅行先の例

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1973(S48)年末年始 東京・うちの実家

1974(S49)12/30〜1/04 九州・別府・日向

1975(S50)12/31〜1/03 岡山・四国・高松・琴平・道後

1977(S52)1/01〜1/02倉敷・徳山・広島

1978(S53)1/04〜1/05神戸・京都

1982(S57)5/29石川県金沢

1985(S60)12/30〜1/02四国

1986(S61)8/12〜8/15長野

1986(S61)10/10〜10/12富士五湖・久能山

1986(S61)12/31〜1/04和歌山

………

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


旅の記録帳といっしょに大きく伸ばした二人の写真も出て来ました。

二人がたぶん40代くらいで一番幸せそうな顔をしている写真でした。

見つかって良かったと思いました。

それも東京に送る荷物に入れて持って帰って来ました。

今は自分の部屋に飾ってあるのですが、きょうはやっぱり二人がこの写真をいつどこで撮影したのか気になって来て、ひさしぶりにダンボール箱を開けて、記録帳や他の写真を見直していました。


神戸か、長野などのリゾート地にもこんなお洒落な建物がありそうです。

洋風の建物の前ですが、叔母の後ろに半分隠れたプレートを見ると、

『****BAR

****OZAKA

**USE』

と読めたので、検索したりAIに入力して調べました。

お店のネームプレートは『WINE BAR』か『DINING BAR』、『USE』は『HOUSE』と見当を付けて検索しました。

が、ヒットしません。


AIの分析からこの洋風の入り口は『三角屋根(ペディメント)、それを支える立派な2本の白いトスカナ式円柱、2階の窓にある白い鎧戸(よろいど)』ということがわかりました。


次に叔父の髪の毛の色が黒だったので、ほかの日付入りの叔父の写真と見比べておそらく1980年代初頭以前に撮影されたものと判断しました。


そのうちに後ろに咲いている花はハナミズキと判断しました。

叔父と叔母は連休を利用して旅行に行っていたので、そうすると5月のゴールデンウィークかと判断しました。


1982年5月の石川県・金沢旅行は私が金沢に住んでいたので叔父と叔母が来てくれたので、金沢ではないかな。

それで『旅の記録帳』に書いていないときの5月に神戸か長野に行ったのではないかと考えて、ひとまず神戸の著名な坂を調べたら『北野坂』(KITANOZAKA)という地名があることがわかりました。


それで『DINING BAR KITANOZAKA HOUSE』で検索したら、この写真の入り口とそっくりなお店の写真が一枚出て来ました。

『ファミリア北野坂ハウス』❗️

最初に『BAR』と思ったのは『FAMILIAR』だったようです。


そしてX Twitterに次のような投稿(2024/5/11)もありました。

『北野ガーデンが取り壊されました。以前は、ファミリア北野坂ハウス。靴を脱いで家におじゃまするような喫茶店でした。』

なるほど、叔父と叔母の後ろにいる女性がお店のなかのほうを向かずに立ち止まって足元を見ているような感じだったのはそういうことだったのかとわかりました。


『ファミリア北野坂ハウス』は、一歩中に入ると絨毯が敷き詰められ、貴重なアンティーク・オルゴールの音色が響く、とても優雅でアットホームな空間だったそうですが、2023年3月に惜しまれながら閉店となったそうです。


『旅の記録帳』に一行追加しました。

1981(S56)5月吉日 神戸・ファミリア北野坂ハウス


お店が開店したことを知って、フットワークの良い叔父と叔母はいち早く愛知県から観に行ったに違いないと思います。


お盆に叔父と叔母の足取りがひとつ分かってなんだかホッとしました。


旅の記録帳