趣味とは言えぬが、カフェ好きの私は、美術館に行くと、必ず美術館付属のカフェ、或いは
カフェ・コーナーに寄って、コーヒーを飲みながら、見てきた絵や彫刻を反芻する。
巣鴨の町に住んで20年近く経つ。
カフェ好きは、近所の「町カフェ」へ、しょっちゅうコーヒーを飲みに行く。
私の行く巣鴨の町カフェは、数えてみると、12軒あるから、我ながら相当なカフェ好きだ。と思う。
(モチロン、12軒以外にも、巣鴨には、私が、まだ入ったことのないカフェがある)
あいうえお順に、12軒を並べる。(但し、巣鴨地蔵通り商店街のカフェを除く)
オリエントカフェ(東洋文庫ミュージアム裏の静かなカフェ。シーボルト庭園を眺めつつ、静かに飲む)
カフェ・ド・ミュー(若い夫婦二人で営む住宅街の中の静かなカフェ)
キャピタルコーヒー(①ニュークロップ②煎りたて③挽きたて、のコーヒー豆で淹れる焙煎会社の本社カフェ)
・・・(注)偶然にも、あいうえお順の最初の3店が、よく利用するカフェである。
コメダ珈琲(名古屋発だみゃあも!)
サンマルクカフェ(ご存知チョコクロをどーぞ!)
タリーズコーヒー(巣鴨駅ビル「アトレヴィ」内。なぜか、ランチやおやつを食べてる客が多い、のだ!)
たけのは(静かな中年マスターが一人で営む小さな喫茶店。母親直伝の手作りコロッケカレーが美味い)
Defitrance(巣鴨駅ビル「アトレヴィ」内。巣鴨駅改札口を行き交う乗客を見下ろしつつ、コーヒーを飲む)
伯爵(巣鴨駅近くの、待ち合わせに便利な、昭和レトロのカフェ)
福島屋(文久元年創業。ケーキ・和菓子・喫茶・軽食・手土産、何でも有りい)
ベックス(巣鴨駅東ロータリーのテラス席で、行き交う人々を眺めつつ、コーヒーを飲む)
星乃珈琲(巣鴨駅西ロータリー向かいのビル2階。ゆったりソファで寛げるが、いつも混んでいる)
ルノアール(巣鴨値段としては、やや高め設定なのに、なぜか、いつも混んでいる不思議!)
サテ、今日は、どこのカフェに行こうかな?
それとも、ワイフが、
「あなたの淹れるコーヒーは、『私の美味しいコーヒーbest3』に入っているわ」
と、珍しくも褒めてくれるから、
キャピタルコーヒーで買ってきたニュークロップ(新豆)を挽き、ペーパードリップで落とし、
わが茅屋「西六奇庵」(シャーロッキアン)中の、
わが書斎「森亜亭」(シャーロック・ホームズ物に出てくる「モリアーティ教授」のもじりですゥ)で、
たまたま、娘が持ってきた・上野広小路「うさぎや」の「どら焼き」と「桜餅」を食べながら、
コーヒーを飲もうか。
私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。