みなさまへ
この三月に、『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫/中川 越』という本を、 マガジンハウスから出しました。
- 夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫/中川 越
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
この本の内容にちなんだ漱石の手紙の一部を、このブログでご紹介させていただきます。
2014-4-10 著者 中川 越 (なかがわ えつ)
●●●
漱石の手紙-17 招待の手紙
夕飯に教え子夫婦を招待する
粗末な台所のあり合せのもので、夕飯をさしあげたく存じます〔現代語訳〕
寒(かん)厨(ちゅう)あり合(あわ)せのものにて夕飯(ゆうはん)差上度候(さしあげたくそうろう)〔原文〕(安倍能成宛・大正二年二月二十六日付)
解説 ご馳走を用意しますなどといえば恐縮して来にくくなるとき、あり合せのものでというといって、気楽に来られるよううながすのが効果的だ。だからといって、本当にあり合せのものを出はせば失礼になるし、相手もちょっと失望する。
漱石の手紙-18 紹介の手紙
仕事を紹介するときの前置き
君が生活に困るかと、君に頼まれもしないのに、少し心配していた〔現代語訳〕
(森田草平宛・明治四十年一月十八日付)
●●●
にほんブログ村 お薦め!(その他生活ブログ)手紙・はがきランキング参加用リンク
『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』のPVがこちらからご覧になれます。
●お知らせ●
2014-3-31の東京新聞
と中日新聞
に、『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』が紹介されました。それぞれの新聞名をクリックすると、記事がご覧になれます。