ドイツの食べ物ここに集まれ~! -28ページ目

ソーセージ製造発祥の地

ソーセージといえばドイツ、と大体日本人は思いますね。ソーセージ

でもなんでそうなったんでしょうか?

月曜日のドイツパン研究会総会で、それがわかりました。


そもそものきっかけは第一次世界大戦です。

私もよく知りませんでしたが、中国の青島はドイツ租借地というのに

なっていたそうです。そこへ日本軍が猛烈に攻め入って青島を陥落させ、

そこにしたドイツ兵約5,000人が捕虜として日本に連れてこられました。

習志野にも収容所が作られ、後に他の収容所からも捕虜が習志野に移されて

きたため、多い時で1,000人ものドイツ人捕虜がいたそうです。


ドイツ兵たちは、演奏会を行う野外ステージ、クラインガルテンなどを

作り、本格的なクラシック音楽を演奏するオーケストラ、劇団、サッカー、

テニス等スポーツにもいそしんで体育祭も行い、ビールまで醸造して

飲んでいたそうです。指揮者サッカーテニス


彼らは周囲の日本人との交流も盛んに行い、肉やさんにハムやマヨネーズ

の製法を伝授したり、戦前山梨のワイナリーでぶどう作りをしていた

ドイツ人も戦後捕虜として習志野に来ていました。他にもコンデンスミルク

の技術指導をしたり銀座のカフェで洋菓子作りの指導をしていた人も

いました。ケーキロースハム・ホールマヨネーズ



そんな中、大正7年に上等水兵カール・ヤーンさんや5名のソーセージ職人

が千葉県に当時新設された農商務省畜産試験場の要請でソーセージ作りを

伝え、これが日本全国の食肉加工業者に伝わり、国産ソーセージが作られる

ようになったそうです。


その後戦争は終結し、ドイツ兵は母国へ帰っていきましたが、日本に残った

人もいました。そういう方々の中に、明治屋にソーセージ作りの指導を

したヨーゼフ・ヴァンホーテンという人や、銀座でレストラン「ケテル」

を開いたヘルムート・ケテルさん、松尾芭蕉の俳句をドイツに紹介した

ヨハネス・ユーバーシャールさん、などなどがおり、活躍しました。


日本で最初に作られたソーセージ、再現したら面白いのに、と思い、習志野

市役所の方に尋ねてみたところ、レシピが残っているため、一度再現したこと

があったのだそうです。食べてみると、かなり淡泊な味だったとか。

多分、当時の日本では、ドイツで使っていたような香辛料などが揃わなかった

のじゃないかなあと思います。


捕虜といいつつも、日本でそれなりに充実した生活をしていたんだなあと

思うとちょっとほっとします。

戦争がきっかけというのはちょっと残念ですが、日本にこれだけいろいろ

とドイツの技術が紹介されていたんですねえ。

日独友好150周年の今年、ちょっとそういう歴史を振り返ってみるのも

悪くないですね

ドイツパン研究会

今日は、鳥越製粉さん主宰のドイツパン研究会の総会がありました。

私もドイツパンクラブなどでご協力させていただいているので行って

参りました。
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いろいろな方の挨拶や活動計画などの発表があった後、鳥越製粉のパン

マイスター今橋さんのパン講習がありました。
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ライ麦粉を使ったパン2種。

パンを焼いている間は、日本でのドイツソーセージ発祥の地とされている

習志野市から、市の観光係の方のお話を聞き、私もいくつかご案内をさせて

いただきました。


それは。

ドイツパン研究会では日本における「ドイツパンの日」を10月3日に決め、

登録したのですが、

その日に「ドイツパンイベント」をやろう!という提案です。

詳細はまたご案内します!


その後、ドイツパンの店タンネの佐藤さんや、ハム・ソーセージマイスター

の方のお話があり。

最後にパンが焼き上がりました!
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これで講習会は終わり。懇親会が始まりました。

今日はドイツ大使館からファスベンダー参事官も来て下さいました。
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真ん中はドイツパン研究会会長中村桂子さん、右は鳥越製粉社長様。

上の焼き立てパンに、タンネの佐藤さんが作ってくださったいろ~んな

種類のバター、ドイツのチーズ、スモークハムなどを合わせていただきました。
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その他ダルマイヤーコーヒー、ドイツビール、ワインなどもあり、賑やかに

懇親会が進みました。

するとなんと今日会場に、先日ドイツパンクラブでおいしいパンを送って

くださった、「政次郎のパン」さんの大島政次郎さんがいらっしゃいました。
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向かって右の方です。(左は「政次郎のパン」さんを担当している鳥越製粉の

光安さん)

「パン屋さんに見えない~」というのが私の第一印象。

ミュージシャンとかみたいなんですけど(笑)

気さくでのほほんとした方でした。


他にもいろいろな方とご挨拶、お話ができ、あ~もっといろんなことしたい!!

と思った一日でした。


レンズ豆


ドイツではレンズ豆も結構食べます。ドイツ語でLinsen(=レンズ)

冬はスープがおススメ。

暑い季節はサラダはどうでしょう?

おいしそうなレシピ見つけました~
$ドイツの食べ物ここに集まれ~!-linsensalat

Linsensalat mit Äpfeln und Ziegenkäseリンゴチーズやぎ座
(リンゴとヤギのチーズ入りレンズ豆のサラダ)

作り方:

レンズ豆は月桂樹、丁子、クミン、皮つきニンニクを入れた野菜ブイヨンで茹で

ておきます。

たかの爪を縦に切り、種を取りだします。

リンゴは種を取り除き、小さいサイコロに切り、すぐレモン汁を絞ります。

堅めのネクタリン、ピクルス用キュウリ、たかの爪も小さいサイコロに切ります。

ネギは縦半分に切り、小口切りにします。材料は全てレンズ豆より小さく切ります。

オリーブオイルをフライパンに熱し、野菜とフルーツ類を30秒くらいさっと炒め

ます。蜂蜜とレモン半分の汁を加え、茹でたレンズ豆に混ぜ合わせます。

20分後にまた味を調え、レンズ豆に味をしみ込ませます。

あまり冷たくない方がおいしいそうです。ヤギのチーズとリンゴを添えて

いただきます。

パンが進みそうですね。