初回より良くなりました…「マウンテンドクター」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回は思った方向性と違って、先が危ぶまれましたが今回見てこれなら見ていけるかなと思いました。



気になるところはまだまだありますが…。




フジテレビ   月曜22時

「マウンテンドクター」第2話


主演…杉野遥亮

脚本…高橋悠也

演出…国本雅広



前回、MMTという山岳医療チームが院長(檀れい)の肝いりでスタートしましたが、




今回、蓋をあけたらチームのメンバーは渋々といった感じで、宮本(杉野遥亮)以外は山に登るのを嫌がるようなありさまでした。




な~んだという感じで、だったらチームなんて組まなくてもと拍子抜けしました。

結局宮本は幼なじみで麻酔医の村松(岡崎紗絵)を連れて山小屋へ。




シャワーもないような場所で登山者に何かあったら対応ということになります。




麻酔医は病院に何人もいないでしょうからこちらに来ていて大丈夫なのか?と変な心配をしてしまいました。




山小屋のオーナー鮎川役の石丸謙二郎が良いですね。淡々としていて懐深い人物に見えます。




…で、今回は聖地巡礼で登りたいという息子(横山歩)とつきあわされた母親(西原亜希)のエピソードでした。





登山靴をちゃんとレンタルせずに登ったために母親は崖から滑落し、息子も腕を負傷します。




通りかかった登山者からの連絡があり、早速宮本や、村松、山小屋のスタッフがかけつけます。




山岳医はレスキューのように救助もできないといけないようで、宮本は手慣れた感じで崖下におり、母親を崖上に運び上げました。




山小屋まで戻ると母親は低体温症を発症し、その場で手術をしないといけない状況になります。




手術に必要なものは看護師で山小屋オーナーの孫娘の鮎川(宮澤エマ)が運んできました。




息子は先に病院に輸送されますが、病院では江森(大森南朋)が異変を察知、息子も高地肺水腫を発症していて危険な状態でした。




宮本はそれに気づかなかったんです。

後で江森は厳しめに言ってましたが、ちょっと咳をしているくらいでなかなか気づかないですよね。




経験値がいかにあるかが、山岳医の場合大事なようです。




国際山岳医の資格は取れても、やはり経験を積まないと診断などは難しいのでしょう。




そんな江森がラストでは遭難事故で生き残った少年に口止めをしていました。

また大森南朋は悪いヤツでは?とミスリードで怪しまれるんですかね?




話は戻りますが、反抗期でとかく母親につらくあたっていた息子でしたが、実は登山の目的は聖地巡礼などではなく、亡き父親と登山して見たかったという頂上の眺めを母親に見せてあげたかったからという話で、それはちょっと感動的でした。




息子役の横山歩は「花子とアン」で吉高由里子の息子役、「マネーゲーム」で木村文乃の息子役を演じた名子役で、大きくなったな~、相変わらずしっかりした演技をするなと感心しました。

今後が楽しみです。




次回は変に気をもたせた江森の怪しげなふるまいが、な~んだそうだったのかと明かされるんでしょうか。




もう、この手の引っ張りはやめてほしいですね。

第2話の評価は…7