盛り上がりに欠けるまま終了…「366日」第10話、最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、11話も放送する必要はあったんでしょうか?

最終回に向けて特に盛り上がるわけでもなく、大方の予想通りに明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦)は元通りの恋人に戻りハッピーエンドでした。



フジテレビ  月曜21時

「366日」第10話、最終回


主演…広瀬アリス

脚本…清水友佳子

演出…谷村政樹(10)、片山雄一(終)




恋愛ドラマでよくあるパターンは最終回近くになると、主人公のペアが引き裂かれて恋敵的ないわゆる当て馬キャラが一旦はうまくいきかけて、




結局はふられて、やっぱりあなたでないと…みたいに主人公ペアがまたヨリが戻ってめでたしめでたしみたいな展開があります。





このドラマはまさにそのパターンで、明日香は和樹(綱啓永)と、遥斗は看護師の紗衣(夏子)と付き合うことになるのか?と気をもたせながらも、




それぞれそちらは好きと言われても断り、記憶がすべて戻った遥斗は気後れもなくなりまた明日香と恋人として向き合うことになったのでした。




最終回に向けて盛り上がりがイマイチ欠けたのは和樹も紗衣も恋敵としては強敵な感じはなくて、いかにも身を引いてくれそうな雰囲気が漂っていたからで、まあそうなるわな…って展開になってしまったからです。




なので、本来なら紆余曲折を経て、初回のような恋人同士に戻れたことに感動してよいはずなのに、そこはさほどではなかったんです。





むしろ最終回で感動したのは智也(坂東龍汰)と莉子(長濱ねる)のユニークなプロポーズから挙式の流れで、




披露宴ラストの智也のスピーチにはグッと来るものがありました。

このドラマで私めが肩入れし、一番応援していたのは智也だったのでね。

幸せになってくれて心から良かったです。




このドラマは途中から明日香より遥斗の方が主人公のようになりましたね。

眞栄田郷敦が更に演技の幅が広がり、遥斗を魅力的に演じていたので尚更でした。

今後が更に楽しみになりました。

兄の新田真剣佑をある意味、超えたかもしれません。




10話、最終回共に評価は…6