そもそもの役割がまだよく分からず…「ジャンヌの裁き」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは検察審査会というものがあること自体、よく知らなかったので、それを題材にしたこのドラマは、いろいろ知ることができそうと楽しみではありました。




テレビ東京  金曜20時

「ジャンヌの裁き」第1話


主演…玉木宏

脚本…泉澤陽子

演出…西浦正記



裁判員のように無作為で選ばれたいろんな職業の人々が検察審査会のメンバーとして選ばれるんですね。




検察が不起訴にした案件で申し立てがあったものを、不起訴は妥当か審査し直すというのが、検察審査会の役割のようですが、




警察や検察がしっかり調べて不起訴にしたんですから、それを捜査の素人である一般人が集められて検討しても、なかなか覆せそうにはありませんが、




どうもこのドラマでは、それを覆してしまうみたいです。




なかなかやるなとは思いつつも、それぐらいのこと何で分からなかったかな?と思えてしまう部分もあり、エピソードがいかにうまく描かれるか、脚本家の腕が試されますね。




三谷幸喜の「12人の優しい日本人」のように、やる気がないメンバーが次第に真面目に考え始めるという流れでしたが、キャラのバラつきがいささか濃すぎる気もしました。




主人公もそうですが、それぞれの職業ならではの意見が推理に活かされたら面白くなりそうですが、ただキャラが強いというだけのようでした。




田中直樹がいかにもワルいヤツっぽい特捜部長を演じてますが、あえて不起訴にしたまずい案件を暴くという話になっていったら更に面白くなりそうです。




今回の評価は…7