今回あたりから二人を取り巻く周りの男たちに、面白みが出てきたので、もうしばらく視聴しても良いかなと思ってしまいました。
日本テレビ 水曜22時
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第3話
主演…菅野美穂
脚本…北川悦吏子
演出…内田秀実
度々書いていて恐縮ですが、私めはオジさんなので、このドラマで共感しやすいのは同じオジさんである碧の幼馴染みのゴンちゃん(沢村一樹)とその父の俊一郎(中村雅俊)ってことにどうしてもなってしまいます。
麻布十番のような都心の商店街で鯛焼き屋を切り盛りする親子なんですが、ゴンちゃんの幼馴染みとしての碧への接し方が、昔から知ってるからこそで良いんですよね。
菅野美穂のクセ強めの演技をサラリと受け止める沢村一樹の飄々とした感じが良いんです。
こういう役が上手いですね、この人は。
主役に寄り添う役で真価を発揮します。
今回のお見合い写真をわざわざ碧に見せに来たり、解体されてしまう小学校に二人で忍び込んで、そこで碧が見合いするのやめたらと言ったら、あっさりごめんなさい!と返したり…
碧を無神経に揺さぶる感じが愉快です。
ゴンちゃんを見返してやろうと碧は躍起になり、自分の原作の映画化の主役(赤楚えいじかかきき)
更に、マッチングアプリとかやっていて、まだまだ色気のある総一郎は、漱石(川上洋平)をストーカーしている沙織(福原遥)に優しくしてハグすることになるなど、
それがいやらしく見えないところが中村雅俊の人徳というか、懐の深さで、こちらも飄々としていてナイスキャラになってきました。
もう1人、面白くなってきたのは、前回隠れオタクと分かった光(岡田健史)
今回は更に、医者の家に産まれたのか、実家には戻ってきてもらいたくないらしく、母から漫画なんか書いてるなと否定される背景が分かりました。
ただのチャラチャラしたオタクではないと分かり、ちょっと共感はわきました。
整体師の渉(東啓介)の付け鼻毛は、なぜそれをデートで付けたかは、さほど興味はありません。
今回の評価は…