みんなで頑張る話は嫌いじゃない…「グランメゾン東京」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めはひねくれたところがあるのは確かですが、意外と根は単純な人間でして、




みんなで頑張る…みたいな話は好きなんです、無条件で。
なので、この枠の前作「ノーサイド・ゲーム」も単純に感動してしまうし、このドラマもついつい応援したい気分が高まりつつあります。





TBS  日曜21時
「グランメゾン東京」第3話

主演…木村拓哉
脚本…黒岩勉
演出…山室大輔




今回は開店時のフルコースのメインディッシュの開発がてら、ジビエ料理のコンテストに出るという話。




尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)、それに開店までのメニュー開発だけという約束で相沢(及川光博)も協力し、鹿肉を使った極上の1品をめざし試行錯誤を始めます。




しかし、同じコンテストに「gaku」の丹後(尾上菊之助)も参加することに。オーナーの江藤(手塚とおる)は自分の店を勝たせるためフレッシュな鹿肉の流通を押さえ、他店は入手できなくさせてしまいます。




そこで、尾花らは獣を生け捕りして料理する名人、峰岸(石丸幹二)を訪ね、その料理を食べさせてもらいます。




そのクセのない美味に感動した尾花は肉を分けていただけないか頼みますが拒まれます。




京野(沢村一樹)が平古(玉森裕太)に頼んで調達した鹿肉で、三人がアイデアを出し合いメニュー開発をしていきます。




倫子を陰で勇気づける京野も含め、4人が4人なりに力を発揮し、作っていくさまは軽快なテンポでどんなメニューになるかワクワクさせるものがありました。





尾花のひらめきで、峰岸から鹿の生き血を貰い、それを使った野性味のあるコンソメ仕立て。





ところがコンテスト当日、尾花は会場に現れず、峰岸のもとに向かい、開発したメニューを食べてもらいます。





そのため、コンテストは倫子が作って勝負。評価は高かったのですが、優勝は丹後の「gaku」チーム。




江藤は審査委員長も裏で買収していたのです。
鹿肉の独占の件も知り、堂々と戦えないことを悔しがる丹後。
江藤のえげつない憎々しさが際立ちました。





一方、獣の命をいただく精神を理解して尾花らが作ったメニューに感銘を受けた峰岸は、尾花らのレストランに肉を始め山の食材を提供すると約束してくれます。





尾花にとって大切なのはこちらだった…というオチ。なるほどでした。





このドラマは、木村拓哉ばかりが悪目立ちせず、周りの沢村一樹や鈴木京香、及川光博らが出るところは出て、抑えるところは抑えて、その押し引きのバランスが良く、チームワークが築けているのが何よりです。





次は平古が仲間になる番ですかね。





今回の評価は…