恐るべし!元名子役吉川愛…「緊急取調室」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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かつて「ハガネの女」で生意気な生徒の真理衣、「メイちゃんの執事」で天才少女みるくを演じた名子役、吉田里琴を覚えておられるでしょうか?




「リーガルハイ」のゲストでも、天才子役の役で出演し、強烈な印象を残しました。




その子が一旦は芸能界を離れ、学業に専念していたところ、バイト先で吉田里琴とは知らずに天海祐希も所属する研音のスタッフにスカウトされたんだそうです。




…で、芸名も吉川愛と改めて2年前に復帰したというわけです。




子役の頃から目力があり、子役らしからぬ迫力の演技をする子でしたが、それは更にパワーアップ。末恐ろしい女優です。




将来の研音はこの子と杉咲花が背負っていくかもしれません。





テレビ朝日  木曜21時
「緊急取調室」第9話

主演…天海祐希
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太



その吉川愛が今回演じるのは、第1話の冒頭にも登場し、3人を殺した容疑をかけられながら自供せず、その後起訴され収監されている女子大生の未亜。




医大で殺人事件が起き容疑者として逮捕された医学生、藤井(坂東龍汰)が模倣犯と思いきや、





未亜と藤井には過去に接点があり、二人を優先して救うために妻を亡くした染谷(吉田鋼太郎)という男が浮かび上がります。




二人が起こしたらしき殺人事件と染谷はどうからんでいるのか?話の続きは最終回に…って流れでした。




ゲストの吉田、吉川を含め、演技巧者による演技バトルが随所に見られて、このドラマらしい見ごたえがありました。




吉川愛も凄かったけど、今回私めがしびれたのは、小石川(小日向文世)が刑事部長(大倉孝二)に、未亜の再取調べを掛け合いに行くシーン。





エキセントリックな動的な演技もできる小日向文世と大倉孝二が腹芸と腹芸の静かで抑えたバトル。





小石川がキントリのメンバー一人一人について語るところなんかは、小日向節とも言える上手さで聞き入ってしまいましたね。




小石川を信じて待つ菱本(でんでん)も菱本に認められ喜ぶ玉垣(塚地武雅)も良かったですしね。




さてさて、最終回はどうなりますか?
楽しみです。
今回の評価は…