日大アメフト部の反則行為とその後の対応をめぐって、
今えらい騒ぎになっています。
もし自分が当事者だったら、あるいは選手の親だったらどうしたか?
ちょっと想像しただけではらわたが煮えくり返る思いになります。
宮川選手も怪我を負わされた選手も、ずいぶん辛く痛い思いをしたでしょうね。
でも精一杯正直に、できることをした人には
これからは周囲の支援と明るい未来が待っていると信じています。
それにしても、監督やコーチの命令には絶対服従って…(--)
この仕組みそのものが元凶じゃないでしょうか。
だいたい、「絶対」なんてことはありえないんです。
神さまじゃあるまいし、年長者だろうが経験豊かであろうが、
知らないことはまだまだあるだろうし間違いもあるはず。
それに抗することがまったくできないというのは、
これはもう一大学の部活だけの話ではなく、
小さいものは家庭から、大きいものは教育機関や企業、政府機関、そして国家に至るまで
日本の体質というか構造の問題ではないでしょうか?
人間に生まれてきたからには、
大なり小なり、多少なりとも組織に属することになるでしょう。
小さいときは幼稚園や保育園に始まり、次に学校、
そして卒業したら社会に出て、企業や自治体などの組織で働くか、
あるいは独立して自営するにしても、社会という巨大な組織の中にいることに変わりはありません。
日本の社会はとくに、年功序列というか、
年長者が強くてその人の言うことには絶対従うという風潮が強いです。
まず学校からしてそうです。
他の国の学校をそれほど知っているわけではありませんが、
先生の授業を黙ってひたすら受けるという姿勢は、
かつて私がカナダの学校を訪問した時に見られた
質問や意見が活発に出る授業とは大きな隔たりを感じます。
日本では、わからないことがあってもその時点で質問したりしにくいんですよね。
授業の流れを止めることになりそうで…
先生の言うことは黙ってきく。
この姿勢が、部活では顧問の指導に絶対服従とか、
会社では不正だろうが上司の支持には絶対服従に繋がっているのではと考えます。
もっともっと一人ひとりの生徒が、教わっていることに疑問を感じて
その場で意見や質問をできるような環境が必要だと思います。
とはいえ、今すぐ教育のシステムを変えることは殆ど不可能です。
そこで、私たちが今すぐにでもできることを考えてみました。
まずは家庭で子どもにこんなふうに言い聞かせるのはどうでしょう?
「大人の言うことがいつでも絶対に正しいわけではない。
それはお父さんお母さんも先生もだよ。
おかしいな?と思ったときは、理由がよくわからなくても自分が正しいこともある。
面と向かって大人に反対とか反論するのはかなり勇気が要るし難しいから
(反対意見には理由を述べる必要があるから)
そういう時はまず、はいと言う前に質問してみよう。
よくわかりません、それはなぜ?どういうこと?と」
これはあらゆる場面で使えると思います。
子どもだけでなく大人もね^^
実際、私もつい最近、会社で外部から不正を伴う要求をされたときに
質問攻めで撃退しましたから(笑)
反対すると、角が立つし相手の立場も潰すかもですからね。
そして、その場で相手にどうしても質問できなかったら、
後で周囲の大人や友人に尋ねてみたり、本を読んでみたり、
今ならネットで検索してみるのもありですよね。
なんでもわかったような顔でハイハイ言うこと聞くなんて、ロボットか奴隷です。
いじめ、セクハラ、パワハラ、行き過ぎた指導…
そういったしくみを上層部から変えることは至難の業なので、
自分たちの身を守るために
とりあえずはわからないこと、納得できないことに「ちょっと待った」ができる
質問力を鍛えて戦いに備えましょう!?