湊 真里先生と電話で話をした時のことです…
湊先生「生徒さんから、身体調整体操って、いいですね!…と言われるんだけど、自分がちょっと調子悪い時にやってみたら、本当にいいのよ。自分で作ったのにね」と笑っておられました。体の機能的なことを全て考慮して体操を作った…という自覚があるにもかかわらず、"本当にいいのよ"としみじみおっしゃって、私も一緒に笑ってしまいました(^.^)
体に不具合を感じていない時と、不具合を感じている時とでは、当然、効果の感じ方が違ってきます。具合が悪い時に味わえるプラスの効果は、ほんの少しのことであっても嬉しい…ありがたい!と思えるんですよね。
ただ、この「ほんの少し」という感覚も、当人じゃない、痛みや不具合を持っていない人からの表現で、本人の中では大きな大きな問題なんです。皆さんに分かりやすくと思っての表現とご本人の感覚の表現のズレを、くれぐれもいい加減にしてしまわないよう…自分にしっかりと言い聞かせてないと!
昨日パーソナルレッスンを受けていただいた90歳代の生徒さん…床に座った姿勢から(椅子の座面に手をついて)、これまでレッスンの中で、一番スムーズ、綺麗な動きで立ち上がることが出来て、思わずこぼれた笑み♪ 高齢者の方にとって、床から立ち上がることが簡単ではない場合が多いです。こちらの生徒さん…妹さんのレッスンも続いて行ったのですが、私がレッスンを終えてお宅を出るまで、終始とびっきりの笑顔で対応してくださいました。本当に嬉しかったのでしょう!
今は、気にすることなく立ったり座ったりしている私ですが、10年程前に背中腰が爆発しまして…とにかく背中を丸めたり捻ったりしようとすると、冷や汗が出るほどの痛みを経験しまして。車の運転、右左折でハンドルを切るときには息を止めて痛みを堪えてました。この記事を書きながら、当時の様子を思い出してしまいました( ; ; )…フェルデンクライスメソッドのおかげで痛みは解消しましたが、普通に動けるようになったら、いつの間にか当時の辛さを忘れていました、この職業人としてはダメですね、忘れてはいけないことです。あ〜今日は反省が多い…(ー ー;) 以上でした。