今日、紹介する絵本は「ペツエッティーノ」(レオ=レオニ作 好学社))。

レオ=レオニの絵本は、スイミーやフレデリックといったものをご存知かもしれません。

そう、彼の絵本は、小動物を主人公としたものが多いですが、

この絵本はペツエッティーノというオレンジ色の小さな四角が主人公。

 

ペツエッティーノは自分は他のみんなに比べて小さくて、

とるにたりない存在だと思ってます。

そして、きっとすばらしい誰かの部分品なんだろうって思ったんでしょうね、

その誰かを探しに旅にでます。

道中で、すばらしいもの、たとえば、

強かったり、賢かったり、すごい能力があったりするものと出会うんです。そして、

その部分品であれば、自分に自信が持てるって思って、質問するんですよ。

ところが、出会うものたちはどれも、足りない部分品はないといいます。

 

なんだか、自分は誰にも必要とされていないって感じてしまいませんか。

ペツエッティーノもそうだったんでしょう。うちひしがれた末に、転んでしまい、こなごなになっちゃいました。

 

そこで、気づくのです。

自分は、決して誰かの部分品ではないのではないことを。

そして、自分というのはたくさんの部分品からできている完成品であることを。

 

私たちも、自分が何なのかわからなくなることがあります。

それだけでなく、自分が不完全で、ちいちゃくて、頼りない存在だと感じてしまうことがあります。

そう思えてくると、自分以外の周りがどんどん完璧で、大きく、強くみえてきて、そんな誰かのそばにいて、その人の一部でいるふりをしたくなります。

だけど、そうすると、ますます自分がみえなくなってしまわないですか。

 

自分は誰かの一部として存在するのではなく、

自分は自分として完全なんだってこと、思い出してください。

完全というのは、ダメなところがないということではありません。

いろいろなニーズのあるところも含めて、自分なのです。

どんな経験も自分を作るのに不必要なものはないのです。

 

成長とともに、自分を作っている部分品は増えていきます。

もしも、障害と診断されたとしても、それはあなたのすべてではなく、

あなたという自分を作る一部分です。あってはいけない部分ではなく、あなたがあなたという自分であるために、あっていい部分です。

自分のいろいろな部分を増やしていくことが人生なんです。

 

自分探しの旅に出ませんか? BONDSのカウンセラーたちが同行できますよ。