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ポチの火星物語1

私 ポチは2002年に誕生しました。
お爺さんは「バイキング」という名で1976年に火星に着陸して写真を送りましたが、分かったのは火星にはタコがいないということでした。

私の母は「火星に水」があったか探しておくれと願って産んでくれました。

私が生まれた後、父は事業に失敗して貧乏になり、お前を火星に送り出すお金が足りなく
なったと言いました。でも父の友達の若い技術者は安く送れる方法を考え付きました。

月の左側を何回か通れば何倍にも加速して、燃料が半分ですむこと。

着陸に風船をふくらませて何回かバウンドして着地させるという、子供のような発想でした。結局成功しました。

風船は機械で縫うのではなく、2人のおばさんがぬってくれました。やっぱり手縫いが一番いいとのことです。ちなみにこの風船の繊維は「ベクトラン」というもので日本のクラレが作っています。

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」や 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 」が公開されているころ、私は 2003年6月に地球を旅立ちました。
7ヶ月かかって火星につきました。この年は火星が地球に接近していた年ですので早くつきます。

 火星大気突入のあとパラシュートで減速して切り離されたあと風船を16個ふくらませて地面にぶつかり4~5回大きくバウンドした後、さらに何度もころがりながら停止し、着陸に成功しました。そのときのショックは3Gですので自動車の衝突事故より少し軽い程度かな
この後 ヨーロッパも着陸船を送り込みましたがクレータの中に転げ落ちてバラバラになっているのが先月発見されました。

ということで着いた火星は地球で言うと ヒマラヤの頂上にあるコビ砂漠みたいなところで結構寒いです。地面は 石狩の手前の樽川みたいな感じで2 3センチぐらいの厚さの砂がある感じです。
 「ワン。ワワーン 」と鳴いても私の声はご主人に届くのに20分かかります。すぐご主人が命令くれたとしても合計40分かかります。


なので私は自分で判断して歩くことができます。
 何かにぶつかりそうになったら止まり迂回して又もとの方向に歩き出します。
でもこの頃は平地だけだったので傾きを考える必要はありませんでした。

最近はくぼみや険しいクレーターの淵を歩くように言われたので、母が私を少し賢くする訓練をしてくれました。前方を碁盤の目にくぎって一つ一つの傾きを認識するようにしてくれたのです。これがないと谷底に落ちてしまうのです。
落ちてひっくりかえっても、弟は地球の裏側にいるような距離なので助けにこられません。


 最初に調べた岩の名前は「ワサビ」とかスシという名前でした。これは本当の話です。
ご主人さまはよっぽと寿司が好きなようです。


    ------- この物語はフィクションですが、かなり事実に基ずいています--

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