こんにちは!

アラフィフ×会社員×障害児(小2)育児中の

なお です。

染色体異常による障害を持つ男の子を育てています。

 

 

 

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ありがとうございますラブラブ

 

 

 

 

先日観ていたテレビ番組で、

 

水木しげるさんが、

自身の作品「ゲゲゲの鬼太郎」の中で、

どのキャラクターが一番好きだったか?

 

について取り上げていました。

 

 

 

 

皆さんはどのキャラクターだと思いますか?

 

 



 

正解は

 




 

 

ねずみ男」です。

 

 

 



ねずみ男は、ずる賢くて、欲深くて、

鬼太郎の仲間のようでいて、

ときには裏切って敵に寝返る

信用のできない存在。

 

 

 

しかし、作者の水木しげるさんは、

鬼太郎のことを

「むしろ正義のヒーローなんておかしい」と

あまりよくは思っていなかったそうです。

 

 

 

水木さんは、ねずみ男を

「人間の象徴」として描いていました。

 

 

 

人間は強欲だ。

 

 

戦時中、過酷な状況の中、

したたかでないと生き抜くことはできなかった。

 

 

したたかで、ずるくて、お金が大好きな

ねずみ男に似た日本人はたくさんいるはず。

 

 

 

水木さんは、このような思いを

ねずみ男に込めていました。

 

 

 

戦時中、生きるか、死ぬかの瀬戸際で表れる

人間の本質を見てきた水木さんが描くねずみ男は、

 

 

ずるさや欲深さを持ちながらも、

どこか憎めないのは、

誰しも自分と重なる部分が

あるからなのでしょうか。

 

 

 


そして、もうひとつのねずみ男の側面として、

人間と妖怪の間に生まれた半妖怪ゆえの

悩みや苦しみを持つ姿も描かれています。

 

 

 

人間でもない、妖怪でもないと

両方から虐げられても、

持ち前の強さで乗り越えていく。

 


 

 

ねずみ男は、

 

 

白でも黒でもない、

グレーの状態を受け入れる

 

 

そんな象徴でもあるのです。

 


 

 

子供の頃、何気なく見ていたけれど、

なんて奥深いのだろうと驚きました。

 

 

 

確かに、絵の雰囲気や話の流れからして、

当時見ていた他のアニメとは

雰囲気がまったく違いましたが、

こんなにも深いメッセージを含んでいたとは!

 

 

 

 

洗い物をしながら見ていた番組でしたが、

手を止めて見入ってしまうほど、

ねずみ男に込められたメッセージに

引き込まれていました。

 





息子のタオルは鬼太郎&目玉オヤジ



 


 

社会人になってからの私は、

 

 

「したたかな人」が苦手でした。

 

 

私の思う「したたかな人」というのは、

 

戦略的で、人に取り入って、

自分が望むものを手に入れていく人。

 

 

会社で上司や他部署の人をうまく取り込んで

希望のポジションを得ているような人。

 

 

 

媚を売っている感じがするし、

自分の得になることのためならば、

平気で人のことも裏切りそうな気がして、

嫌でした。

 

 

 

したたかは、漢字にすると「強か」

 

粘り強くて、圧力をものともしないさま

強く、しっかりしているさま

 

 

という意味。

 

 


そこまで悪い意味は含まれていないのですが、

自分が抱いた言葉のイメージが

先行していたみたいです。

 

 

 

 

でも、ねずみ男の話を聞いて、

したたかさというのは、

生きていくための強さであり、

必要なことなのではないかと思えたのです。

 

 

 

 

 

私が毛嫌いしていた

「したたかな人」は、実は

 

 

欲しいものは欲しいと言える人

 

欲しいものを取りに行く行動力がある人

 

つまり、自分の欲に正直な人

 

 

 

私は自分の欲を素直になれなくて、

内心うらやましかったから、

毛嫌いしていただけなのかもしれません。

 

 

 

 

あれだけ嫌いだった

「したたかな人」を認めるきっかけをくれたのは、

幼い頃から知っているアニメのキャラクター

ねずみ男だったというお話でした。

 

 


不思議なものですね。

 

 

 

今は「ゲゲゲの鬼太郎」を

もう一度見てみたい気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

なお

 

 

 
 
 

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