こんにちは!
アラフィフ×会社員×障害児(小1)育児中のなお です。
染色体異常による障害を持つ6歳の男の子を育てています。
ブログを訪問してくださり、
ありがとうございます
先週から、息子のショウは朝から登校できず、
教室に到着するのは3時間目という日が
続きました。
1学期の登校しぶりと違うのは、
学校自体を嫌がってはいないということ。
朝から行くのは疲れるけど、
学校には行きたいようなのです。
1番の楽しみは給食らしい。
担任の先生からは次のように言われました。
「授業中、積極的に発言するし、
答えがわからない生徒のために
ヒントを出してあげるなど
友達を助けることもしている。
休み時間には、
友達や先生に読み聞かせをしたり、
自分から声をかけて遊ぶなど
関わりを持とうとしている。
とにかくいつも一生懸命で
授業でも休み時間でも全力投球で
相当気疲れしているはず。
本人の限界に達して
気持ちが切れてしまったのではないか」
それで思い出したのは、
大学病院のこころの診療部で
ショウと同じ障害を持つお子さんを
数多く診ている先生のお話。
周囲の期待に敏感で
期待に応えたいという思いが強く、
いつの間にか自分のキャパを
超えてしまう
これが障害の特性のひとつとして
挙げられていたのでした。
ショウはまさに今この状態なのではないかと
思ったのです。
対応としては
本人にはコントロールできないので
周りが負荷を減らしてあげること
担任の先生にも
このことは伝えてあったので
宿題を減らす
休み時間に1人になれる時間をつくる
といった対応を考えてくださっています。
家庭での対応としては、
朝、スムーズに家を出られなくても
ガミガミ言わないように心がけています。
心がけていないと、つい言ってしまうので…
図書館に寄って
好きな本を読んでから登校するのもOK。
本人の気持ちが落ち着けば、
すんなり登校してくれます。
図書館が開くのを待つショウ
もちろんイライラしないと言ったら
嘘になります。
登校時間が遅い=会社に遅刻なので
仕事もたまっています。
ついつい、キーっとなって
きつく言ってしまいたくもなります。
でも、こうなっているのは本人のせいではなくて
障害の特性からきているのだから
イライラして本人を責めても
何も解決しないのです。
「周囲の期待に応えようとして
がんばりすぎてしまう」
これって、
その子の性格だと思ってしまいがちですよね。
性格だから直すのはムリ
性格だから本人に言って聞かせるしかない
こんな風に諦めてしまうのも
厳しく言い聞かせるのも
親、子ども双方にとってつらいことです。
障害の特性とその子の性格を
混同してはいけない
こころの診療部の先生は
そうおっしゃっていました。
わが子の障害には
どんな特性があるのかを理解していれば、
適切な対応をとることができるのです。
あなたはお子さんの障害の特性を
理解しているでしょうか?
小学校就学に向けて
お子さんの好きなこと、得意なこと
苦手なこと、配慮が必要なことなどを
問われることがとても多くなります。
この機会に改めて
まとめてみてはいかがでしょうか。
来週末、開催するおはなし会では、
就学相談を受けるときや入学前にどんなことを
尋ねられるのかについてもお伝えしますよ。